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なんと万華鏡

南砺市には、いろんな花が咲き、がんばっている人がいて、面白いことが起きています。

正月の新聞

2015年01月01日



      粉雪の舞う元旦、2日。

      つれあいの話では、
      金沢のホテルも駅も、まちなかも、
      すごい人出だという。
      8階から見下ろす風景。
      わかるような気がする。

      ほとんどが、
      台湾や東南アジア系の
      観光客で、
      金沢の雪景色が人気。

      富山市や、高岡市では
      ありえない。
      まちが絵にならないのだ。

      井波、城端、五箇山なら
      みんな感激だろうが。

      同じ雪でも、
      北陸の経済活動はハンデイに。

      正月の新聞、どさっと。   

      当たり前になっているが、
      むかし、
      アメリカでは4人に1台の
      クルマ保有。
      正月の新聞は100ページ、
      なんて、話が
      信じられなかった。

      クルマは日本の今のほうが多いくらい。

      正月の新聞は
      広告特集で、各紙分厚い。

      広告の現場にいたころ、
      12月は多忙を極めた。
      テレビもふくめて、
      正月までの勝負。

      実際には、
      おつきあい広告的な性格も。

      北陸の冬は、
      イベントも限られるし、
      良くなったとはいえ、
      外出の足が鈍る。

      それだけに、
      1月後半〜2月のぶんも、
      12月のうちに稼ぐことになる。

      名刺広告も多いけれども、
      スポンサーにとっては、
      一年の計は元旦にあり、と
      トップの決意を
      公にする大切な機会でもある。

      たとえば、トヨタの
      水素自動車のプレゼンテーション。
      おしゃれで、意外で面白い。



      ところで、
      元旦の夜の楽しみは、
      NHK Eテレ
      ウイーンフィルの
      ニューイヤーコンサート。

      世界100か国へ配信のライブ。
      日本の司会者はいつも、
      中條アナウンサーだったが、
      いまは富山放送局の顔に。
      超ベテランアナの、
      富山への異動に
      最初はびっくりしたが、
      関係者に聞いたら、
      ご主人の仕事がらみもあるらしい。

      NHKさんの粋なはからい。

 

妖怪が大好きだった棟方志功さん

2015年01月02日

     ジバニャン

     妖怪ブームの再来ですね。
     ゲゲゲの鬼太郎以来。
     子どもはなぜか好き。

    「妖怪」というのは、
     怪しい、不思議な現象や物体。
            (東 雅夫) 
 

     あの棟方志功さんは、
     大のお化け好きでした。

     故郷青森の「イタコの口寄せ」や
     上田秋成「雨月物語」の影響と、
     目が極度に悪かったため、
     逆に、想像力が旺盛でした。
     秋成の「夢応の鯉魚」という
     怪異物語に魅かれて、
     鯉の絵に終生こだわっています。

     無名に近い東京時代、
     謡曲をもとにした、
     板画「善知鳥」が
     思ってもいない文部省主催の
     官展(のちの日展)特選に。
     本人が腰を抜かす。

     善知鳥 【うとう】

     ご存じのように、青森の猟師が
     善知鳥のヒナを獲る殺生の罪で、
     遠く越中富山の
     立山地獄に堕ちて、
     怪物となった母鳥に、
     責めさいなまれる物語。
     凄絶な妖怪と亡霊が登場する。
     立山曼荼羅に登場する幅もある。
     あんな地獄がテーマ。
     
     日本文学の古典「今昔物語集」から、
     世阿弥が脚色した、
     謡曲と能の最高傑作である。

     ところが志功さんは
     その恩義のある富山、立山地獄が
     どこなのかも知らなかった。
     そこで富山との縁が生まれたら、
     すぐに日本山岳連盟に入り、
     歩いて3度も立山へ登る。
     地獄谷で、亡者たちに
     鎮魂の念をささげている写真が
     残されている。

     さらに、福光疎開時代、
     例の名作板画

     瞞着川 【だましがわ】

     カッパが主役です。
     これも立派に日本産の妖怪。
     村人の話からヒントに。
     
     再版して着彩された、
     瞞着川板画の柵は、
     棟方さんの最後の代表作となる。

     高坂貫正師や大平山濤(書家)らに
     あおだかされて、
     富山湾の「しんきろう」を
     見たがって何度も挑戦するもかなわず。
     そんなに簡単にいくかいな。

     立山地獄、蜃気楼などの
     富山の異常現象に魅かれていたようだ。
     子どもの心を持ち続けた人。

     棟方さんの偉いのは、
     中国の聖獣や不動明王、、
     飛天(天女)、菩薩、など
     人間が作りあげた象徴を、
     芸術作品にまで
     昇華させたことだと思う。

     単に、妖怪好きに終わらず。

     ベネチュアやスイス、ブラジルで
     最高賞を受けたのも、
     志功さんの感性が、
     ひとしく世界に、
     認められたからであろう。

     たかが妖怪、されど…

     南砺の風土が、

     世界へ発信する
     源泉になったと思いたい。

     






 
     

利賀村の貢献

2015年01月03日

     テレビ欄を見て、
     ちょっと驚いた。

     あの見たかった、
     世界中に話題を呼んだ映画が
     はじめてEテレで。ありがたい。

    「世界の果ての通学路

     ケニア、ナイジェリア、
     トルコ、インドなどの
     子どもたちが、
     通学する姿をドキュメンタリーに。
     大人は、ほとんど登場しない。

     危険な野生動物をさけて、
     ひたすら兄弟で
     サバンナを走り続ける。
     片道2時間。

     ぼろぼろの車椅子で、
     2時間、3人が助け合い、通学。

     馬に乗って、4時間
     小学生の姉妹2人で駆ける。
     寄宿舎で学ぶ。

     それでも学校で学びたい。
     夢は勉強して、
     人の役にたちたい。
     家族を幸せにしたい。

     厳しい自然と、子どもたちの
     表情がすばらしく、明るい。
     1時間半があっという間。
     すばらしい映像。

     いまどきの
     日本の親たちに見せたかった。

     25年前、(平成元年1月)
     利賀村のみなさんと、
     ヒマラヤ山中のツクチェ村へ
     交流に出かけたとき、
     現地で見た小学校と同じだった。

     教室に黒板はなく、
     地面に文字を書いていた。
     周りは凍っているのに、
     裸足で駆けまわっていた。
     たった一人の先生は、
     給料遅配でぼやく。

     ショックを受けた利賀村のみなさん、
     工面して、教育費援助。

     同じように、
     首都カトマンズで成功した、
     タカリー族のみなさんも支援。

     15年後再訪。
     校舎は3階建てに。
     先生も11人になっていて、
     近在の村の子どもも
     受け入れるほどに。

     なんと、ハイスクールまで併設。
     小学校一年から
     英語を学ぶ。
     
     ツクチェの村長の、
     利賀村へのおかげで、このように、
     立派な学校が生まれたと、
     感謝の挨拶を聞いていて、
     涙が止まらなかった。     
 
      
     時は流れて、
     利賀の初午継承がニュースに。
     まさか、
     ツクチェの子どもを
     招くわけにもいかないし。

    

今のニッポンの不安

2015年01月03日
     迷いましたが、
     せっかく書いたので、2連打。
     ちょっとしつこいけど、
     スルーしてください。

     大義なき総選挙
     日本列島を、
     なんとなく不安という名の
     寒波が覆っている。

     クリスマス、
     お正月、例年になく盛り上がらない。
     それは、明快なビジョンが、
     なかなか見えないからか。

     聞こえてくるのは、
     中国パワーのゆくえ。
     日本の将来への憂鬱。
     アメリカだけが
     世界のエンジン。

     こんな時、選挙報道から始まって、
     年末年始に、驚異的な活躍の、
     この2人。
  
     大前研一 池上 彰

     大前研一は好きな一人。
     日本の行く末に本質的な指摘。
     やや上から目線だが、
     ズバリの提言できる人。
     経済評論家、コンサルだから。
     政治家の政策起案に
     影響力は大きいけれど、
     現実とのギャップも大きい。

     池上彰は、オールマイテー
     NHKで育ったから、テレビ向き。

     さらりと、安倍首相に
     息が止まるような質問ができる、
     稀有なジャーナリストに。
     説得力がある。
     
     いつ、聞いても、
     客観的な史実にもとづいて、
     きちんと考証しつつも、
     ぶれないのがいい。

     
     こういう多忙な評論家になると、
     身辺に強力なブレーンを持っている。
     あまり、表面に出られない
     事情のある、
     ゴーストライターのようなもの。
     そんなことを、
     著名な事情通に教えてもらった。
 
     オバマ大統領の
     短いスピーチも世界を動かす。
     これもプロの
     スピーチライターのおかげ。


 
 

サユリスト

2015年01月04日



     日本を代表する美女、
     CМギャラランキング。
     ゆるぎない王座。

     吉永小百合

     昨今のNHKさんには珍しく、
     堂々2時間の放送。
     広島の原爆を訴える、
     朗読活動のアーカイブ。
     真正面から、
     核の脅威と原発への疑問。

     もう化石に近い
     「サユリスト」
     実は、数十年来のファン。
     
     その品格や、出演映画、
     真摯な活動もあるけれど、

     大検(文部省大学入学検定試験)で
     早稲田へ入学。

     デビュー作が
    「キューポラのある街」で、
     まだ、高校生。
     大学受験には単位が足りない。

     実は、私も
     通信教育で高校を卒業するには、
     単位が足りず、大検を受けた。

     それだけで、
     吉永小百合を身近に感じて
     サユリストにあいなった。
     単純な理由。

     みんな、
     ひたすら上を向いて
     歩いていた。


クリエーターズ・パーク

2015年01月04日



      妖怪ウオッチ、
      福岡市のアニメスタジオ発。
      制作には東京より環境に恵まれる。
      全国的傾向。
      (4日、日経コラム・春秋)

      創造的なしごとは
      異業種のクリエーターが、
      集まって交流できる環境が、
      お互い、刺激しあっていい。
      みんな、そう思ってしまう。

      富山県でも、黒部市に
      国際的21世紀のバウハウスを
      作るデザインカレッジ計画があり、
      お手伝いしたが、
      ネット社会が今ほどでなく
      断念した。

      利賀村に芸術家村づくり構想も
      世界の事例を研究しただけで、
      結局ストップ。

      富山市五福に、
      県の技術交流センターができ、
      サロン化をめざしたが、
      環境が中途半端でいまいち。

      高岡市の新しい工業団地に、
      県のデザインセンターを誘致し、
      中核としているけれど、
      もうひとつ冴えない。

      かっこいいイメージだが、
      現実はきびしい。
      、
      南砺の場合は、
      一周遅れの
      完全な田舎という環境ゆえに、
      また、ネット社会の進展から、
      可能性は高い。

      クリエーテイブな仕事は、
      都会型産業と見られてきたが、
      まちは誘惑が多すぎる。
      むしろ、
      歴史や文化が根づいていて、
      生活者の顔がみえる環境がいい。
     
      さらに、風景や自然とのふれあい。
      クリエーターの
      発想の原点でもある。

      県内のあちこちの構想が、
      その理念の高さに比較して、
      いまいちなのも、
      創作者:クリエーターの
      心情を汲み上げなかったため。

      いつも言っているけれど、

      棟方志功だから、
      田舎で大成したわけではない。
      南砺は、
      そんな可能性を持っている。

      リーダー次第もある。 
      
      
      

      
      

羊を抱いて寝る

2015年01月05日



     ながいこと、


    羊を抱いて生きてきた

     まさか。

     ことし、ひつじ年。
     大人しくしていろとの、
     神の啓示か。

     新聞のコラムで、
     いまごろ気がついた。

     親は、私がうまれたとき、
     どうでもいい二男だし、
     たつ年ということで、
     名前に「達」を入れた。

     その一字のなかに羊がおった。
    「幸い」ではなく、
    「羊」と、横画が3本。  

     ふつう、辰年うまれは、
     龍、竜、辰を選ばれることが多い。
     名刺交換で、ちらっと
     たつ、を見つけて、
     お互い、にやり。
     同い年か、ひとまわり違いか。
     話のきっかけになって助かる。

     美、善、祥 も漢字の起源では、

     おなじ慶字。めでたいこと。

     古代中国やモンゴルなどの遊牧民、
     羊は神に捧げるもの。

     まるまると太った、
     大きい羊は「美」であり、
     大陸らしい。

     親から授かった、貴重な名前。
     それまでは、
     「郵便配達夫」なんて、
     ひがんでいたが、
     考え直そう。

     今夜も
     羊を抱いて寝よう。
     いいこと、ありますように。


南砺市が一位に

2015年01月06日



      住んでみたい田舎。
      南砺市が全国1位!

      6日付け北日本新聞に、
      市長記者会見の囲み記事。

      売店で、
     「田舎暮らしの本(宝島社刊)
      目にとまって、求める。

      第3回ベストランキング
     「古きよき日本の田舎」部門でトップ。
      総合でも、堂々の7位。
      つまり、
      一周遅れのおかげで、
      気が付いたら、
      日本の原風景の先頭となっていた。

      クリエーターズ・パークの
      コラムでも書いたが。
      現代では、創造性を刺激する、
      立派な田舎ということか。

      世界遺産に
      合掌集落を申請するとき、
      中心になった白川村から、
      五箇山も一緒にと働きかけがあり、
      それで登録になった
      いきさつがある。

      つまり五箇山の「生活文化」も
      加えてアピールしないと、
      世界文化遺産にならない。

      
      相倉合掌集落の場合も、
      国道から外れていて、
      住民は外見を気にせず、

      マイペースの暮らしを
    満喫していた。


      瓦への葺き替えが遅れて、
      それが結果、幸いした。

      これも、
      一周遅れのおかげか。

      人生も
      似たようなもの。
      回り道が、
      結果として近道に。

      細い道、ほそみちも、
      どこかへ通じるだろうな。









 
      
       

ノルウエィの森

2015年01月07日



      意外なアングル。

      金沢の森
 

      リハビリに加えて、
      新たな先進治療はじまる。
      高台から
      雪化粧の金沢市街の森を
      見下ろしながら、
      ひたすら耐える日々。

      むかしから、
      ベストセラー嫌い。
      文学にもうとい。
      まして1000万部、
      ノーベル賞候補までいったら、
      ますます拒否反応。

      生来のへそ曲がり、食わず嫌い。
      入院をまえに、
      ふと、
      書店で目に入った講談社文庫本。
      上下巻の2冊。@514¥

      ノルウエィの森      
       


      村上春樹の代表作。

      しかし、これまで
      ストーリー性のドラマや
      小説は苦手。
      またこれまでは、
      精神を集中できるような、
      環境でなく、
      そのまま肌着などと一緒に
      手つかずにほったらかし。

      ようやく気分として、
      落ち着いてきて、
      ふと、思いだして読み始める。
      
      大学生の主人公が、
      いろんな恋をする。
      まどろっこしい話。
      なんで、
      ベストセラーになった?

      富山の有峰を舞台にした、
      戦前のベストセラー、
     「天の夕顔」とも似る。
      人妻との純愛?。 

      ノルウエイの森は、 
      なんのことはない、
      文学作品には違いないが、
      あけすけな性体験が
      散りばめられている。
      真摯に悩んだ青春時代の話。

      なんだか、
      ヘルマン・ヘッセ(独)の
     「車輪の下」を
      下敷きにした感じ。
      
      ヘッセはノーベル文学賞をうける。
      南ドイツ、シュッツトガルトの
      隣の世界最古の大学都市、
      チュービンゲン生まれ。
      そこでアルバイトをしていたとう、
      小さな書店があって、
      記念に撮影した。
      風格のあるすばらしい街だった。

      20歳前後のころの、
      人生を模索するとしごろ。
      人に言えないような、
      秘密の世界。
      誰でもが抱いている。

      それを文学にまでしたのは、
      やはり才能だ。      


      世界共通のテーマか。



      

       

城端線に快速を

2015年01月08日
  

      今ごろになって、
      北陸新幹線の
      金沢以遠を前倒しにとのニュース。

      ったく。政治に翻弄。


      長いこと、
      城端線を利用してきた。
      ヘビーユーザーとしてひとこと。

 
      沿線の高校生たちの足。
      地元の交通弱者。
      少ないがビジネスマンと観光客。
      新幹線でどう変わるか。  

      JR西日本の
      七尾線へは、力が入る。
      和倉温泉の存在が大きい。

      新幹線の新高岡に間に合うように、
      城端線に砺波始発の予定。

      ぜひ、城端始発にとの要望が、
      出された。もっともである。

      
      もしもの話。
    始発と最終を快速にしては


      むかし、
      快速が城端線を走っていた。

      始発と最終の
      利用者は限られる。
      高校生は乗らない。
      観光客は乗らない。
      ビジネスマンが主だろう。

      城端線の主要駅の乗降客の
      データで予想がつく。
      各駅停車とは
      所要時間がずいぶん違うはず。
      新幹線メリットも大きい。

      南砺市の場所によっては、
      金沢のほうが好都合。
      定期バスのいい運用に工夫も。
      でも、自家用車はつらい。

      城端線に、展望が楽しめる、
      中古車両が導入されれば、
      新たな魅力が生まれるが。

      いづれにしても、
    地元が
    盛り上がれば可能かも。 


    

日本の連続爆破テロ事件

2015年01月09日
     下書きのままにしていました。
     失礼、ざんねん。


     あの「自由」が国是の
     フランスはパリで
     よもやの、
     衝撃的な銃乱射連続テロ事件。


     思い出すのは、
     40年前の
     三菱重工爆破事件。
     連続企業爆破事件のはじまり。
     アジア侵攻に関与したとされる、
     財閥系や、ゼネコンが狙われた。

     無差別のテロの
     オウム事件を除けば、

     日本では、この40年間、
     爆破テロは起きていないことになる。
     ありがたいこと。

     実は、ちょっとのことで、
     この爆破事件に遭遇するところだった。

     1974年8月30日、
     東京駅から歩いて、
     丸の内のビル街を通り、
     銀座へ向かった。
     打ち合わせのため、銀座の
     新聞社東京支社へ。

     終わって、地下一階の喫茶店で、
     支社長とコーヒーを飲む。

     途中で、電話があり、
     支社長が中座。

    「近くで大きな事件が
     起きたらしい。
     悪いけど、ちょっと失礼」

     さすが新聞社。

     それが、
     三菱重工爆破事件だった。
     8人の死者、
     385人を超すけが人。
     丸の内ビル街の窓ガラスは
     向こう三軒両隣、
     吹っ飛んでしまう。
     
     犯行は東アジア反日武装戦線「狼」
     よど号事件のように、
     過激派集団の起こしたテロ。

     
     間一髪のところで、
     巻き込まれるのを逃れた。
     ほんとうの話。


     
     能天気に平和があたりまえの日常。
     しかし、日本の政治が
     右傾化の道を歩いている昨今、
     パリのような事件が
     起きないという保証はない。

     最近の国際摩擦は、
    「表現の自由」を圧殺するケースが
     増えている。

     言いたいことが言えず、
     自己規制の重い雰囲気は、
     グローバル化がすすむ。




 




  


 

佐賀県知事選挙

2015年01月10日

     佐賀県知事選挙、
     全国が注目。11日が投票日。

     自民党が分裂した。
     よくあることだが、激戦。


     佐賀の「橋下徹」と呼ばれる

     武雄市長、樋渡
         (ひわたし)啓祐氏 と

     元総務官僚の山口祥義氏が激突。
     
     安倍首相は、樋渡氏がお気に入り。
     管官房長官が応援に。
     得意のネット作戦も。

     山口氏は全農がバックアップ。

     富山県と最下位争いをしている、
     印象の薄い佐賀県が、
     にわかに脚光をあびる。

     滋賀県、沖縄県と、
     知事選連敗の安倍政権にとって、
     ここで落とせない。

     武雄市長の、
     樋渡さんとは、一昨年、
     棟方志功展でご一緒した。

     たっぱのある偉丈夫。
     回転が速く、これじゃあ
     周辺が大変。
     ただ、週刊誌で、
     橋下と同列の扱いは気に食わない。
     ちゃんと哲学を持っている人。

     福光美術館で、棟方志功を見て
    「貸してくれ」
     
     話題を呼んだ図書館に併設の
     歴史博物館で開催することになる。

     とにかく、ユニークな発想と、
     決断力、行動力。
     部下がついていけない。

     あちらを立て、こちらに筋を通し、
     現場の温度差を埋めるのに、
     一苦労した。

     なぜ、図書館で、棟方展なのか。

     棟方さんが南砺に疎開中、
     もっとも親身になって支えた人。
     石崎俊彦・福光図書館司書を
     物語の柱にして、構成した。

     結果、
     九州の地方で珍しい棟方展は、
     予想の数倍、一万五千人が
     入場した。
     苦労した甲斐がある。
     南砺市のイメージに寄与か。

     長崎新幹線計画には、
     この武雄温泉が目玉になっている。
     風景、町の規模、歴史。
     焼き物のふるさと、
     有田などを、主催者に
     案内していただく。
     お土産に、ご飯茶わんを求めた。

     なんとなく南砺市に似ている。





「21世紀の資本」論

2015年01月11日


     新年に入って、
     この本と著者が世界を徘徊している。

     「21世紀の資本」論

     著者は、フランスの経済学者
     トマ・ピケティ

     昨年、アメリカで50万部、
     世界で100万部。
     日本でも最近発売するも、
     印刷、製本が間に合わない騒ぎ。

     700ページ、5940円の
     お堅い経済書である。
     ちょっと手が出ないなあ。

     現代のマルクスと称され、
     本来は「資本論」なのに、
     最初の原題に、論がなかったから、
     この題名に。

     何が話題なのか。

     現代の資本主義の本質は?
     世界のデータをもとに論じていて、
     説得力があるようだ。

     テーマは、     

     「格差という不平等

     朝日新聞の元旦号の
     インタビューの見出しから。

     失われた平等を求めて

     競争がすべて?バカバカしい。

     平等と資本主義、矛盾しない。

     国境超え、税制の公正を。

   
     つまり、民間資産への
     累進課税を。
     それも世界規模で、というもの。

     昨今の格差社会、
     アメリカをトップとして、    
     日本も、そして韓国、中国まで。
     富める者がますます、富む。

     日本でも、相続税の下限が変わる。
     それでも、
     日本は、社長と社員の年収の差が
     平均10倍くらい。、
     アメリカでは400倍という。

     日本は、社会主義国なのではないか、
     なんて声もある。

     かって、70%の
     日本人が中流と思っていた時代がある。
     いまは、違うが。

     東大病院の、中川恵一教授
     (がんの権威)が、

     日本のGDPが24位なのに、
     日本人男性の
     平均寿命が昨年80歳を超えた。
     日本が
     これだけ長生きになったのは、
     格差のない社会を作り上げたことが
     大きな理由だという。     、
  
     めでたいこと。

     その根源は、
     日本の健康保険制度にあるという。

     すべての高度医療などに
     公平で、格差がないこと。
     これは、
     誇るべきことなのだという。

     恩恵を受けている身には、
     実感できる。






      
     

星陵の初優勝

2015年01月13日

      世にも珍しい?
      生来のスポーツ音痴。

      もともと、丸いボールが飛ぶ
      スポーツが苦手で、
      小学生の時のドッジボール、
      大人になってゴルフ。

      そのかわり、
      絵ばかり描いてきた。

      野球も、サッカーもバレーも
      いまだにルールや用語が
      わからない。

      なんとはなしに、テレビ。

      女子駅伝は
      堂々の47位だっり、
      北陸は、
      なんとなく、弱いというイメージ。

      箱根駅伝の永森選手の例もあるが。

      それだけに、
      昨年の高校男子サッカー選手権、
      星陵と富山第一の逆転劇は
      まさかだし、
      北陸勢が決勝戦というもの稀有。

      星陵のこの時の悔しさは、
      強烈なものがあるが、
      相手が隣の富山なので、
      よけい複雑。

      さらには、
      今度は星陵が4−2で前橋育英に
      快勝して、初優勝したことで、
      沸き立っている。
     「雪辱」という言葉が氾濫。 

      テレビ番組のスポンサーとして、
      スポーツは、必ず決着がつくし、
      奇跡のドラマが生まれる。
      それでリスクがない。 

      追記:

      佐賀県知事選挙、まさかの
      樋渡さんの落選。
      新聞の扱いは大きくないが、
      テレビは報道は少ない。

      週刊誌は派手に書くだろうが、
      JА改革がらみで、
      政局に与える影響は大きい。

      転んでも、ただで起きない、
      樋渡さんのこと、
      安倍政権が責任をとって、
      奇策で浮上されると思うが。






      

羊の顔があるミュージアム

2015年01月13日

     2番煎じ。羊PART-?

     顔が羊の
   美術館がある


     30年前、
     富山県立近代美術館が
     当時として、内外に注目され、
     衝撃的な開館することに。

     その近所に住んでいた。

     そのシンボルマークが
     全国公募される。
     デザイナーのはしくれとして、
     他人のデザインを眺めながら
     暮らすのは腹が立つ。

     それで、締切前日に、
     1時間ほどで仕上げて応募した。

     ほどなくして、県庁内の、
     開設準備室へすぐ来いと、
     突然の呼び出しがあり、
     当時の小川正隆館長がパイプを
     くゆらしながら、
    「あなたの作品を
     使わせていただきたい」と
     慇懃に切り出された。
     
     どうやって帰社したか記憶がない。
     たぶん宙を舞って。

     応募するとき、コンセプトの
    「20世紀世界の美術の流れ」と
    「富山県」をと思ったが、
     やはり「美」だろうと。

     指で空に「美」の文字を
     走り書きにする。
     これだ。草書体の美を、
     五体字類という中国の漢字の
     辞典をひもとく。
     白川静の「字源」も。

     大きく美味しそうな、
     太った羊の意味だという。
     ちょっと、興ざめ。

     しかし甲骨文字の古代中国、
     羊を正面から見た、
     見事な象形文字といえる。

     かくして、
     賞金が当時破格の20万円。
     えい!と弟の店で、
     知り合いに大判ふるまいをしたら
     想定外の60人も。
     2次会では足が出た。

     当時、弟が、北海道の本場、
     滝川の松尾ジンギスカン
     店をやっていた。
     本州初の支店である。
     臭みのない、味付けの
     ラム(羊)肉が評判。

     小さな店が壊れないかと心配。
     結果みんなで、たらふく、

     大きい羊を堪能
     したことになる。

     めでたしめでたし。





     
      

リハビリの先生

2015年01月14日


      
      術後のリハビリテーション。
      避けて通れない、
      いくつもの深刻な症状が
      重なっていて、
      難儀していました。


      ひとくちに、リハビリといっても
      いろいろ専門分野があり、
      言語療法士の先生にも
      発声と、嚥下指導の
      お世話になっています。

      О先生は、
      まだ若いながらもベテランで、
      富山県小杉町出身のさわやかな、
      明るいプロフェッショナル。

      ずっとマンツーマンで。

      しかし一向に改善の兆しがなく、
      いろんな検査結果もいまいち。
      それでも、あきらめず。

      時間だけが過ぎていくもどかしさ。

      年末年始はお休み。
      で、自主トレーニング。

      それが、
      突然、正月に入ってから、
      変化がみられて、
      ようやく、曙光が射した感じ。

      いちばん喜ばれたのは、
      当人よりも、
      リハビリの先生でした。
      我がことのように。

     「うれしい、」と。

      まだまだ、遠い道ですが。
      多くの人たちに支えられて、
      毎日があります。
      ありがたい。


      
      ビスターリ です。

     (ネパール語で、
      日本人よ、もっとゆっくり
      ゆっくりと。
      何度も聞かされました)




       




 
      

ある居酒屋で

2015年01月15日


      富山市桜木町の片隅に、
     「千成」という
      縄のれん、赤提灯の居酒屋があった。
      カウンターだけの
      10人で満員になる
      ひなびた店で、
      夕方、仕事が終わると顔を出していた。

      名物おやじがいて、
      マスコミや経済界の2癖ぐらい
      あるような人種がつどう。

      銀行の有名な幹部と同席。
      ぼそっと、
     「若いとき、マルクスをかじった。
      統一された世界観に開眼した」と。
      マルキストと目されるだけで、
      強烈な色眼鏡で見られる、
      微妙な時代だった。

      学生運動で洗礼を受けた人も多い。
      就職では苦労する。
      
      過激派として、
      反体制、革命だ!とアジっていた、
      多くの若者が挫折していったが、
      持ち前のバイタリテイーで、
      新しい世界をつくりあげた人たちも
      それぞれの年齢となる。

      理想社会とめざしていた、
      格差のない社会のはずの、
      社会主義国の破たん。

      そんな時代に、
      マルクス主義を否定も肯定もしない、
      ピケテイの
     「21世紀の資本」の登場で、
      現代の社会構造を
      根源的に見直す機会になりそう。
      出るべきして出た本。

      若気の至りや、
      人生の苦悩を年齢、立場を超えて
      しみじみと語り合う。
      そんな出会いのある店。

     「おやじ、勘定。」
     「よう飲んだな。450万円」 
      コップ一杯の安酒で、
      500円で
      お釣りが来た。

     「おやじ、釣りは要らねえよ」

      颯爽と、縄のれんを
      かき分ける。 
      



      
      
 

あの神戸三ノ宮駅前で

2015年01月16日


     20年前、午前5時46分

     あの阪神・淡路大震災

     富山でも、
     ゆったり揺れる。    
     地震に敏感な質なので、
     これは遠くて、大きいぞ。

     すぐテレビをつける。
     ヘリからの空中中継では、
     まさに大空襲直後のような
     凄惨な太い火柱が何本も天を衝く。

     神戸といえば、三ノ宮。
     その駅前広場に、
     白大理石のしゃれたモニュメント。
     それが、破砕されて、転がる。

     この彫刻はかって、依頼を受け、
     彫刻家で義兄の

     大成浩 (国画会)が作った。

     本人は大ショック。
     作家の責任として、
     再建し復興に寄与したい。

     たまたま、
     東京の銀座商店街で、
     一等地の御木本真珠店の前に
     義兄の「風の標識」が長らく
     展示され、銀座の顔になっていた。
     中東から求めた
     赤トラバーチンの彫刻。

     (現在は、南砺中央病院の
      正面芝生に設置されている。
      お世話になったお礼と、
      合併記念に市へ寄贈させて
      いただいた)


     銀座商店街や、銀行などから、    
     神戸でのモニュメントの
     再建話に、熱い想いが
     続々寄せられた。

     それも、
     大正の関東大震災で、
     銀座が大打撃を受けた。

     そのおり、神戸の有志からも
     多大な支援を受けた、お返しという。

     富山市でも、3C会という、
     異業種交流会に呼びかけて、
     篤志を募った。

     かくして、三宮の
     駅前広場に、
     紫大理石のどっしりした、
     同じテーマの「風の標識」の
     彫刻が再建された。
     関係者で除幕式。

     被災のかたがたへの鎮魂。

     さいわい神戸の同僚や先輩に
     あまり大きな被害はなかったが。


     あれから、20年。
     ささやかな、復興への応援。


    ※あすのブログ、都合で
     お休みするかも知れません。









花燃ゆ

2015年01月17日



     むかし、一緒に仕事をした、
     映画監督が、

    「ドラマは意外性だよ」

     連続大河ドラマ

     16年度はすでに真田丸に決定。

     15年度「花燃ゆ」は
     かなり苦戦しそう。
     出遅れた感があるが、
     番組宣伝だけは、懸命である。
     ちょっと、うるさい。

     週刊誌によれば、
     安倍首相の
     出身地山口をテーマにとの
     なんとなく、の雰囲気。

     会長もお友だちだし。

     主人公は
     ほとんど無名で、
     これもむずかしい。
     せめて、文学作品でもあれば。

     視点はいいけど、
     大河ドラマとしての、
     インパクトはどんなものか。

     英雄だけでなく、
     市井の無名の人物が
     登場してもいいとは思うが、
     やはり、
     脚本、演出がしっかりしてないと。

     巴御前も、
     主役にするには、歴史文献や
     文学作品が少ない。

     ただ、
     週刊○ーニング連載、
     かわぐち かいじ
     「ジパング」に
     義経と、木曽義仲・巴御前が
     登場始めた。
     なかなかの力作。

     コミックの人気作品が
     近年、ドラマや映画になるのは
     リスクがなくて、多い。

     あんがい、巴御前
     出番があるかも。

     大河ドラマはむつかしい。
     誰でも知っている人物の
     意外な物語が求められるし、
     女性の共感は、欠かせない。






     

天覧相撲

2015年01月18日

      ちょっとクラシック。

      天覧相撲

      天皇、皇后両陛下が
      4年ぶりに、初場所へ。
      日本とモンゴルの「国技」館にて。

      八百長相撲から、
      ガチンコの相撲に見事復活。
      連日、大入り満員であり、
      喜ばしいこと。

      ご覧の最初の取り組みは、
      勢と遠藤。会場がわく。
      遠藤は負けて2勝6敗ながら、
      石川県七尾出身ということだけでなく
      輪島関以来の人気関取になる。

      気になること。
      
      天皇の、正月のおことば。
     「満州事変以来…」
      戦争への反省、
      激戦地ペリュリュー島へ
      慰問に行きたいとの意向。
      いろんな出版物に好感をもって
      評論されている。

      また、素朴な疑問。
      阪神・淡路大震災の20周年。
      両陛下が慰霊祭に、
      ご出席されている。
      その翌日には国技館へ。
      国民によりそうように。

      どこかの首相。
      なじみのほとんどない国を歴訪。
      ゴルフ三昧、
      マスコミ幹部と焼肉の宴。
      
      戦争のできる国。
      武器を輸出できる国。
      都合の悪い言論を封ずる。
      張り切っておいでである。


      対照的な、
      この品格と行動の違い、
      この国のありかたは、
      何なのだろうと、
      国技館中継を見ていて感じた。




 

フランケンシュタイン

2015年01月19日

     治療の都合で、UP遅れました。   
     駄文。




     民主党党首、

     岡田さんになる。

     リベラル、
     維新の会との関係など、
     いろいろ取沙汰されて、
     細野さんがあえなく惜敗。

     むかしは、
     政治家は、地盤、看板、かばん。

     いまは、
     若さ、学卒、イケメン。
     細野さんは、ぴったりだった。
     しかし、
     ポリシーが弱い優等生。


     落ち着くところへ。

     むかし、
     岡田さんが代表になったころ、
     ポスターで
     その顔のアップが、
     フランケンシュタインみたいと
     言ったやからがいる。

    (中世吸血鬼の伝承)

     映画になった俳優のメイクが
     そっくりだった。
     ちと不謹慎。

     ちょっとコワモテ。
     党内をうまくまとめて、
     自公の対立軸になってほしいもの。

     世の中、
     怖い存在も必要。
     また、内輪で
     足の引っ張り合いは、
     繰り返さないでほしい。





     

人質事件

2015年01月20日



     イスラム国。
     対岸の火事のように見てきた。

     恐れていたことが、
     パリだけでなく、
     とうとう日本にも。
     ショックである。

     中東やイスラム諸国。
     反日の国はほとんどないのに。

     むかし、
     ベトナム戦争ありき。

     そのとき、
     いろんなカメラマンが、
     危険を冒して戦場へ。
     そんな話をよく聞いた。
     マスコミと契約して
     出かけるのは、
     フリーカメラマンである。

     命を落とした写真家も多いが、
     ロバート・キャパではないけれど、
     決定的な写真を撮りたい。

     戦場カメラマンは、
     危険と引き換えに、現場へ。
     外務省は、
     決して渡航許可を出さない。

     現場には
     そんな魔力があるのだろう。

     国の内外を問わず、

     
     大事件はネットで

     そんな時代に急進する。
     アナログ人間には、こわい。

     公式と、
     水面下の工作が
     同時進行しているのだろうが、
     日本をねらう、
    (特に首相の外遊)の
     タイミングがにくい。


刀利の教訓を

2015年01月20日




    文部科学省が
    60年ぶりに見直すことに。
    少子化にともない、
    学校の統廃合が課題に。

    終戦直後、
    利賀村は3000人住んでいた。
    地区ごとに立派な分校。
    合同運動会は盛大で、
    児童はトラックの荷台に乗せ、
    集合し、別れを惜しんだ。
    東京からの取材フィルムに残る。
  
    隔世の感。

    昨年出版された、

  
    刀利谷の山崎少年

    小矢部川上流、ダムに沈んだ村、
    刀利の山崎兵蔵先生の、
    生涯にわたる、初等教育の実践。

    結論からいえば、
    先生の最大のしごとは、

    コミュニテイ・スクール

    教育はもちろん、
    地域の人たちの拠り所として、
    お互いが支えあう。
    立派なモデルを作りあげた。

    同じように、
    上平の境川ダムに沈んだ、
    越中桂集落。
    たった6軒の、桂分校で
    4年間閉校まで勤務された、
    寺崎先生夫妻。
    「さよなら 桂よ」にくわしい。

    この分校も、
    わずかとはいえ、村民の光明だった。

    すぐ統合ありき論が先行するが、
    国が心配していること。
    離島もふくめて、
    条件によっては創意工夫も。
    
    通学時間、距離が長くなると、
    子育て世代が、
    ますます、過疎になりかねない。
    地域が消滅しかねない。
             (全国紙社説)

    小学校に通っていたころ、
    村はずれだったので、
    1時間はかかった。
    そんなもんだと思って、
    3人の仲良しの連れといっしょに、
    道草をたっぷり楽しんだ。
    3人でツレションも。

    でかさを比べる。
 

    こんな時代、
    山崎兵蔵先生のあしあとは
    偉大というしかない。

    それを、
    出版、啓発活動されている
    太美山自治振興会さんに、
    敬意を表したい。

    
    全国に向けて、
    今の時代が求めているメッセージを
    届けたことになる。



ニッカとサントリー

2015年01月21日
     うっかり翌日のぶん、書き溜めて、
     非表示でなく、表示にしちゃった。
     改めて、追加。
     どうでもいいことだけど、
     ま、いいか。
     



     本来、いのちゃんの
     領域ですが。失礼。

     ウヰスキー初体験


     17歳のころ、
     住み込みで修業中。

     当時、
     サントリー、ニッカ、
     オーシャン(現メルシャン)の
     広告合戦がすごかった。

     町へ出たおりに、
     オーシャンのポケット瓶を買う。

     自分の部屋の押し入れに隠して
     深夜、仕事を終えて
     そっと、
     おそるおそる一口。

     苦い!!!!!!

     もちろん、飲み方もわからず、
     参った。
     こんな、焦げ臭いもの
     (ピート臭?)を、
     なんで大人は、
     喜んで飲むのか理解不能だった。
     思春期の
     苦い初体験だった。


     20歳すぎて、
     職場がかわり、先輩にさそわれて、
     角瓶でストレートに。


     美味しかった!!!
     
     この違いは何だったのか。

     以来、
     ダルマ(サントリーオールド)
     ジャックダニエル、
     オールドパーなど、
     かっこつけて、
     あちこちキープする。

     給料のわりにキザだけど、
     水割り2杯で仕上がる体質で、
     そんなに負担感はなかった。

     気前よくおごりまくった。
     自分で飲んだのは
     3分の1以下。

     その当時の飲み仲間は、
     現在も人脈として生きている。

     いまは禁酒の身。
     つらいなあ。

     蛇足:
     NHK「マッサン」
     連続ドラマの効果抜群。
     ニッカは前年比93%売り上げ増。
     サントリーも26%
     そのほかも1割アップ。

     かわりにビールがへこむ。

     NHKではなしに、
     民放で作るべきドラマ。
     スポンサーに不自由しないし。
     でも、
     やっぱりNHKなればこそか。

     大河ドラマ、NHKスペシャル
     朝の連ドラ。
     予算は事実上の青天井なんだと、
     ウヰスキーの
     フロートをやりながら、
     関係者に、
     聞いたことがある。






      

 

マオイスト

2015年01月23日

      システムダウンで、
      リズムがちと狂う。


      あべあべと
      中東歴訪で、足元を見られたか、

      地雷を踏んだ

      
      イスラム国だけでなく、
      ネパール、インドにも
      
      マオイストが脅威だった。

      ネパールは
      30年前は王政だった。
      それを廃止させたのは
      民衆運動グループの過激派
      マオイスト。

      あの、やさしい
      ネパール人には異質の
      極左・過激派の
      武装組織である。

      マオイストは毛沢東主義から。
      しかし、中国は無縁としている。

      利賀村の交流で、
      行くたびに、情勢がかわる。
      国民を、恐怖に。

      いまのイスラム国を
      ちょっとソフトにしただけで、
      議会制民主主義を
      いちおう守っていた。

      現在は、
      国民の支持を失って
      やや沈静化しているようだが、
      おかげで、
      ネパールの持っていた、
      良き伝統や文化が荒らされた。


      そして、
      マオイストたちは、ヒマラヤの
      周辺のインド北部を
      活動拠点にしているとも。
      日本の
      企業進出などにも
      影響しかねない。

      あまり知られていない話。







 

棟方志功のじょうはな線

2015年01月23日


     JR西日本から
     城端線に、特別列車を走らせる、
     そんな発表が。

     かねてから、車窓のながめを
     活かした車両をと言い続けてきた。
     思うところがカタチになって
     ありがたい。

     棟方志功が愛した、
     じょうはな線


     世界のムナカタと評価されるまで、
     福光に疎開していた志功さん。

     じつは、
     とてもせわしない人で、
     じっとしていない。
     すぐ旅に出て、
     いつ帰るかわからない。

     とにかく城端線が頼り。
     その車窓の、
     特に南砺に近づいた、
     山並みがお気に入りで、
     双眼鏡で楽しむ。

     あるとき、
     座席から突如立ち上がり、

     ふるさとは
     遠くにありて想うもの♪
      

         金沢出身・室生犀星の詩

     もともと大きい地声で朗々と。
     周りの女子高生が、
     クスクスと笑い、
     人差し指で耳のところへクルクル。

     それを目撃したのが、
     ジャーナリストの松本直治さん。
     (長谷部著:鬼が来た)
     私も松本さんから生前、直接伺った。

     ふるさと青森の似た風景に、
     重ねていたのだろう。

     まさにぴったりの
    「走る画廊=棟方志功」

     城端線からの眺めで、
     おそらく最高なのは、

     雪の散居村風景

     それも2月下旬がいちばんいい。
     真っ白な海に、
     無数の屋敷林が浮かぶ。
     春めいて、雨の後などは、
     カスミが漂い、ため息が出る。
     水墨画の世界が現れる。

     あとは、7月のみどりの稲田。

     気になるのは、
     住宅だけでなく、納屋や
     資材などの放置が見苦しい。
     いちど、
     沿線の人たちに
     この特別列車に乗ってもらうと、
     せっかくの景観を
     なにが壊しているか、
     わかってもらえるだろう。

     住んでいる人たちの
   目線も欲しいところ。






     
     
   

アウトレットモール

2015年01月24日

    恐れていたことが起きた。
   ニュースを注視する以外、
   どうしょうもないもどかしさ。




       小矢部市に
       かねてから話題の
       アウトレットモールが具体化。
       
       新しい街ができる。

       魅力度は
       ロケーションとテナントで
       決まる。

       小矢部市というのが絶妙。
       石川県内なら、
       ひと騒動だろう。
       金沢がいちばん影響を受けるから。

       射水市、新港埋立地が
       候補にあがったこともある。
       新幹線はまだだし、
       見送りになった。

       ゴールドウインさんが
       小矢部というのは自然。
       広貫堂さんが入るのは歓迎。

       憧れのブランド品が
       安く買える。
       わからないでもないけど、
       ブランドに目を輝かすだけでなく、
       使いこなすセンスも欲しい。
       (男の偏見?)

       中国、台湾の
       観光客にとっては
       パラダイスであることは
       間違いない。

       いいことばかりではない。
       高岡、金沢、富山の
       中心街に影響が大きい点もある。
       平静を装っているけど。


       ブランドイメージを保つため、
       どの世界でも、
       血のにじむような努力の
       現場を見てきただけに、
       どうせ、
       買うなら、雰囲気という
       目に見えない、
       付加価値を大切にしたい。

       新幹線で、
       軽井沢、銀座が近くなる。
       小矢部のロケーションが
       いまひとつ。

       街の雰囲気やお店の構え、
       店頭の接遇など。
       少しくらい高くても
       満足感は長く尾をひく。

       ブランド品は大好き。
       でも、使うほどに愛着がわく。
       そんなことにこだわるのは、
       やっぱり、へそ曲がりか。 
       それとも古いのか。

       たぶん両方。





       

             
      
      

退院しました

2015年01月25日





    ご報告です。

    退院いたしました

    ながらく、
    ご心配やら、ご迷惑やら、
    おかけしました。

    おかげさまで、
    25日(日)午後、
    金沢大学病院を退院しました。

    とうぶん、
    自宅療養と、治療に通院です。

    まだまだリハビリも必要ですが、
    まずは、
    一区切りつきました。

    いろいろ、励ましいただき、
    ありがとうございました。

    ブログのおかげで、
    フラストレーションも
    ずいぶん助かりました。

    おつきあいいただき、
    感謝です。
    これからも続けます。

    どうもありがとうございました。




帰ってみると

2015年01月26日


     ずっと病室の窓から
     金沢市街と、
     日本海に沈む夕陽を
     眺めてきた。





     いざ戻ってみると、
     情けない。

     ノートパソコンばかり使っていた。
     自宅のデイスクトップが
     起動のさせかたから忘れている。
     ちょっと、あせる。

     画像の取り込み、
     縮小などの手順がわからない。

     我ながら、
     生活感覚がずれていることに
     唖然とした。

     今浦島か、
     死刑囚が特赦で
     娑婆に帰ってきたような気分。




     カレンダーは、
     11月のまま。時が止まっている。

     おまけに、
     大きいテーブルいっぱいに、
     いろんな用件の書類やら、
     年賀状やら、
     何やらでてんこ盛り状態。

     会議の案内など、
     不義理の山。

     見ただけで、片付ける意欲が…
     げんなり。

     すかたない。
     自業自得ゆえ、あきらめて、
     体調を見ながら、
     つまつまと、
     やるしかないしい。

     ちょっこし、
     生活感覚が戻ってきた。

     部屋ごとにちがう匂い。

     まだ一日しか経っていないのに、
     すっと馴染む。不思議。

     つれあいの料理の味。
     ちょっこしずつ味わう。
     涙が出そうになる。


     ありのままの心境です。




 

100年前の朝鮮

2015年01月27日



      やっとこさ、とりあえず、
      カレンダーだけ、差し替え。
      友人撮影の世界の花特集。
      でももう2月だあ





      

      入院に際して、つれあいが
      1冊の文庫本を。
     



      100年前に出版。
      講談社学術文庫。1650円
      イギリスの女性旅行家の
      イザベラ・バード著

      日清戦争と、日露戦争前夜の
      朝鮮を、60代の女性単身で、
      ソウル、ピョンヤン、
      満州(当時)などの山村僻地まで、
      くまなく踏破して、客観的に
      たんねんにルポしている。

      400年続いた李朝が
      爛熟期を過ぎて、疲弊した。
      宗主国を自認している清国。

      しかし、日本もじわじわと
      ビジネスで浸透。
      ロシアは、ウラジオストックや
      大陸鉄道権益などから、
      満州をうかがい、南下。

      どうして、日清戦争、日露戦争が
      起きたのかが、よくわかる。
      それも、中立的な、
      イギリスの女性の目で確かめた、
      旅行記で、説得力がある。

      田舎の安宿から都会まで、
      難義しながらの旅。
      信じられない朝鮮李朝末期。
      腐敗の官僚組織。
     
      現代の韓国、北朝鮮で起きている、
      理解に苦しむ事態は、
      この李朝の流れの延長かも。

      日本が、
      どのような経緯で、
      朝鮮とかかわったのか。
      貴重な歴史文献にもなっている。

      
      興味がなかった、韓ドラが
      実によく理解できる。

      入院中に、呻吟しているときに、
      とてもじゃないが、
      読書という作業はできなかった。

      ようやく、落ち着いてから、
      読みはじめたら面白い。
      なんとか読了。583ページ!

      今国会で、
      安倍首相が「村山談話」に
      新文言を加えるとかなんとかで、
      紛糾はじめているが、
      歴史認識問題の根は深い。






この先生がたに

2015年01月28日


      日本の
      がん治療最前線で、
      昼夜をとわず、
      がんばっている先生がた。
      許諾を得て。





      金沢大学附属病院
      胃腸外科指導医
      二宮 致 先生

      幸運にも、
      紹介いただく伝手があって。
     「きちんと仕事をされる
      先生ですよ」とも。 

      術前の診断で、

     「私たちも、
      命がけなんですよ」
 

      

      ぴしゃりと、
      こちらの認識の甘さを指摘される。

      結果、
      執刀は14時間におよぶ。
      本人は麻酔と、人工呼吸で
      記憶はない。

      病名、悪性度で
      どのお医者さんも顔色が変わる。
      きわめてレアなケース。
      そして超難易度の手術。

      家族控室で、つれあいの、
      心労は、いかばかりか。
      思い出したくないと。

      あとで、手順を聞いていて、
      気が遠くなりそう。
      先進医療というより、

      神さまの手

      術後、
      フォローがついてまわる。
      ただでさえ超多忙のはず、
      それでも、
      土日の休日でも、きちんと
     「きぶんはどうかね」と、
      にこにこと来室。
      いったい、
      私生活って、あるんだろうかと、
      こちらが恐縮する。

      看護師たちの話。
      厳しい先生。
      やさしい先生よ。
      どちらも本当である。



    
      退院前日に、
      偶然、チームの先生がたが、
      病室に、揃われた。

      左が主治医の岡本先生。
      みな、
      いのちの恩人。
      おたがい、ほっとした気分。

      800床もあって、
      1000人を超すひとたちが、
      ただひたすら、
     「患者の病気を治す」という、
      ひとつの目的のなかで
      緊張感は常に。
      心を一つにして動く。

      辛かったとはいえ、
      こういう世界を垣間見ることができ、
      得難い貴重な財産である。

      やはり、人である。






      
   

「ちょっこしずつ」

2015年01月29日




      個室へ移って、
      最初に出会った人は、
      清掃担当のHさん。

      メンテナンス会社から
      派遣されている。




      病室という環境で、
      さすが、徹底している。
      てきぱきと、
      毎日、ベッドの下まで、
      丁寧にモップ掛け。

      仕事しながら、さりげなく、

     「ちょっこしづつ、
    ちょっこしづつ、
    良くなりますからね」

      それが外科病棟だという。

      暗い顔していると、
      さらっと、
      タイミングよく、ひとこと。

     

      治療や検査、リハビリ、食事
      それ以外は、
      孤独な時間・空間。
      
      そんな患者を
      毎日見ているHさんには、
      仕事に関係ないけど、
      気配を感じてもらえる。

      いつも無駄口なして、
      にっこりと、ひとこと。

      入院中、
      どれだけ、はげまされたことか。

      いろんな人がいて。



       

「それは○○でしょ」

2015年01月30日

     書きづらいけど、

     まっさきに、書くべきこと。

     つれあい。

     居てくれなかったら、おそらく
     パニックになっていただろう。

     片道1時間半。
     当初の緊迫期間はまいにち。
     そんな丈夫なほうではない。

     クルマ。列車。
     ビジネスホテルなど…
 




     病室で定時検診の
     若い看護師さんどうし、
     つれあいのこと、
     屈託のない話題に。

     
    「大変ね」
    「ワタシ、とっても出来ないわ」
    「何言ってんの、
     まだ結婚してないからよ」

    「ai-desuyone」

     きゃっ、きゃっ♪ 


                (許諾いただいて)
  




     
     ったく。



現代のリハビリテーション

2015年01月31日
  



     ひとことで、
     リハビリと言うけれど、
     ずいぶん幅が広い。




     地階の広いスペースに
     リハビリ部。

     さまざまな補助器具類と
     大勢の療法士さん。
     若い人から高齢者まで、
     いっせいに、
     リハビリに励んでいる光景は
     壮観ですらある。

     外科の場合は、
     手術の翌日からもう始まる。
     びっくりした。





     身体だけでなく、

     言語聴覚士の沖田先生。
     声帯や、
     嚥下の分野の専門家。

     高齢化社会の到来や、
     さまざまなハンデイを抱えている、
     人々が増えている、
     現代に求められる分野。

     誤飲による肺炎。
     近年、社会問題になっている。

     私の場合、
     声帯の神経が
     手術の際には一時的にマヒする。
     つまり、
     声が出ないというショック。
     最初に、見舞に来られた方は、
     びっくりしてしまう。

     それを根気よく
     2カ月あまりかけて、
     ほぼ80%恢復できた。

     同時に、
     水も一滴も飲めない。
     食事もままならない。

     絶望

     そんな3重苦の状態を、
     根気よく、マッサージや、
     発声訓練、嚥下訓練を
     指導いただいて、
     ようやく、
     細々と飲食できるまでに。


               発音の訓練

     先生は研修のためなら、
     パリまで飛んで研究。
     いつも学会へ。
     最新の技術、情報を求めて。
     
     あかるくリードされると、
     なかなか成果が見えないときでも、
     がんばろうという気になる。

     何事も、あきらめず、
     継続するもんだと実感する。    

     先進医療+指導のおかげ。

     今だから、書ける。




     左は身体機能恢復訓練の
     吉田先生にも
     ずいぶんお世話になりました。











 
      


     
作者 : 奥のほそみち

石崎光瑤に感動し、棟方志功に共鳴するお仕事です。運転しないから、人の行かない裏通りや、細い道をひたすら歩く。 そこで見つけた話を紹介したい。 雪吊を 終えたる樹々の 斜塔めく          あさぎり         

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