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なんと万華鏡

南砺市には、いろんな花が咲き、がんばっている人がいて、面白いことが起きています。

綿貫コレクションが週刊紙に

2014年07月02日


     鬱蒼とした杉の巨樹

     そのもとに、

     苔むした風格のある狛犬。

     あ、ここは神社だった。

     観光ボランテイアさんに、

     案内されて感銘。





     週刊文春に、

     綿貫民輔さんの記事。

     週刊誌らしい、タイトルだが、

     中身は、
  
     国宝級の文房コレクション。

     知る人ぞ知る、名品たち。

     ずいぶん昔、雑誌「太陽」に、

     名硯「南宋蘭亭硯」を見た。

     南砺市ゆかりの、紹興市。

     王羲之や曲水の宴で有名。

     散逸しないことを望む。




     画家の堀文子さんを案内したことが。

     どちらも酒豪。

    「冬の夜、この杉の巨樹から、

     雪が落ちるとき、

     すごい衝撃で目が覚める」

     
     いまの安倍首相に

    「何やっとるんじゃあ」と

     一喝して、
    
     目を覚まさせてもらいたかった。


新幹線の県民会議

2014年07月03日

      第6回
      新幹線戦略とやま県民会議。

      開業まで8ヶ月を切る。

      圧倒されるのは
      知事の両側とうしろの席に
      幹部、担当者がざっと
      50人も。
      県議会でもありえない。

      その2は、
      圧倒的な資料。A4換算で
      ざっと82ページ。




      前日速達と、当日配布。
      経験では、
      担当部署は徹夜だったろう。
      ごくろうさま。

      官民の取り組みについての
      報告が中心だった。

      先日、
      あるマスコミ幹部が新任の
      挨拶をかねて来館。
      仙台在任中に大震災。
      東北6県の
      報道を取り仕切っておられた。
      富山は安全ですね。

      富山県は(知事は)
      ずいぶん、金沢への対抗意識
      強いですなあ、と。

      金沢のある編集者。
      富山はすごくがんばっている。
      金沢は、
      なあんにも。はがゆい。


      富山の県民性であろう。
      130年前、
      石川県から分離独立した富山。
      いわゆる置県である。

      以来、中央の官僚たちから、
      富山は「いわな県」と
      笑われてきた。
      置県100年のしごとで知った。





      国の動きを察知して、
      新規事業には、すぐくらいつく。
      ことの是非、地元住民の
      要望を熟慮しない。
      理屈はあとで考える。
      新幹線だけでなく、
      最近の例は
      平成の大合併が典型的。

      いまでも、金沢人から
     「越中さ」と陰で蔑称されている。
      本人の前では絶対言わないが。

      きびしい災害の自然風土。
      中世以来の合戦場として荒らされ、
      加賀藩に収穫を収奪。
      貧しかった。

      苦しい日々の生活の農民。
      心の救いは親鸞・蓮如の教え。
      上にさからうな。がまん。
      女はでしゃばるな。

      為政者にも、権威を
      かさに着る輩にも好都合。
      で、真宗王国となる。

      このごろの、
      どこかの宗教団体・政党とおなじ。


      ちょっとでも
      目新しいチャンスがあれば、
      まず食らいつく。
      補助金がめあて。

      結果を点検・検証せず、
      すぐ飽きてきて、ほったらかす。
      次の目の前の
      あたらしい餌にくらいつく。

      しかし、進取の気性で今日が
      あるという、

      県民性という文化なのであろう。




      

花子とアン

2014年07月04日


     朝ドラ、花子とアン。

     編集の仕事は99%
     東京の地場産業、特殊な世界。
     それだけに、
     室井滋の田舎のシーンは大切。

     テレビというお茶の間限定の
     生活感共有メデイア。
     いよいよ、花子の
     編集作業のトラブルは、
     なんだか身につまされる。
     ずっと、こんな失敗の連続だった。

     なんと−e.comのブログ。
     おかげさまで10周年。
     日本で唯一の、
     コミュニテイ限定の
     コミュニケーション・ツール。
     兄貴株の城端時報につぐ、
     南砺の誇るべき資源であろう。

     しかし、所詮ネット文化。
     わずか10年で、ハードがシステム疲労。
     進化が早すぎ、底が浅い。
     管理者のみなさんがご苦労。

     ツ言った―や、フェイスブックとの
     大きな違いは、
     「地域限定」の「言論媒体」
     いいね、いいねの
     自己陶酔・満足世界とは
     基本的に違う。



    (刀利の現地調査のみなさん)

     いつも敬服するのは、
     高齢者が先頭に立って、
     塩硝の道復活に汗を流す。
     太美山のみなさんのブログ。

     そして、
     南砺の星空の観察。宇宙のロマン。

     まちを訪れる人々の息遣い。

     五箇山の森のにおい。

     淡々と、マイペース。
     でも、事実のレポートだけでも、
     リアリテイがある。

     南砺で日々起きる、
     小さなできごと。茶飯事の共感。

     まるで、24時間発行

     南砺地域の
    「総合文化雑誌」


     であり続ける。
     全国を見渡しても、
     類例がない、オリジナル。

     つまり、
     花子とアンの「編集・出版」の
     ドラマと共通している。
     素材をあつめ、取捨選択。
     手をちょっと加えて、
     メッセージを発信して、
     結果に、かたずをのむ。
     緊張感。

     ネットと地域が
     うまく融合すれば


     こうなるという、
     10年の先進的成果品なのだが。

     南砺で日々生まれている、
     小さなドラマに拍手。

     継続はチカラ。そして文化。



 
     
    

アウトレットモール

2014年07月05日

      ちょっとの晴れ間
      ネジバナの季節。

      緑がいちばんキレイな
      芝生に、混住。




      小矢部市の
      みどりに包まれた、田園。
      散居の形態が色濃く残る。

      突然、華やかな彩りの
      アウトレットモールが咲く。

      かって、新湊新港西側埋立地に
      日本海ミュージアムと、
      アウトレットモールの計画が
      凍結された経緯がある。
      実現したのは、新湊大橋だけ。
      500億かかった。
      こんどのオリンピックメイン会場の
      建設費の半分。
      バブルがはじけたころ。
      いろいろ、かかわった。


      アウトレットモールとは、
      排水口や煙突のこと。
      工場から、直接取り寄せた商品。
      または、わけあり品特売場。

      マーケテイング戦略からは、
      的を射たプランである。

      金沢、高岡、富山、砺波から
      ほぼ等距離というイメージ。
      都市のブランド品の店と
      直接競合しない。

      海外、特にアジア新興国の
      観光客は、ブランド品が
      安く、まとめて買えるので便利。

      空港の免税店とおなじ。

      どこか後ろめたさを
      店舗デザインやサービス施設の
      付加価値でカバーする。

      そこで、地場の優良企業で
      アパレルメーカーの
      ゴールドウインの存在は大きい。

      金沢のデパート、ブランド店は
      少なからず影響を受ける。
      むしろ、
      レストランなどで、
      地場特産品を活用してもらいたい。

     
      田園地帯に突如花開く、
      おしゃれな街。
      雇用も1000人から2000人。
      いいことずくめ。
      の、ようにみえる。

      小矢部市の事情として、
      金沢、高岡、砺波のトライアングルの
      真ん中に位置して、
      存在感が薄いことが悩みだった。

      メルヘン建築群。
      スズキの企業誘致。
      クロスランドタワー。
      背伸び、といっては失礼かも。

      結果、中心市街が地盤沈下。
      ならば、賑わいを、と
      シンポで、
      まちなかを疾走する、
      火牛の計イベントを提案した。
      これは実現した。

      スズキの場合、一時企業危機。
      大型の企業誘致のリスクの
      怖さ。懲りたと当時の首長。

      地方都市の規模と、
      基礎体力のバランス感覚も
      課題になる。

    
      アウトレットモールも、
      全国で撤退、閉鎖の事例研究も
      併せて必要があろう。
      行政の、
     「リスクマネジメント」である。

      プロの仕事だから、
      抜かりはない、はずではあるが、
      いざというとき、責任は取らない。
      取れない。
      それが資本の論理だから。






 

アジサイの色

2014年07月05日

      アジサイが咲いた

      鮮やかなブルー。

      土壌がサンセイだと、

      いっそう

  
      強烈な色彩に。





      日本人の大半が

      反対しているのに、

      巨大政党が、内部議論もなく

      サンセイ サンセイ。

      派閥があったころが懐かしい。

      戦前の大政翼賛会の不気味

      松村謙三先生は最後まで抵抗。

      政権与党と称する党も、

      サンセイして

      権力に擦り寄る。

      創始者が

      戦争に反対して

      治安維持法で獄死。

      つまり、特定秘密保護法のこと。

      言い訳ばかり、

      それも国営放送で。

     (民放とちがって、

      国民が、受信料払っている)

      国民投票で、

      判断すべき話。


      限りなく陰鬱なブルーにみえる。

      日本のいまの土壌なのか。


創価学会

2014年07月07日


     マスコミのタブ−。

     創価学会と電通。

     広告主であり、

     広告出稿の蛇口。

     珍しく、

     辛口の評論誌や、

     いくつも週刊誌が取り上げる。

     創価学会へのエール。

     えっこの人が、と驚く。

     集団的自衛権。

     池田会長は徹底した護憲。

     機関誌には

     集団的自衛権の記事や、

     論評がほとんどないとも。

     コラムニストたちは、

     個人的と断って、

     まじめな信者たちを評価。

     次の選挙、

     どうなるんだろう。



     

秋、あ鐘−グランプリ

2014年07月07日
     夕べ仕込んでおいて、
     アサイチ、アップの予定だったけど、
     不具合で、帰宅して…



     第15回
     道の駅、ムシ送り七夕祭り
     全国作品コンテスト

     ことしの作品、全国から
     134点。




     
     グランプリは、これ。

    「秋、あ鐘」


     アキアカネ:赤トンボの古語

     福野中学2年、小森紀歌さんの作品。
     ユニークな発想に脱帽。
     完成度が高く、おしゃれ。

   



     審査委員長賞に、
     南砺市の4歳児 石崎愛唯ちゃんの
    「かえるのお散歩チュウ」
     
     例によって、審査委員長は
     世界的なまんが学の
     牧野先生。
     カッパ祭りに引続いて、
     こんども駆けつけられる。
     ごくろうさま。

     継続はチカラなりとも。
     なぜか、
     ユーモアセンス、ウマが合う。
     



     なぜか、不思議な人が、
     ひょっこり事務所へ。





     ストローで虫をつくりあげる名人。
     名古屋の造園資材・施工。
     山崎邦彦さん。
     仕事で、いつもこの周辺へ出没。





     道の駅で、
     そこにあった、チラシ広告。
     あれよあれよと、
     見守るうちに、
     みごとな蝶々がうまれる。

     一同拍手。




     圧巻は、
     ストローだけで、
     はさみと器用な手先でクルクル。

     ホンモノそっくりなムシ。
     絶妙技に、みんなうなる。

     とかく、嫌われ者のムシ。
     これならアート。

     世の中には、
     こんなご時世に明るくしてくれる、
     こんな人もいて。

     脱帽する。




これはなんでしょう

2014年07月09日



       鬼灯:ホオズキが
       まだ、青い。
 
      「鬼灯の冷徹」という
       まんがが人気。
       地獄の閻魔大王の部下の
       冷徹な女獄卒の話。

       これでもナス科。
       トマト近縁。

       思春期の子みたいに、
       あっという間に色づく。





       台風、
       九州上陸。北上。
       ありがたいと言うべきか、
       富山はパス。
       よくあるパターン。

       5大河川の昔は、
       洪水のなかった年はなかった。
       先人の治山治水への
       多大な努力の恩恵を
       忘れがち。



       美術館の玄関に
       現代アート出現。

       これはなんでしょう。



 


  
      

       実は、
       カワニナの子どもが
       創った芸術です。

       玄関の前、
       いつもキレイな水が
       流れています。

       その石の斜面に
       しがみついて、こんなアートを。

       ポッロックの名画?

       ほたるの幼虫の好餌。
       よく見ると、
       5ミリもないでしょう。
       いとおっしゃ。

       水源地から、卵か幼虫が
       ここへやってきた。

       だまし川も近いので、
       この辺の自然環境がよく、
       里山ならではの
       芸術です。




       彫刻家
       徳地秀雄さんの
       モニュメントとあいまって、
       小さな貝たちの、

       身体をかけた作品。

       いずれ、
       シルバーさんの手で
       一掃される運命。




       
    

どこまでも強いドイツ

2014年07月09日


      7−1かあ
      もうワールドカップ終わったみたい。
      ブラジルの涙に共感する。

      どこまでも強い
      ドイツ。

      サッカーも
      EUもひとり勝ち。

      ぶれない女丈夫
      メルケル首相。
      倫理の問題だ、と
      国民の声を聴き、
      諮問機関の決定を受けて、
      きちんと脱原発立国を
      決断している。

      先日も訪中。7度目。
      日本へは1回だけという、
      このしたたかさ。

      東ドイツを引き取って、
      しばらくは赤字財政。
      でも計画的にちゃんと、
      ひとつのドイツをつくりあげる。

      世界の高級車は、
      ほとんどドイツが席巻。
      コツコツと、
      イメージ戦略を積み上げる。



 
      もう15年来の家族的おつきあい。
      シュトウットガルト
      弦楽六重奏団。
      来日のたび、わが家で練習。

      結成30年以上の
      世界トップなのに練習。




      リーダーの第一バイオリン
      アルベルト・ブーゼンさん。
      チームワークに気を使う。

      世界のベスト5のオーケストラ
      その首席奏者だけのメンバー。  

      あのバッハの名門オーケストラ。
      ライプチッヒ・ゲヴァントハウスの
      首席奏者による、
      弦楽四重奏団もここで。
      超正統派の音楽に感動する。




                  演奏後のパーティ

      みなさん、
      前の大戦で迷惑をかけた。
      それだけに、謙虚。
      決して自己主張しない。
      どこまでも誠実、がんばる。

      かっての日本人みたい。

      これじゃあ、
      何をやっても強いはずだと、
      言葉は通じないけれど、
      実感する。

      南砺のファンに、
      いい音楽を聞かせたい、だけ。
   
      弦楽器だから、
      演奏の2時間前から、
      指のストレッチを欠かさない。
      ベートーベンが大好きだった、
      棟方志功さんに、
      聴かせたいものだ。

      来春、また南砺へやってくる。
      北陸新幹線がらみ。
      ナイショ。




      

赤毛のアン

2014年07月10日


     テレビ番組
     なにかと不興のこのごろ
    「アンと花子」が
     珍しく、健闘している。

     実は、わがつれあい、
     赤毛のアンの「超」がつくファン。
     生涯に何冊、
     ボロボロにしているのやら。

     実は、
     この6月のあるツアーで
     プリンスエドワード島ツアーに、
     意を決して申し込む。

     参加者少なくて催行中止。





     ならばと、
     ドラマのタイトルに出てくる、
     風景にそっくりな
     ラモヴェール食堂へ
     二人でランチ。

     ママさんは、
     プリマヴェーラさんの休業を
     最近知って、ショックとのこと。
     いいお店だったのに、
     どうして?残念そう。

     ドラマのほうは、
     ますますドラマチック。
     一体どうなるのやら、というのが
     ドラマたるゆえん。

     むかし、映画監督と
     仕事を一緒にしていたとき、
    「ドラマはね、意外性なんだ」
     なるほど。


 

              ヒメオウギ

     時代設定は
     大正7〜8年。そのころ富山では
     米の投機による、
     米価高騰に抗して女たちが
     立ち上がり、
     ときの政権をひっくり返す。
    「米騒動」である。

     当時の社会を動かす力は、
     実は、マスコミにあった。

     日清、日露、大陸へと
     日本は10年ごとに戦争をしていた。
     そのとき、
     大阪を中心にした新聞社は
     競って、戦場へ記者を派遣、
    「勝った、勝った」の報道合戦で、
     ぐんぐん部数を伸ばした
     重い事実がある。
     太平洋戦争でもおんなじ。

     大正7年7月23日。

     一地方の生活苦を
     訴えた、女性たちのことを
     一人の富山のジャーナリストが
     大阪の仲間へ電報で伝える。

     そのころ育ってきた、
     良心的な
     日本のジャーナリストたちが、
     それに呼応した。
     驚いた政権と、新聞人の
     攻防はすざまじい。
     どさくさに
     治安維持法を成立させる。

     (米騒動を知る:フォーラムから) 

     ドラマでは、
     大正デモクラシーの
     時代描写が、挿入される。

     ちょっとでも、
     新しい考え方、行動をすれば、
     そのこと自体が非国民。
     即、生命の危険に直結。

     いまの北朝鮮や、中国のような、
     国のありようは、
     70年前までの日本にも
     ずっと続いていた。


     歴史に
     無頓着なお友だち内閣。

     それにしても、
     台風が来るとて、真っ先に
     沖縄米軍機が
     韓国、グアムへ逃げ出す。
     わが身可愛いもん。

     それでも、
     いざというとき、
     そういう身勝手なお友だちと、
     自衛隊も心中することになった。
     ね、
     安倍ちゃん。
   






        

南砺の国宝級お宝

2014年07月12日



      南砺市の国宝級の
      お宝美術品。
      棟方志功だけではない。

      石崎光瑤の「燦雨」

      12年前、補正予算まで組んで
      京都から海外へ流失を
      ストップさせて、
      購入した幻の逸品。
      10億でも今は買えない。

      ことの重大さから、
      水面下で極秘に交渉をまとめる。
      しかし、町議会での議決は
      活字になるのは当然。

      そのベタ記事の1行が
      京都に漏れた。

      当時、
      京都中のマスコミが激怒。
      深夜まで、5分おきに電話取材攻勢。
      なぜ京都最大のお宝を、
      富山の聞いたこともない片田舎へ。
      その対応で、命が縮む思いをした。
      しかし、
      奇跡が起きた。

      町議会(当時)の文教常任委員会で、
      全会派一致で議決いただいた。
      地域の文化を高めるために。
      未来の子ども、若者のためにと。
      議会、当局の見識。
      そして遺族との
      信頼関係が、実を結んだ。

      東京六本木に
      国立新美術館ができたとき、
      こけら落としの企画展が、
     「日展100年記念展」

      その広大な会場のど真ん中に
      3倍のスペースを取って展示。
      豪華な図録でも特別扱い。
      つまり目玉の目玉の目玉。

      
      日展100年の歴史最高傑作として。
      日本の宝物といえる。

      大正6年に光瑤の「熱国研春」が特選。
      現在、大阪市美術館準備室所蔵。
      いづれ新設の際の主役に。

      翌7年にこの「燦雨」が出品。
      審査会場を再び圧倒し、
      官展には珍しい、連続特選。
      ぶっちぎりの実力で。
      日本画の歴史を塗り替える。

      この燦雨の作品は、
      京都の栖鳳美術館時代は
      皇族がお見えのときだけ展示。
      一般入館料7000円!
      特別扱いだった。

      つまり知る人ぞ知る、
      幻の名作でもあった。
 




      富山県のお宝でもある。
      知事も、
      うらやましい限りとコメント。

      この日本画、日本の文化
      花鳥画の最高峰であるが、
      このほど、
      水墨美術館で、
      文化勲章の上村松篁展が開幕。




      上村松園、松篁と親子2代
      文化勲章。そのご子息の
      上村淳之さんが挨拶。
      日本芸術院会員の花鳥画家。
      久しぶりにお会いする。

      敦之さんの父、松篁さんは、
      京都の画学生時代、
      この光瑤の「燦雨」を見て感動。
      画家の道を決断する。
      いつの日か、こんな作品を
      描きたいものだと。

      70歳になって、
      「松篁の燦雨」を完成し、代表作に。
      今回、その作品も飾られている。

      7年前に、福光美術館でも展示。
      2人の燦雨が仲よく。

      こんどの常設展示場の増築の
      主役を担うことになる。


      
      


元気な人。元気な花。

2014年07月12日

      ウバユリ。
      この季節、ぐんぐんと。




      美術館周辺に
      密生して、元気がいい。
      たくましい生命感が好き。

      この写真は、
      庭へ移殖した株で、
      ことし初めて蕾をもった。

      なぜ、ウバユリなんて
      気の毒な名前?

      地味だけど緑がかった花をつける。
      里山の豪快な野生百合。
      花が咲くころ、葉が枯れる。
      つまり歯がない。

      春先、いちばんに艶やかな
      大葉を広げる。
      大きな球根は救荒食物に。
      アクを抜き、炒めればユリ根。
      甘くておいしい。
      でん粉の塊りである。






      高志の国文学館で、
      特別文学講演。

      作家 岩倉政治の次女。
      劇団青年座 幹部女優。
      両親の介護、大病も克服して、
      全国公演に飛び回る。

     「父を語る」では、
      ふるさと、井波にこだわり、
      農民の幸せを願い、  
      97歳まで、創作を続けた父親。

      
      その文学作品が生まれた事情を
      抱腹絶倒の演技で。
      役者だからとマイクなし。

      大阪などからも
      研究者が駆けつける。
      約100人でホールは満員。
      予約制で、
      入場できない人たちもいた。

      最近とみに
      岩倉政治の評価が見直され、
      私も5〜6回
      棟方志功がらみで、
      2人の文学について紹介。

      遺品は、すべて、
      富山市立図書館に寄贈。
      いま建築中の西町の新図書館にも
      特別室が設けられる。
      ガラス美術館の建物に同居。

      全国の文学ファンをうならせるだろう。

      蔵書2000冊。
      著作物480冊。
      原稿100点、書簡1500点
      関連資料2500件。

      富山市では、
      何年もかけて整理された。

      富山の風土と文学に、
      大きな足跡を残されて、
      未来への宝ものになる。

      井波、城端は
      かけがえのない、
      岩倉文学のふるさと。




      瞑想の郷で。
      梅雨時の元気なウバユリ。


 

カラスにまでダラにされて

2014年07月13日

     KODOMOとMANABUさん
     No.2に復活。うれしい。

     ドイツ、どこまでも強い。

     映画「黒部の太陽」みんな若い
     国家プロジェクトだった。

     官兵衛。孔明。日本人は
     軍師が好きな民族。

     花子、両親に結婚申し入れ。
     バツイチの身には涙。
     (正確にはバツ2)



     庭に欅の大木3本。
     どうも、その梢のどこかに、
     カラスが営巣したらしい。

     朝早くから、
     あおー、あおー、
     阿呆、阿呆にしか聞こえない。




     ずっと、屋敷中を騒ぐ。
     どうやら、
     巣立ちしたらしい。

     羽根のあるやつには
     どうにもならない。

     どうにもならないのは、
     賞味期限の切れた、
     身体の不具合。

     もともと、
     薬と病院は苦手。

     薬の新薬は、10代半ばから
     包装デザインの仕事を
     続けてきたので、
     決定的な時だけ飲む。
     ふだんは、
     漢方以外は敬遠してきた。

     病院は、
     とにかく先延ばし。

     でも待った無し、は
     歯痛。
     まだ完全に抜いたのは
     2本だけ。
     優秀なほうなのだが、
     あちこち、補修だらけ。

     ブリッジの治療をすることになった。
  
     麻酔注射が効いても、
     脳天に響く削岩機の響き。

     夕べ見たテレビ、映画
     石原裕次郎の「黒部の太陽」の
     トンネル貫通の削岩機を
     連想する。

     どこよりも、丁寧なしごとの
     ベテラン歯科医さんは、
     とにかく、
     歯は抜いても、手を抜かない。

     こればっかりは、
     理屈抜きの業である。

     カラスにまで、だらにされて。

西方に極楽あり?

2014年07月14日


      6月21日の
      夏至を過ぎて、
      北寄りの西日が射す。


 

      意外な方角から、
      夕陽が射してびっくり。

      夕焼けを見ると、
      やはり古の人たちも
      西方浄土を
      イメージするのだろう。

      キリスト教の教会。やはり、
      必ず西側に、
      大きなステンドグラスを配す。
      夕陽に七彩の光が堂内を満たす。
      夕陽とあいまって、
      古今東西の人間の想いはおなじ。

      来年の
      棟方志功の企画展のため、
      こころの世界を探索。

      厄介なのは、十万億の遠方にある、
      「極楽浄土」の理想郷とは。
      それに菩薩、諸天。

      棟方志功に影響を与えた仏教の師。

      最初は柳宗悦、河井寛次郎
      南砺へ疎開して、
      城端の石黒蓮州、高岡の飛鳥寛栗
      吉田龍象、岩倉政治
      小松の暁烏敏、そして
      間接的には鈴木大拙、赤尾道宗。

      宗派も、禅宗→浄土真宗→天台に
      いたるまで、多彩。
      したたかな胃袋。感心する。




      柳の「南無阿弥陀仏」(岩波新書)
      もう40刷と版を重ねる。
      亡くなる寸前に上梓。
      (昭和30年)
      仏教関係者は難解な用語が多いと、
      なげく柳の文章も難解。難義。
      無学の身にはつらい。

      お釈迦様が生まれて2600年
      三蔵法師、を経て 
      親鸞さんは800年、
      その間、えらい人が手を加える。

      電子辞書、ウイキぺデイアで
      簡単に、簡潔に
      仏教用語が出てくる。
      ありがたい。
      味もそっけもなく、
      ありがたみが無いが。

    
 
      棟方志功は他力の本質を
      師より早く、深く
      体得していたふしもある。

      南砺の風土があればこそ。

      祖母が、
      ムシロ敷きの茶の間に這う
      ムシを見て、
     「ほら、虫でさえ、
      みんな西のほうへと向かう」と。

      祖母は妙好人だったのか。

 


       

地方。「死に至る病」

2014年07月16日

       40年待った、
       北陸新幹線へ期待する
       ニュースの絶えたことがない。
       
       夢を運んでくると、
       ずっとPRの手伝いしてきた。





       かって、
       35市町村に、くまなく
       このPR広告塔。

       40年の社会構造の
       変化は、
       成人病のよう。
       じわじわと地方を蝕んできた。


       日本創成会議の
      「地方の若い女性が半減。
       地方自治体は消滅」の
       ショッキングな
       レポートから1か月ぐらい。

       地方紙はみな1面トップに
       人口減は、
      「死に至る病」
       全国知事会の記事。
       テレビでも。

       いまごろ、遅いが、
       非常事態宣言は、その通り。

       中央紙、経済紙は
       ベタ記事一行も見つからない。

       国内の
       深刻な矛盾をそらすとき、
       隣国への過剰な
       干渉を焚きつけるのは、
       中国、北朝鮮、韓国の
       常套手段であるが、
       最近の日本も
       それに近くなってきた。

       大型イベントもよく使われる手法。
       サッカー、オリンピック。
       富山県も、
       全国イベントを
       真っ先に誘致してきている。
       功罪がある。

       日本の、
       東京一極集中がもたらす、
       地方の苦しみを
       ほおかむりしてきたみたい。

       若い女性の夢をのせて、
       東京さいぐべ。

       新幹線開業は、
       地方の論理を無視するところがある。
       手をこまねいて嘆くより、
       小手先で逃げるより、
       逆転の発想が求められるだろう。

       地方とはなにか。
       前向きな
      「本質的な議論」もほしい。
  
       田舎で暮らすメリットを
       キレイごとではなしに。

     

       
   

       
     

じょうはな線、JRさんから

2014年07月17日

     城端線、氷見線のことで、
     JR西日本さんの
     コメント。




     活性化策について、
     一利用者の実感として、
     車両の改善、便数の増発が、
     最優先というのは
     同感。

     氷見線と直通化というのは、
     高校生の通学を見ていると、
     気持ちはわかるが、
     20数億も、
     なぜかかるのか、よくわからない。

     現在の北陸線、鈍行。
     金沢、富山間が新車両。
     実に快適。
  
     城端線の便数の少なさに
     いつも泣く。がまん。




     厚化粧の城端線。
     氷見線のデザインはおしゃれ。

     中にはいいラッピングも
     あるけれど、
     ひどいデザインも混在。
     走るチンドン屋さん。
     (チンドンさんごめんね)

     東京など期間限定の
     ラッピングPRならわかる。

     富山市の市内電車の
     ひところの広告入りデザインが
     悪評だった。

     県の都市景観審議会に、
     話題になったのは、
    「移動景観」という社会性に
     企業も責任を持つべきという
     意見が多かった。

     現在の新型車両の
     ループライン(環状線)は
     ドイツ製のおしゃれなもの。
     広告も、
     ずいぶん気を使っている。
     いつも乗るのが楽しみ。

     県外からマニアが
     いつもカメラを向けている。



清く、貧しく、美しく。

2014年07月17日

     気分すぐれず、
     天候すぐれず、
     
     庭のもろもろの野草だけが
     元気がいい。

     多忙を理由に、
     ほったらかしていて、
     ようやく庭に出て、
     唖然。

     よくもまあ、屋敷じゅう
     ここまで繁茂か。
     情けない。




     ヤブガラシ。
     花をつけるようになったら、
     もう終末状態。

     その名のとおり、
     樹木を覆ってしまう生命力。

     貧乏カズラとも。

     空き家ができると、
     屋敷ごとすっぽりつつむ。
     根元の太い茎は
     すっぽり抜けるが、根茎で
     来年また復活する。




     ヘクソカズラ
     最悪の名前。
     こいつも難物で、
     実が実にくさい奴。

     万葉集、巻の第十六

    
     かわらふじに
     延ひおほとれる屎葛
     絶ゆるることなく宮仕えせむ
(高宮王)


    
     平安時代から、この名前。
     嫌われても、まとわりついて、
     勤め(サラリーマン)を続けるという、
     不遇官僚の嘆きか。
     どこか、にやりと共鳴。

     ことわざに、
     「屁屎葛も花盛り」

     いやな匂いのあまり好かれない
     屁屎葛でも、愛らしい花をつける
     時機があり、不器量な娘でも
     年頃になれば
     それなりに魅力がある。
     番茶も出花?

     さりとて、
     男は?

     ぶ男は出世する、というのがある。
     そりゃ極めてまれなケース。

     もてない悲哀は、
     わが胸の内に秘める。

     周囲を眺めせしに、
     ため息ばかり。




     
  
  

ウクライナの友人たち

2014年07月18日


      ウクライナという国
      ロシア革命の
      発端のひとつがオデッサ。
      ロシア帝国の軍港だったが、
      水兵の反乱蜂起。
      歴史に残る名作
     「戦艦ポチョムキン」の舞台。
      エイゼンシュタイン監督は
      後世に残る、映画芸術家。

      肥沃な穀倉地帯だったが、
      ソ連の原発基地。
      チェリノブイリの悪夢は
      いまも続く。

      電力会社のある社長さんから
      むかし見学の感想を。
     「こんな安普請の建屋、設備で
      危なっかしい。
      事故が起きないのが不思議だ」
      とも。


 

      15年前からのおつきあい。
      カザフスタンの
      チューリップ原種探訪の旅。

      ガイドはアンナ博士と
      ウクライナから、
      わざわざこのために飛んできた、
      妹のオルガさん。

      通訳のカザフ族マルジャン。




      姉妹はロシア人。
      そしてウクライナ生まれで、
      二人とも大学で植物学を。
      姉のアンナさんは
      カザフスタンに移住して
      世界のチューリップ博士に。

      ウクライナは
      東欧随一の美人の産地で有名。
      オルガさんも、
      60歳ながらおしゃれで
      なかなかのグラマー。
      若かりし頃は
      凄い美人だっただろう。

      ロシア人で、
      ウクライナ国籍。
      今回の国内紛争とロシアの干渉。
      渦中にあるだろう。
      
      パレスチナ、イラン
      アフガニスタン
      ウクライナ

      地図で見るとみんな近隣。
      ソビエト崩壊とともに、
      新たな紛争の火種に目を離せない。
      民族紛争はエスカレートする。

      アメリカは、
      日本の総理をファシストと
      断言するようになった。

      カザフスタンの場合、
      ロシア人が半分住んでいて、
      イスラム圏ながら、
      治安はとてもいい。
      バイコヌール宇宙基地もある。
      ロシアの一部の感じ。

      アンナ姉妹
      どうしているか、心配。


          

ウルトラマン、好きでなかった

2014年07月20日

      カミナリが好き。
      ピカッと。
      ずどど〜ん。窓がビリビリ。
      雷神のいくつもの太鼓が
      轟きわたる、
      スカッとするが、
      度がすぎればかなわん。

      
      ウルトラマンが
      嫌いだった。




      県立近代美術館で
      成田亨展。
      3年の準備でオープン。




      図録は
      開会式出席者、招待者には
      無料で配るのが慣例。
      が、今回はなし。
      なぜなら、
      豪華カタログは 5400円!
      これじゃあ、配れない。

      手塚治虫、鉄腕アトム世代には
      ウルトラマンをだらにした。

      しかし、テレビ視聴率は
      40%台という、国民的人気。

      これまで最大規模の成田亨展。
      会場をめぐってみて、
      圧倒された。

      青森県出身。棟方とおなじ。
      多摩美大で彫刻を。

      美大の学生アルバイトで、
      ゴジラの映画制作にかかわる。
      東京でデイズニーランドの
      裏方も。
      冴えない、職人扱い。

      ウルトラマンの大ヒットで、
      多忙を究めるが、
      怪獣やセットデザインは、
      美術作家としての基礎があり、
      哲学があった。
      
      きっぱりと第一線を退いたのも、
      高度成長、日本の経済優先の
      世相にたいするアンチテーゼ。

      大衆に迎合する商業デザイナーと
      自分自身を掘り下げる作家とは
      ちがうのだとも。

      数多くの原画(肉筆)と、
      そのメッセージに感動する。
      誤った先入観を恥じる。

      恥ずかしながら、思い出す。
      20代はじめ、失業中に、
      拾ってくれた富山市の看板屋のおやじ、
      故 小竹清治氏も、
      映画の看板、銭湯のペンキ画、
      なによりも模型制作マニア。
      内外の博物館などに数多く残る。
      
      その仕事仲間がかっての羽仁進。

      社員だった白石さんも
      映画のミニチュアづくりや、
      模型制作では日本の第一人者になった。
   
      この会社で3年間お世話になった。
      30人の職人集団とシンナーの匂い、
      ホコリまみれの現場で
      喜怒哀楽の日々。
      チームワークの基礎を学ばせてもらった。
      デスプレイ業界に君臨し、      
      名門となったオダケスタジオは
      いまはない。

      モノづくりの現場。
      職人以下に扱われた人たち。

      現代のブーム、アニメも
      劣悪な労働環境の世界だった。

      ウルトラマンの生みの親、
      成田亨さん。
      まちがいなく、日本の
      カウンターカルチャーから、
      クールジャパンに育てた、
      知られざる功労者であろう。



      


ねじれる

2014年07月20日
     
     あの時代
     棟方志功は、青森の新聞紙上に
     チヤさんへの想いを載せて
     めでたく結ばれる。

     そして、白蓮のような、
     新聞紙上をにぎわす、
     男と女のねじれかたは
     どれだけ世間に、
     インパクトがあったことやら。

     今なら、
     タレントの男女のねじれなんて、
     週刊誌ネタでけちょん。




     芝生はいまが一番きれい。
     隣のでなくても。

     なぜか混じって、
     ネジバナが咲く。

     もう終わりになると、
     こんな姿にねじれる。
     名は、体を表すにしても、
     らせん状に咲くことからねじり花。
     咲き終わっても、
     ご丁寧にも、さらにねじれる。

     なんだか、自分の姿みたい。
     やだね。
     トシとともに、根性がねじれる。

     日曜に出勤すると、
     いろいろと、遠来の、
     意外なお客さんが続く。
     団体も多い。

     閉館間際に夫婦で。
     30年ぶり、
     ビデオ映像、CM制作の仲間。
     おたがい、現役で安堵。

     たまの休み、城端線で
     とことこと。
     あとはタクシーで。
     ともに、映像の世界でがんばった。
     富山の先駆けだった。

     映像の集大成、大河ドラマも
     官兵衛がクライマックス。
     歴史的事実をどう脚色するかで、
     つい見てしまう。

     気になるのは
     義仲で、はたしてどんな物語りが
     構築できるか。

     史実、脚本、プロデユーサーが
     うまく揃えば可能だが、
     全国を沸かす歴史のダイナミズムを
     映像表現することはつらい。

早婚のすすめ

2014年07月21日

     少子高齢化。
     30年前からわかっているのに、
     どれだけ主張しても、
     政府は手を打たなかった。
     (もと総務庁、坂東眞理子さん)
     国勢調査による人口動態。
     30年先まで確実に読める。
     国や自治体の施策の基本中の基本。


     今は「化」がぬけて、
     少子高齢社会に。

     婚活は若い人たちだけで、
     解決する問題ではない。
     



     完熟の梅。




     
     円熟した人生を望みつつ、
     このウメ酒、
     どんな味になるか楽しみ。


     小さな親切、大きなお世話。
     かもしれないことを、
     承知のうえで。

     男だってお節介さん 

     昔から、男も女も早婚だった。
     10代で社会へ出て5年〜8年で、
     周囲から一人前として認められる。
     10代でお嫁に行くのは
     別に珍しくもなかった。

     ちょっと、可哀そうという雰囲気。

     ところが、20年後、同窓会、
     同級会で、いちばんピカピカと
     輝いていたのは、
     早婚組の女性たちだった。
     どっしり足が地について、
     頼もしい大人、という感じ。
     30歳までに、
     子どもを産みあげて、育てて。
     40代後半から、新しい人生。



     
     恥ずかしながら私の最初の結婚。
     いやいやながらお見合いして、
     会ったら気に入って26歳で結婚、
     すぐ息子が生まれる。
     無我夢中の子ども中心の生活は
     仕事でも、いちばん充実していた。
     思い出しても夢のよう。

     40歳すぎて息子が自立。
     面白いほど、大きい仕事に集中でき、
     自分に投資できた、
     ありがたい時代でもあった。
     経済的にも余裕ができて、
     定年時にアトリエが建てられた。
     (道楽を持っていなかったので
      経費は本代だけ)



     そして高学歴指向の社会へ。

     いまどきの若者、大学、大学院を
     卒業しても、
     職場で認められるまで、
     やはり5〜10年はかかる。
     おまけに、
     親がかりなら、生活に
     まったく不自由しない。
     ひとりで生活してたら、
     気楽なことこの上なし。
     結婚する必要をあまり感じない。

     男だけでなく、
     日本の企業も草食化、と
     経済学者も指摘している。

     また、望んでいた進路で
     挫折しようものなら、非正規雇用に。
     経済的な自信が持てない。

     いづれにしても、晩婚。独身。

     人生50年で、定年も50歳のころ、
     早婚は当然のこと。
     ところが、この50年間で
     日本人の寿命が20歳以上伸びた。
     それは、めでたいこと。
     それだけに、長いスパンの、
     人生設計も求められよう。

     結婚は、それぞれの事情。
     経験上では、早婚はトクなことが多い。

     いろんなケースがあって、
     いちがいに断定できませんが。
     



    

よくもまあ

2014年07月22日


      e-fuku3.comの時代から
      なんと-e.comまで、
      このブログで
      お世話にならなかった日は
      ほとんど、ない。

      その原動力は、
      このつたない独り言に
      付き合っていただいた、
      みなさんのお蔭です。




      あさ開いたら
      330000

      じぶんで踏んでどうする。
      
      ちなみに、
      大先輩がいる。

      吉祥天さん
      KODOMOTO MANABUさん
      はれあたまさん

      なかなか及ばないが
      継続することに
      なにか意味あるかもと、
      愚直、
      というより、
      惰性で続けているのかも。

      日記なのか、
      ショートエッセイなのか、
      いや、
      南砺の文化にちょっとだけ
      かかわれたら、という
      単純な動機。

      一回、打ち込むのは、
      30分以内にと決めている。
      あくまで、たばこ代わりの
      句読点なんだからと。




     

松村博さんの人生

2014年07月23日

     福光新町の
     もと薬局店主、
     松村博さんが亡くなった。

     数えで104歳!
     明治44年生まれか。

     松村謙三さんは、
     子どもたちを政治家にする気は
     まったく念頭になかった。
     昨今の、小粒の
     2世、3世の政治家たちの
     姿を見るにつけ、
     松村謙三さんの大きさを想う。

     さりとて、
     謙三さんは、家業が
     300年続いた薬局だった。
     県議会に出馬、国会へ。
     そこで、
     娘さんが、跡を継ぐと決心
     東京から帰郷。
     昭和10年に、
     金沢からお婿さんを迎えた。
     松村 博さんである。

     しかし、戦前からの選挙。
     選挙事務所だけでなく、
     東京から、この実家へ帰って
     選挙戦に備えた。

     改進党幹事長として、
     同志の選挙応援のために
     謙三はんは全国をとびまわる。
     帰ってくるのは、
     投票前日だった。

     前夜の演説会場に現れて
    「松村は健在でございます」の一声で、
     会場の年配のの支持者の頬を
     ぽろぽろ、涙が伝う。 

     それでも、10数回の連続当選は
     選挙の神さまと称される。

     いまも、
     富山県議会議員で、松村謙三さんを
     信奉する方が多くてびっくりする。
     射水、富山、新川選出で。
     よく資料を求められる。

     当時の松村「信者」は熱烈で、
     私の祖父も手弁当で応援。
     射水郡が担当で、票読み運動。
     
     個別訪問で説得の際、
     ライバルの運動員を警戒する。
     家への雪の足跡が残る
     帰るときは、同じ足跡を
     後ろ向きに歩いて戻る。
     票読みが開票とぴったり、というのが
     祖父の自慢だった。

     選挙資金もかけず、
     清廉潔白さは今も語り草である。
     明治の気骨。
     最後の井戸塀政治家と呼ばれる。
     家財をかたむけ、
     残ったのは井戸と塀だけという例え。

     3つの蔵から、
     ずいぶん高価な品が消えて、
     両親に手をついて詫びる。

     実際には
     国政選挙は過酷。
     それを支え、家業も立派に
     博さんは 継承された人生。
     男で
     これだけ元気で長生きされたのは
     たぶん、南砺市でトップのはず。

     ご冥福を祈ります。

     
     <お詫びと訂正>

     この欄のお写真は、
     没後40周年記念式典での
     松村謙三さんの実子
     松村進さんでした。
     風貌がよく似ていて、当方の
     思い込みでした。
     申し訳ありません。

        

個人情報というけれど(追補)

2014年07月24日

     いまがさかり
     ユリ亜綱、ユリ亜目、ユリ科、
     ユリ属、オニユリ。
     どうということないけれど。
     もう梅雨明けか。




     ベネッセの個人情報漏出。

     改めて、
     同社の情報収集能力の
     高さが世の中を驚かす。
     少子化で
     ビジネスモデルがゆらぐ。
     こんどの事件は、さらに痛い。

     2005年4月に
     個人情報保護法の施行以来、
     過剰反応のむきもある。
     行政や企業に
     個人情報の適正な取り扱いを
     求めるのが趣旨で、
     第三者に提供するときは
     当事者の同意が必要とする。

    「個人情報保護」という言葉だけが
     ひとり歩きしていて、
     個人にかかわる情報は
     すべて秘匿されねばならない、という
     過剰な捉えかたは問題と、
     ライターの三品純氏。

     憲法の趣旨から
   守るべきは、
     個人の主義主張
     さらに思想であろう。

     特定秘密保護法は
     その名前とは逆に、
     かっての世界的悪法治安維持法と、
     軌を一にする怖さがある。

     戦前、戦中
     権力をかさに、個人の思想調査。
     この戦争は、いかがなものか、と
     疑問をもっただけで、
     即、検挙投獄。
     非国民として過酷な扱いに。
     しかも、秘密裏に国が決め、
     秘密裏に処分する。
     わずか69年前の日本で。

     いまの安倍内閣は
     着実にあの大政翼賛会への道を
     歩んでいる。

     海外の研究者や、
     日本の保守リベラリストは、
     あの法律がなかったら、戦争を
     阻止できたのにとも。


     ちなみに、
     マスコミ講座をむかし受けたとき、
     プライバシーのない人は、
     皇族
     政治家、芸能人、公務員
     だと言われた。
     写真を撮られ、公表されても
     文句がいえないとも。

     
     ドイツの社会哲学者
     オットー・フォン・ギールケは
    「人の人たるゆえんは、
     人と人との関係にあり」

     と言っている。
     徹底して個人情報を
     シャットアウトすると、
     豊かな人間関係まで否定することに。

     地域の、高齢者のひとりぐらし。
     節度のある、
     コミュニテイの情報共有なども、
     いざというときの助けに。

     犯罪者のニュースでは、
     地域で完全に孤立しているのが
     事件を起こしている。

     いざ、その気になれば、
     電話帳やネット、FBなどで、
     いとも簡単に調べられる時代。

     DMが届いたら、
     ゴミ箱へ捨てるだけ。
     でも、
     しつこいメールや、 
     電話の勧誘は頭にくるけど。


 
     

魚津の水害

2014年07月26日



     魚津の水害。
     一か月分に相当する、
     252ミリの豪雨。

     激しい雷雨、
     雷雲が僧ヶ岳の山麓に居座る。



                    僧ヶ岳

     水源の、
     僧ヶ岳2002メートル
     毛勝2414メートル
     早月川で海までわずか10キロ。
     日本一の急流で、
     水循環は早い。
     6時間後に清流になってしまう。



               剱岳の暗雲

       
     立山連峰に連なるこの地帯、
     南砺のおだやかな
     山並みとはずいぶん違う。

     山崩れは、ごく一定の箇所に
     集中していて、
     幸い人身事故は皆無。
     これだけの集中豪雨で、
     奇跡に近い。
     市のトップが職員を非常招集、
     消防、消防団も総動員で、
     深夜、徹夜で警戒したとの話。
    
     ふと、同じ季節、
     南砺の激甚水害を思い出すが、
     南砺の被害は、数倍大きい印象。
     あの時は、
     山林が荒れていたことが、
     被害を大きくした。

     山間部に
     人が住まなくなることは、
     下流に大きな災害を
     もたらすことになる。
     山を守ることは、
     町の住民を守ることにつながる。

     住民の安全は、
     何よりも優先。フクシマは
     他人事ではない。





井波太子伝を未来へ

2014年07月27日

     熱風のなかだったが、
     外から南砺を体験したら
     どうなるか。

     魚津加積公民館からの依頼で
     一観光客として、ガイド。
     井波、城端へ。




     堂内は撮影禁止なので外観のみ。

     太子堂で、絵解きを体験。
     何年振りだろうか、タイムスリップ。

    「聖徳太子は、宗派を超えて
   日本仏教の開祖、
   上人と同じ扱い」

   弘法大師、法然、親鸞、
   一遍上人と同格。

   「太子信仰と絵解き。
   日本では
   ここだけの文化遺産」
 
     

   無宗教を自認しているインテリ、
   真宗以外の宗派の人々のこころに、
   アプローチできる。

   新幹線で、高岡、金沢から南砺市へ。
   井波は通年観光が可能なロケーション。
   そして、新幹線開業へ。
   観光客の主流は65歳前後の
   首都圏の女性たちの個人グループで、
   知的欲求は高いレベルを求める。
   潜在的には数百万人いる。

   東日本大震災は、
   この人たちの意識を大きく変えた。
   
   いかに生きてきたか、
   いかに生きるべきか。
   模索の世代であり、男どもは
   彼女らに追随するだけ。

   日本人のこころの源流  は、

   この太子伝会の絵解きにすべてが
   含まれていると痛感して聴いた。
   一番の無関心は、
   自分も含めて地元の人間。
   20年の紛争と、
   価値観の変化が大きい。

   絵解きは、変えるべきではない。
   日本唯一の生きたこころのテキスト。

   終わって、
   本堂で、浄教寺ご住職
   高瀬顕正師の説教を聴く。

   全員、抱腹絶倒。
   立川志の輔師匠が聴けば、感動の涙だろう。
   落語の枕のような、ホットな話題。
   生粋の正統派、生きた方言まるだし。
   それでいて、
   いつのまにか、わかりやすく、
   真宗の教義へと導かれる。みごと。

   えてして、難しい言葉をならべる、  
   宗教人とは、天地のへだたりがある。

   地元には、このような
   洒脱な説教師がたくさんいる。

   どっと、来なくていい。
   感性の豊かな観光客を感動させれば、
   立派なリピーター、なんとファンになる。

   団塊の世代は、仏像を自分の手で
   彫りたい。プロの指導で。
   残念ながら、偶像否定の土地柄。
   なんとか方法がないものか。
   かっては欄間で、
   日展への挑戦で時代の波を
   くぐり抜けてきた先見の明。

   なぜ、
   地元の若い人たちは、足元の、
   こんな国宝級のエンタティナーを、
   楽しまないのか。
   もったいない。

   井波の強力な魅力は、まだ点。
   線から面へのシナリオが生まれれば、
   南砺市トップの観光スポット。

   役者が揃っている。
   瑞泉寺と彫刻の町並みという
   舞台装置も最高。
   ハードもソフトも申し分がない。
   中央のマスメデイアと、
   旅行会社がいちばん欲しい、
   ここだけの資源。世界遺産に匹敵。

   足りないのは、シナリオだけ。
   それだけのパワーを秘めているまち。

  「信仰と木彫りのまち井波」
   間違ってはいないが、
   今の時代、
   富山の、地元の若い人たちも
   共感するような、
   都会の知識層を感動させるような、
   新しいコンセプトが求められる。

   それも、地元の発案が望ましい。


   そんな印象を受けた。
   



   山門のバザーは
   同行者たちに大人気。
   自分も50円で5000円相当の
   見つけもの♪

   猛暑のなか、
   観光協会のかたがたも吹き出る汗。
   ごくろうさまです。

   じょうはな探訪は次へ。
   

城端のもてなし

2014年07月27日

      県東部の人たちにとって、
      井波や城端は、
      よほどのことがない限り
      機会がなくて、遠く感じるらしい。
      1時間足らずで到着して、
      あまりの近さにびっくり。




      日本の歴史ロマンを満喫して、
      井波のお寺参りから、
      わずか10分あまりの近さ。
      すぐ、じょうはな座定期公演へ。
      城端庵唄保存会に酔う。
      完成度の高さから、
      鑑賞料は安く感じたほど。

      じょうはな座のスタッフが
      県内の公民館あてにDMを発送。
      それで、このツアーが実現した。
      こまめなPRの効果です。

      解説が適切で、流れが優雅。




      とやまの代表民謡と踊り。
      出演は栄町のみなさん。
      みんな素人なんですよと言っても
      なかなか信じてもらえない。
      ほんとは、
      みなさん、たいへんだった10年。
      それが、これから活きる。




      麦やの笠踊り体験に
      みなさん大喜び。
      教えるイケメンにおばちゃんたち、
      きゃっきゃと大騒ぎ。
      この衣装もあって、
      美男美女がいっそう引き立つ。




      玄関での記念撮影と
      お見送りでまた、盛り上がる。




      近い距離の曳山会館。
      小さな一つの町内で、これだけの
      曳山、庵屋台、笠鉾!
      町衆文化の豪華絢爛さに圧倒される。

      館長のユーモラスな解説が
      ことのほか好評。
      (見習わなくっちゃあ)

      男たちが、都で遊んで、
      申し訳ないからと
      女性むけサービスに庵屋台が、と。
      これが大いに受けた。




      向かいの織館へ異動。
      2班にわけて、曳山会館と交互に。
      最初の班は男性中心だったが、
      意外にもみなさん、挑戦。
      ピッカピカの若いスタッフの
      元気さに、つい引き込まれて。

      異世代交流事業なので、
      女の子も母娘で楽しむ。

      みんな歩いて移動ができて好評。

      首都圏のお客は、
      井波、城端のホンモノに
      ふれる意味は大きいだろう。

  城端のもてなしは
  自然体で「洗練」
  帰りの車中でも満足度は
  200%だった。
  


      なぜ、井波も、
      城端も文化度が高いのか。
      五箇山のバックヤードがあり、
      町衆の財力の豊かさが、
      伝統文化を育てた、と
      車中で解説も、
      つい力が入ってしまう。

      北陸新幹線が開業しても、
      城端の、自然体の、
      あたりまえのもてなしが、
      観光客を魅了、感動させることが、
      期待できる。
      体験型も、反応がいい。




      実は密かに楽しみにしていた、
      湯浅啓写真展。
      ―富山の鉄道風景―

      撮り鉄さんの写真展や、
      写真集はよく見るが、
      横位置の
      城端線・越中山田から
      城端への写真は衝撃的だった。
      白く輝く袴腰山。
      思わず息を呑む作品。

      南砺市のPRには、
      ごちゃごちゃ、いらん。
      この一枚の写真を大伸ばしするだけで、
      なんにもいらん。
      厚化粧のラッピング車両はない。
    
      地元の人間でも感動する。
      ましてや、
      首都圏のひとたちに、
      南砺はなにかが
      一発で物語る力がある。

      広告の世界では、
      ワンテーマ、ワンビジュアルという。
      費用対効果抜群。
      鉄則である。

なが〜い黒部宇奈月温泉駅

2014年07月28日


     富山市で、グリーンツーリズムとやま
     定例事務局会議。
     北日本新聞の新幹線の記事、
     南砺市、五箇山などのことが
     ずいぶん話題になる。

    「金沢ばっかり向いとる」
     という、
     県や富山市から見た印象。

     南砺市にいたら、
     地理的条件や、歴史文化が、
     金沢と隣り合わせ。
     なんの不思議もないことが、
     活字になることで、
     かなりショックのようだ。

     企画展にもよるが、
     美術館の駐車場のナンバーが
     はんぶん石川ですがね、と説明すると、
     ある程度同情?してくれる。
     いまは、
     常設展への団体も、半分西から。

     金沢への客を富山へ
     引っ張ってくるんだ、と言っても、
     なかなか骨が折れる。
     富山県というプライドを
     逆撫でするようだ。



   
     午後、黒部へ。
     富山写真語・万華鏡の
     印刷刷り出し立ち合いに。

     目と鼻の先に新幹線駅。
     谷間の水田地帯である。

     国道、新幹線、地鉄駅が交差。
     奥の白いのがYKK工場。

     周辺一帯はYKK企業城下町。
     すべてのことに、
     ひとつの企業の影響力が。
     県西部では、考えられない。
     かって、魚津は日本カーバイト。
     富山は不二越。
     地域への貢献度が大きいだけに。
    




     なが〜い駅舎。
     商業施設、ホテルも辞退。

     なが〜い駅名が付いた。




     ここから、地鉄電車に乗り換えて、
     市街地と宇奈月温泉へ。
     接続の建屋がよくわからない。

     宇奈月温泉は、おおどころが
     ほとんど倒産、身売り。
     バブルの時代、競って過大投資。
     和倉温泉や湯布院の
     成功事例を視察して、
     形だけ真似て
     プロセスを学ばない。

     大借金して豪華に改装。
     まだ返せないまま、
     新幹線まで持たなかった。

     マーケテイングの基本。
     日本人のライフスタイルの
     変化の兆しが読めていない。
     団体から女性の個人客、
     小グループ旅行へ流れは変わって、
     石川県の温泉街が、のきなみに、
     地盤沈下していたというのに。
     時代遅れのコンサルのアドバイスが、
     たいてい、ちらつく。
     彼らは結果に責任を取らない。
     いただくものを戴いて、
     さっさと逃げる。
     成功したら、それを吹聴して、
     次なるビジネスに。
     みんな立派な肩書きを名刺に。
     田舎のもんは、ころり。
     

     山の中で刺身を喰いたくない。
     相部屋はいやだ。


     宇奈月温泉は、
     黒部川水力発電の工事の
     現場労働者の飯場が原点。
    「うちは、女郎屋がはじまりなんですよ」
     老舗女将から聞いた話。

     歴史が浅く、
     まちの雰囲気がもひとつ。
     大型ホテルは、
     お客を町に出さず、
     館内に囲い込むことで金を落とさせた。
     そのツケがいま。
     長いあいだ、涙ぐましい、
     試行錯誤が続いてきた。

     駅周辺の開発と、中心市街。
     温泉街のトータルな、
     グランド・デザインがないまま、
     本番を迎えようとしている。

     新駅を核に、
     なが〜い努力がはじまる。

 

家紋のいわれ

2014年07月29日



      太子伝会の
      瑞泉寺山門でのバザール。
      女性群と漁っていたら、
      なんと50円で、
      漆塗りの名刺入れが。

      法事などの際の
      名刺受に使われたものか。

      金庫の(持っていないが)鍵など
      貴重品入れにでも。



      丸に木瓜紋は
      我が家の家紋でもある。
      北陸には特に多くて、
     「だら木瓜」とまで言われるが、
      本来は、古代中国で
      高級官吏が使う紋所。
      日本でも、
      平安のころから、貴族の紋。

      資料で見ると、太い丸の
      現在のバランスのデザインは、
      日本独特のかたちらしい。

      力強い太い丸の輪が引き締まって、
      端正で品がある。
      完成度は、完璧。
      
      小さいときから、
      この家紋を見ながら育った。
      
      仕事したシンボルマークは、
      いきいき富山、
      県立近代美術館など、
      数十点あるが、
      この丸に木瓜はいまだ超えられない。
     「日本の美」の頂点。
      紋付に染め抜くと最高である。

      取材で、
      ベテランの紋上絵師を。
      墨染めの上等の絹地に、
      白で鮮やかにこの紋を
      面相筆で描かれているところを、
      感動して見ていたことがある。
      実際には、白の染め抜きか。 

      鳥の巣を上から見て、
      卵など子孫繁栄を願う意味。
      瓜の断面、というのは
      説得力があるが、
      違うよう。

      越前朝倉家伝来ともいわれ、
      諸説があるが、
      なぜか真宗関係の門徒に多い。

      どなたか、
      教えてくだはれま。


 

再婚のすすめ

2014年07月30日

     オオウバユリが咲き始める。
     名前がかわいそう。
     日陰で、地味にひらく。
     このたくましさが好き。




     連日報道される、
     おぞましい女子高生の事件。
     10年に一度のニュースは、
     陰惨な、理解しがたい闇を見る。

     父親の再婚。
     なんとなく、遠因かもと、
     同情したくなる。

     女はたくましい。
     男は、つれあいに先立たれると、
     余命は短い。わかる。
     いつの時代も男は、ひとりで生きられない、
     なさけない草食動物。

     連合婦人会の講演で、
     体験談から、
    「生き別れと、死に別れ
     どちらが困るか」
     女性たちの目がテンになる。

     結論は、どちらもよくない。
     なあんだ、と会場に
     ほっとした空気が流れた。

     昔のほうが再婚は頻繁だった。
     家系を守ることが
     優先されたから。
     本人らの意思はあとまわし。

     今は、再婚どころか、
     初婚さえままならぬ。

     よく言われるのは、
     死別は、イメージを引きずるからと、
     敬遠される。
     そして周囲が同情するから、
     自立が遅れるとも。

     実際は、当事者は、
     その日その日を生きるのに
     必死なんだけど。
     子どもにとっては、
     筆舌に尽くしがたい、つらさ。

     うまくいっているケースも多い。
     かっての美人の部下。
     東京帰りのバリバリのキャリアウーマン。
     2人の子持ちと結婚。
     200点あげる、とはげます。
     パーテイでたまに会うと、
    「まだもっていますよ」と笑う。
     しあわせそう。
     いまは起業し、がんがん、がんばる。

     離婚の場合は、
     どちらかに原因が、という
     パターンになりやすいが、
    (アンと花子) 
     実際は、お互い半分ずつ責任がある。
     どうしても、心の傷。
     それだけに、恥をしのんで、
     意地でも、がんばる。
     結果、自立しやすいかも。
     こんなときも、
     やっぱり女はたくましい。

     ロシアの平均的なパターン。
     初婚は早く、すぐ別れる。
     再婚。続かない。
     やっと、3度目で、
     ふさわしいパートナーを選び、
     まことに幸せな家庭を築く。
     そんな話が伝わる。

     みんな長生きするようになった日本。
     そのぶん、再婚という選択肢もふえる。
     初婚ならともかく、
     再婚は、しがらみが多く、
     いろんな複雑でデリケートな事情が重なり、
     勇気がいる。
     早く再婚すると白い目。

     それでも、どんな形態でも、
     恋し、支え合うことは、
     前向きな生き方と思うが。
     白蓮さんではないけれど。

     結論です。欠点だらけでも、

     夫婦は、
     平凡がいい。

     いかがでありますか。

子どもの国 だった

2014年07月31日

      福光の中心部、  
      宇佐八幡宮の境内の一角、
      もと福光保育園。

      大通りから、
      横断歩道正面のところに、
      モザイクタイルの壁画。



      子ども天国を描いた絵。

      原画制作者は、
      福光が生んだデザイナー
      尾山外誉治氏。
      若くして上京、第一線で活躍。
      マルチクリエーターだった。

      お兄さんが亡くなり、
      川原町の家の跡をつぐ。

      このイラストレーション。
      実は戦前に、
      一世を風靡した、初山滋の
      作品からインスピレーションを得て、
      表現されたもの。

      愛染苑の棟方志功の
     「四天雄飛」の大作と、
      テーマは同じである。

      このほうは、
      天女ではなくて、子どもが
      天を舞う。
      夢のあるモザイク画。

      長く、子どもや保護者に
      親しまれてきた。
      当時の町づくりは、
      ここまで配慮していた。
      文化度が高かったのだろう。





      尾山氏は、初山滋に
      深く傾倒されていた。

      日本の児童画の先端をいく。
      いづれ、姿を消す運命。
      惜しいが、
      時代の流れか。

      再開発で、
      活かす方策があれば、
      磨くだけで鮮やかに蘇える。
      
      むつかしいのかなあ。
      名作は消えるのか。

      貴重な文化財。






      
作者 : 奥のほそみち

石崎光瑤に感動し、棟方志功に共鳴するお仕事です。運転しないから、人の行かない裏通りや、細い道をひたすら歩く。 そこで見つけた話を紹介したい。 雪吊を 終えたる樹々の 斜塔めく          あさぎり         

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