いびき
2014年03月10日
降ってもいいときに
降らなくて、
降らんでもいいときに、
降る。
酒席で、睡眠時無呼吸症候群の
話題になった。
徹底して、検査を受け、
施術したら、
信じられないほど
すっきり目覚めるとの話。
説得力がある。
小矢部市での大事故は、
画像が記録されていたので、
余計、ショッキングな映像とともに
全国ニュースに。
ひとごとではない。
10代のときから、
すごいイビキ。
完璧な、
睡眠時無呼吸症候群。
どれだけ損をしてきたことか。
周囲を悩ませることで、
本人が傷つき、悩む。
つれあいは
つれない態度を取らないので、
尊敬に値すると思っている。
以前に、
別の患部のことで、
全身麻酔をかけて手術。
目覚めたときの爽やかだったときの
記憶が甦る。
「終わりましたよ、
気分はどうですかあ」
「すっきりです。
もういちど手術してもいいですよ」
呆れられた。
やっぱり、
本格的な診断を受けるべきか。
ま、運転をしないから
いいようなものだけれど。
暖房の効いた列車内では、ときおり
意識が無くなるような睡魔に
襲われる。
アメリカの新聞
2014年03月25日
日本人は、
他人が自分をどう思っているかを
いちばん気にする人種。
ならば…
あんまり
このブログには
政治的な話はしないことに。
でも、
阿倍政権に肯定的でありながら、
なお且つ、批判している
アメリカ、ワシントンポストの
社説は興味深いので、
参考まで紹介。
読みづらいでしょうがご容赦。
特に意図はありません。
ワシントンポスト社説 2014 年2 月12 日
訳 川崎 健
日本の歴史の改変について安倍首相は明確にするべきだ
Japan’s historical revision deserves clarification from Prime Minister Abe
「馬鹿げている」と米国駐日大使館のスポークスマンは語った。これは、日本の公共放送NHK のリーダーたちの反歴史的で侮蔑的な発言についての寛大な評価である。
第一に、第二次世界大戦に参加したすべての国は自国の軍人に「慰安婦」をあてがったと述べたのは、新たにNHK 会長に就任した籾井勝人であった。事実、「慰安婦」という言葉は ― 日本軍人が日常的にレイプするために ― 軍事施設に連れてこられ、強制的に性に従事させられた、大部分が朝鮮人である多数の女性を奴隷化した日本独特の制度の婉曲語法である。多くの場合、奴隷化は数年続き、多くの女性が亡くなった。
さらに、NHK 経営委員会委員の百田尚樹は、1937 年に起きた南京大虐殺を否定し、米国の戦争犯罪を覆い隠すために、米国は1945 年の日本の敗戦後に日本の戦争犯罪容疑者の裁判を仕立て上げた、と述べた。「こういった発言は馬鹿げている」とタイム誌に向かって米国大使館に言わしめたのは、後者の妄言であった。
なぜ日本政府は、これらの言及を、同じような明確さで自ら非難することができないのか? 近隣諸国が第二次世界大戦の歴史を書き換えあるいは糖衣でくるもうとする日本の企みについて訴えれば、日本の官僚たちは、言論の自由を冒すことは出来ないと言いたがる。歴史問題について真っ当な議論をすると投獄されかねない中国とは異なり、日本人は言いたいことを言えるのである。
安倍晋三首相もまた自由に発言できるが、この場合の彼の責任はとくに重大である。それは彼が百田氏を経営委員に任命し、12 月に籾井氏の就任を主導したからである。日本の官僚たちがよくやるように、ある前リーダーが数年前に述べた遺憾の意を指摘するだけでは不十分である。あるいは、ある政府スポークスマンが述べたように、「私たちは、籾井会長は個人としてコメントしたと理解している」と述べて侮蔑的な発言をそらすだけでは不十分である。
事実、籾井氏が公的な立場で行った発言はまさに驚くべきものである。なぜなら、彼はまた ― その独立性と職業的信念で長らく賞賛されてきた ―NHK は政府の方針に追随すべきだと述べたからである。「政府が『’右』と言っているときに’私たちが『左』というのは好ましくないだろう」と彼は述べた。
首相は、首相として、その時に「籾井会長はじめすべてのNHK 職員は公正に偏らずに放送を続けるように」と強調した。しかし、政府の圧力の影と自己検閲の恐れは簡単には拭えないだろう。
安倍氏の予定表の大部分は、日本と日米同盟にとって意味がある。彼は日本経済を再び成長させ、自由貿易協定について米国および他の太平洋諸国と話し合い、日本の防衛予算を少し増やし、一つの同盟国としてより有用な役割を果たすことが出来るように法律を再解釈しよう、と努力している。
しかしながら、こういった政策は、NHK 騒動に反映されている曖昧模糊さの類(たぐい)によって掘り崩されている。歴史の書き換えは、国際的な役割を強めようとする日本の合法的な努力に危険な軍国主義としてペンキを塗ろうとする人たちを助けている。米国の官僚たちもまた、安倍氏が基本的にナショナリストなのか、あるいは基本的に改革者なのかをいぶかっている。彼が一つの
独立した報道機関を支持し、破壊的な歴史否定主義を拒否するかどうかを明確に出来るのは、彼だけなのである。
解説(川崎 健)
このワシントンポスト(WP)の社説は、ひじょうに興味深い。WP はオバマ政権に近いと言われているが、この社説はオバマ政権の本音を代弁しているように思われるからである。私は2013 年の末以来、ニューヨークタイムズ(NYT)の社説を何度か翻訳・紹介してきたが、安倍政権に批判的なNYT 社説とこのWP 社説とは、明らかに論調が異なる。
WP 社説は、安倍政権を基本的に前向きに評価しているが、NHK 騒動に示されるようなマイナスの側面や曖昧さにいらだっているのである。それは、オバマ政権のいらだちを反映しているように思われる。