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なんと万華鏡

南砺市には、いろんな花が咲き、がんばっている人がいて、面白いことが起きています。

荒井なみ子さん亡くなる

2013年03月01日

      棟方志功は、
      真宗の法名ではなく、
      天台宗の
      戒名を希望した。

      そのゆかりのお寺は、常楽寺。
      信州上田市別所温泉に。




 チヤ夫人と、このお寺を訪れて
 境内の苔むした多宝塔に感動して、
 ご住職の半田孝淳師に、
 戒名を所望した。




 そのご住職は、当時若かったが、
 現在は、100歳に近いはず。
 比叡山管主で、世界平和宗教者会議を
 主宰するなど、バチカンでの
 歴代法王とはよく交流。




 この常楽寺を5年前に紹介いただいたのが、
 荒井なみ子さんでした。
 このお寺で、ずっとご住職と、
 朗読イベントを続けていたのがなみ子さん。
 日本のサッチャーとも呼ばれ、
 朗読劇団「八月座」座長。
 この1月23日亡くなった。享年90歳
 4月に東京で偲ぶ会。
 



 このなみ子さんは、
 実は戦前・戦中の法隆寺壁画模写の
 中心になった荒井寛方が義父。
 仏画の第一人者。
 このお寺にも、
 荒井寛方の大作の原画や、
 棟方の手紙などが残されている。

 寛方は福光に疎開中の娘に会うため、
 郡山駅を出たところで空襲で亡くなった。

 偶然ながら、
 疎開先は祖母の実家なので、
 わりと近い遠縁?にあたる。

 戦前のよき時代、寛方は、
 インドの詩聖タゴールに招かれて、
 タゴール大学で2年日本画を教える。
 南砺の石崎光瑤とインドで
 数か月、仏跡の写生旅行をしたこともある。


 日本のピューリッツアー賞と言われる、
 平和・共同ジャーナリスト基金の
 荒井なみ子賞がある。
 女性ジャーナリストの
 あこがれの的である最高賞。




 お寺での半田師(左側)と、
 無言館館長(水上勉長男)、
 そして荒井なみ子さん。

 東京高齢者協同組合を組織して、
 自ら老人ホームへ。
 ガンの手術は10回近い。
 それでも気丈に、福光美術館へ。

 ちなみに、寛方の愛娘の疎開先と、
 棟方一家の疎開先は、
 歩いて10分の隣村だった。
 残念ながら、出会う機会はなかった。
 さらに、歩いて10数分のところに、
 俳画の第一人者、下村為山も疎開。
 ここで85歳で亡くなった。
 正岡子規の無二の盟友である。
 志功さんとは2人展を開催している。
 そういう時代もあった。 

 










      

女性が育てた文化風土

2013年03月02日



       ツグミくんの
       朝食が済むのを
       待つスズメ。




 南砺市婦人会
 福光支部総会記念の講演会。

 よせばいいのに、
 でっかいテーマ。反省。

 「北陸新幹線と、
  福光の女性の役割」

 
 出席者の100%は、
 当然、女性。

 いちばん怖い存在でもある。
 
 南砺の、福光の
 女性の
 文化度の高さ、を
 少しお話した。

 足が地に着いた、南砺の女性たちの
 等身大の生活文化こそ、財産。

 東京、金沢の
 泣きどころでもある。

 対等な立場で、
 交流できる、いい機会と思えばいい。
 観光は、
 媚びたらおしまい。

歩きはじめたミヨちゃんが

2013年03月03日



       フェン現象と
       粉雪、風。
       春の兆しが交互に。

       豪雪のとやまが、
       なぜか東北、北海道へ。
       温暖化の兆しか。
     
       ひなちゃんに、
       お見舞い申し上げます。





 土間に、ふつうにあった風景。
 冬仕事は、藁しごと。

 きのう初めて、ブーツから
 革靴に履き替えると足が軽い。
 東京へ行くときもブーツだった。


 子どものときの冬は、
 わらぐつ(ふかぐつ生活だった。
 春先に雪がぬまりはじめると、
 この履物は、
 水が沁みるし、べたついて歩きづらい。

 いろりの端で乾すか、吊り下げる。
 わらすべが、あったかい。
 春の兆しだった。

 家の雪囲いが
 外されると、部屋がまぶしいくらい、
 いっぺんに明るくなる。

 地面がはしゃぐ(乾く)と、わら草履に。
 足の甲の涼しさと、
 足取りの軽さから春を実感した。

           ―という年代です。


 はるよこい♪
 はやくこい
 歩きはじめたミヨちゃんが
 紅い鼻緒のじょじょ履いて
 おんもへ出たいと泣いている?

 だったかな。


金沢佑光さん亡くなる

2013年03月03日


   金沢佑光さんが急逝された。

   利賀村で、20年間も、
   一年のうちの大半、
   数ヶ月暮らしながら創作活動を
   続けてこられた洋画家。
   つまり、半定住。


   まったく無名だった利賀村。
   県庁でもお荷物で、相手にされないころ、
   過疎に悩む村で、ただひとり、
   じっくりと人々を励まし、
   一緒に暮らし、寄り添い、
   アドバイスをしてきた恩人。
   もちろん無報酬。


 

   天竺温泉の廊下に懸けられた、
   村の風景画が貴重な遺産。

   村民以上に村を愛し、
   鈴木忠志氏を呼んできたのも
   金沢さんである。
   合掌文化村創設者。

   むらおこしのとき、
   山奥の田舎だから粗野でもいい?
   それではダメだ。
   一流の素朴さをめざそうとも。

   山村の文化とは何か、
   妥協を許さない厳しい人だった。
   どれだけ、
   むらおこしとは何か、
   指導をうけたことかわからない。 
   利賀村が世界のТОGAとして
   世に出るまで、井戸を掘った人。
   忘れて欲しくない。

   半田市(南砺市と友好提携)の
   童話作家、新美南吉の名作
   「ごんぎつね」の絵本、人形劇の美術、
   などの仕事で知られている。
  
   この6月には、半田市立博物館で、
   棟方志功ゆかりの新美南吉100年展で
   協力することになっている。

   利賀村の絵本
   「トントコはるかぜ」も作画された。
 
   果てる前に逢おうや、と
   約束してから、
   ずいぶん日が経つ。
   またひとつ、南砺市の財産を失う。


   合掌
  
   

  

とちのみさん がんばる

2013年03月04日



        95年前、
        富山の浜でおきた、
        女たちの米騒動。

        社会の矛盾に
        行動を起こして、
        時の内閣を
        総辞職させた。
        その歴史を学ぶ。

        けさの朝日新聞富山版、
        コラムに紹介。
        
        もとはといえば、
        このなんと-eコラム。
        とちのみさんのおかげ。





 米騒動は歴史で学びますが、
 社会科の先生だけでなくて、




 毎日学校給食の現場で、
 子どもたちのために、日夜、
 がんばっている人たちが、
 自ら学ぶ姿に感動しました。




 いろんな調査で、
 浮かび上がってくるのは、
 母親たちが、
 子どもの寝顔をみつめて、
 このままでは、 
 この子をすこやかに育てられるのか、
 その不安が、行動に駆り立てられたと
 そういう証言が多いことです。

 男はどうしていたのか?

 北洋へ出稼ぎにいっていました。
 いわゆる「蟹工船」です。
 不況のとき、帰りの交通費がなく、
 逆に、女たちに送金を求めることさえ。
 富山の男たちは遠く、炭鉱など、
 出稼ぎがあたりまえの時代。
 
 とやまの女たちの家族への愛情が、
 日本の民主化、福祉社会への
 道を開いています。

 富山では、検挙者は皆無です。
 女たちの完全勝利です。
 行政、業者の対応も迅速でした。
 特高(治安の特別警察)の
 当時の記録からも、戦後になって
 詳細がわかりました。
 歴史は未来のために…

 とちのみさん、ごくろうさんでした。

 

  


        
        

体罰がなかったころ

2013年03月05日

       3年目を迎える、
       「アートで遊ぼう」の
       プロジェクト。

       よくもまあ、
       こんなメンバーが、
       南砺市にいたもんだ。




 ブログに載っけます。
 ハイ、こっちを
 向かないで。
 OKです。

 南砺を舞台に、
 親子でゲージュツを楽しみました。
 その24年度の報告と、
 25年度の楽しいプラン提案。




 リーダーのひとり。

 「昔は、いろり端が、
  子育てと、教育の多目的教室」
  爺ちゃん、ばあちゃんが
  先生だった。」

 「言うこと聞かないと
  床下の芋穴へ入れるぞ!」だけで、
  子どもは言うことを聞いた。

 「倉へ入れるぞ」は、
  相当の重症のとき。

 体罰はない。

 いろり端ですべて済んだ。
 学校は、先生は、
 楽しくて、えらい人だった。

 家庭教育の欠落の現代、
 そのぶん、学校の先生へ転嫁する。
 先生、たいへんだあ。

 いろりが消えて、
 テレビが主役に。
 そして、あいほんちゃんが…



TTPに風穴が開いてしまった!

2013年03月07日

      TPPに
      風穴が空いているのを
      見つけてしまった。

      なんだか、
      意味深長です。
   
      強力な風圧で、
      破れかぶれの世相を
      象徴しているのかも。




      考えすぎ?

      




雪あかり祭り

2013年03月07日


       なんと雪あかり祭り
       写真コンテスト。

       いつも、
       お天気に左右される。

       ことしは、秀作が多い。
       市外の入選者が大半。




       ビッグなイベントに育つのには、
       アマチュアカメラマンが、
       集まってくることが大切。
       「絵になる」と、
       ピンときて、出かける。

       お客さんは、あとでついてくる。

       飛騨古川の
       「きつね火まつり」も、
       「絵になる」ことから、
       意識的にスタートさせたが、
       200人の観客が
       いまでは20000人に。
       高山市のホテルまで
       予約で満杯になり、感謝される。





 大島絵本館の
 高井進館長が亡くなった。

 前、吉田町長の発案で、
 ふるさと創生基金から全国初の
 絵本文化発信基地をつくりあげる。

 富山県史編纂室長として10年。
 その資料から、
 これも全国初の県立公文書館を
 作り上げてしまった。

 そして県立図書館長も。

 長いあいだご指導を受けた先輩。
 なんでも相談に乗っていただいた。
 ご冥福を祈ります。

 合掌

これがいまどき回転寿司

2013年03月08日

      つれあいが、
      絵本の朗読会とかで、
      富山市へ。

      確定申告の整理終えて、
      近くの回転寿司へひとりで。

      わずか半年で、
      回転寿司異変が。

      このチェーン店
      富山発で全国展開。
      どうなっているの。
      新鮮な地元の食材ほとんどなし。
      めちゃ安い海外の深海魚などの
      オンパレード。




 なぜか、富山ブラックラーメン。
 これで驚いていては、あとが続かない。




 アボガドぐらいは、マシ。
 回転中なので、ピントが甘い。許されよ。




 なんで唐揚げ?





 手羽先まで回転中。








 この半年のあいだに、
 業種転換したとしか思えない。
 完全にファミレス。

 

 

 追伸:
 珍しいことに、昨日の北日本新聞社会面、
 今朝の朝日新聞の県版。
 同じ人が紹介されている。

 東北の津波被害と売薬さん。

 昨年に、はれあたまさんが
 インタビューされた記事もヒントか。




 若い記者は、
 2年足らずで大阪本社へ異動。
 さわやかに、あいさつに。
 すっかり南砺市、棟方ファンになって…
 愛染苑、バットミュージアムも紹介。

 お世話になりましたが、
 大阪本社でご活躍を。 





ザ・セッション!Artの俊英展

2013年03月09日



        しい〜ッ


        安達陽子作「つぼみ」(部分)

        聞こえますか?
        南砺の
        若い芽が
        伸び始める音が。

 




        南砺の歌姫
        林道さんのコンサートで

        第2回

      ザ・セッション

    Artの俊英展


         オープニングです。




 高らかに、
 ことしの、南砺の
 若い作家への応援歌を
 リーダーの
 藤井一範さんから宣言。




 会場案内役のイケメン
 小原好喬少年(?)が、誕生日。
 テープカットのあと、
 打ち合わせなしの、ハッピーばーずでい♪





 この季節、
 どこから湧いてきたのか、と
 びっくりする入館者で
 終日にぎわいました。
 ありがとうございました。

 タクシーの運転手さんも
 なのごと、と
 満杯の駐車でビックリされていました。




 美術館前で
 氷のゲージュツ。カービング。
 陽光に、熱いほど。
 お天気のせいだけではありません。

 南砺ならではの
 春の足音でした。




 4月7日(日)まで

 一般400円、高大生200円
 小中学生無料
 休館日:毎週火曜日と21日(木)
 ご注意ください



 




なんと写真協会発足

2013年03月10日

      いろいろ
      紆余曲折があったらしいが、
      詳しいことは知らない。

      なんと写真協会が
      25年3月10日をもって、
      発足した





 出席者、賛同者併せて31名。
 規約によると、
 ・市展、公募展への参加・協力
 ・南砺市に写真を通じて貢献したい。

 会長:池田芳信さん 
 副会長:片岸勉さんと富田利彦さん。
 その他。ごくろうさまです。
 おめでとうございます。

 まずは、順調な滑り出し。

 ひとくちに、
 写真家といってもジャンルによっては
 ずいぶん温度差が著しい。

 ?プロの写真家
  アート&ジャーナリスト系写真家
  コマーシャルフォト系写真家
 ?営業写真館+写真家
 ?アマチュア写真家

 ?の場合さらに、婦人科系(大竹省二)や
 ネイチャー系(岩合徳光)など細分化。
 プロは生活がかかっているだけ、
 お会いすると、迫力がちがう。
 仕事でおつきあいしていると
 それぞれ、持ち味がある。

 元祖婦人科の秋山庄太郎さんは、
 花の撮影が好きで、よく富山へ。
 そして、
 二科会のトップでありながら、
 アマチュア写真家を応援してきた。
 スタジオで、モデルの
 着替え時間は、
 粋な冗談で笑わせた、尊敬する人。

 最近では???の
 境界が薄れてきた。
 デジタル化の波は大きくなる一方だが、
 フイルムで鍛えてきた人たちの
 確かな技術とカメラアイは、
 ますます貴重になっていくだろう。




 新しい会の顔ぶれは
 町美展、市展でおなじみのみなさん。
 共通しているのは

 写真が好き

 南砺が好き、で共通している。
 そして若い世代を育ててほしい。



 俊英展、キルト展も、
 地元の作家グループがいて、
 地方美術館がなりたつ。


 


 
 

3.1/3.10/3.11/3.12

2013年03月11日



            お役所に
            弔旗。



       PM2:26
       ひとり静かに黙禱。
       この2年間、
       何ができただろうかと。

       あの時、
       NPOのひとりが
       昂奮し、大騒ぎして混乱。
       これだけ大規模な
       災害時は、まずプロが出動する。
       そのあと、素人の出番なんだ、
       息の長い支援をしなければ、
       と言っても、聴く耳がない。
      
       いまは、忘れたように
       別のことを。
       パフォーマンス人間は
       むなしい。

       でも、ほんとうの勝負は
       このあと数十年以上続く。
       イタイイタイ病の
       カドミュウム除染でさえ、
       とやまで50年かかった。
       かかわった歳月。
       ましてや、相手は放射能。




 3.1
 ビキニデー。
 第五福竜丸が水爆実験で放射能汚染。
 久保山愛吉船長が被爆で亡くなる。 

 3.10
 東京大空襲。一夜で10万人焼死。
 阿鼻叫喚地獄。
 棟方志功一家は、南砺へ
 命からがら避難してきた。
 南砺は戦災とは無縁の桃源郷。
 ショック。

 そこで見た南砺の人々の姿は、
 良くも悪くも、
 生涯忘れないとも。

 きのう、遺族と電話で。

 3.11(金)

 そして
 3.12(土)
 九州新幹線全線開業日。
 沿線総出の手を振るコマーシャル。
 全国に流れるはずだった。
 感動的な映像である。
 
 放映は、封印。
 その年のコマーシャル大賞受賞。
 いまも幻のまま。
 あれだけ、開業に歓喜していた、
 全九州の人たちは、
 東北ほどではないが、
 いまも落ち込んだまま。


じょうはなポーク

2013年03月12日
 


            春ですねえ〜♪



 何といってもコレ。
 台所じゅうに匂う。

 朝早く、ドックの検診。
 朝食ぬき。

 昼、富山市のホテルのレストランで。
 メニューに、
 じょうはなポークのステーキ。

 ん?

 オーダーしてしばし。




 出ました!
 この色、艶、香ばしい香り。

 おもむろにナイフ。
 肉汁がじわ〜っつと。
 空腹の胃壁に
 じょうはなポークの滋味が
 沁み込んでいく過程を
 実感できる。
 
 富山市は日本一、とんかつを食べる。
 全国の統計からも。
 しかし、ステーキはいまいち。

 ひとくち。
 10年来、あこがれの
 彼女に出会ったみたい。
 (われながら、何を言いたいのか?)

 とにかく、脂の乗りが、違う。
 肉の味が牛肉に勝る。
 こんな実力派とは、
 恥ずかしながら、知らなんだ。

 検診結果も、異状なし。
 胃袋も大満足のようで、
 るんるん♪
 立山まで、ピンクでした。








 

ちゅるちゅる

2013年03月13日



       ひさかたの
       ひかりのどけきはるのひに
       わかころもてに
       ゆきはふりつつ






 春の淡雪。
 天平の世と変わらない
 あっというまに融ける。




 常連のつぐみ。
 あまり警戒していない。




 融けたばかりの
 淡雪を
 ちゅるりん。

 不思議なのは、
 野鳥はどうして、
 ファッションセンスがいいのか。
 例外がないのが、
 どうしてもわからない。

 花鳥画家
 石崎光瑤が生涯のテーマにした。
 その理由がわかる。







やる気です!JAさん

2013年03月13日

       例によって、
       アメリカさんに気くばり。
       内憂外患の首相の、  
       TPP
       米国と書くお米の国。

       日本のPTAさん、  
       なのかも。

       本音は、反日の中韓。
       ととりわけ中国だろうか。

       それに対して、
       大の好日国の
       タイ、ベトナム、ミャンマー
       台湾、インド、
       ネパール、ブータン
       インドネシア 

       つまり、中国包囲網?
       といううがった見方も。
       米の国が応援するはず。

       かってのABCD包囲網。
       歴史が繰り返されるのは
       悲しい。



                       2013.3.13
       日比谷公会堂でJAの
       TPP反対決起集会。

       例の垂れ幕もさっそくと修復。
       やはり風は強い場所。
       いらんこと言って恐縮。
       
       垂れ幕、懸垂幕。
       ギョーカイ用語でフンドシ。

       褌ひきしめて、がんばって!

       農業だけでなく、
       金融が怖い。
       ゾンビ竹中を見るにつけ。
       
        

長崎漠人という作家

2013年03月14日

      朝日町蛭谷にうまれ
      岩崎巴人、長崎助之丞らと
      日本のバルビゾン村を
      富山の山間の地で、日本表現派として
      立ち上げた長?莫人さん。

      水墨、60年の画業を回顧。
      



     ヘリオス・コレクションから、

  「長?莫人展?―古里の
   風景を描く」


     14日(木)9:00にオープンした。

     八尾での教え子から、花束。


              来賓席から武田慎一さん撮影画像
              FBで頂いたものを加工。
              カメラがいいのか、
              腕がいいのか?
              ありがとうございました。
              いい雰囲気出ています。





 南砺市で、上畠アートを企画したとき、
 その翌年に兄弟企画として、
 びるだんアートを実施。
 その中心が長崎漠人さんと岩崎巴人さん。

 漠人さんは、20歳の時
 棟方志功に見い出されて今日がある。
 漆黒の墨色・カーボンブラックに
 とことんこだわる、水墨の革新者。

 60年間、骨太の精神世界は
 ぶれず、瑞々しい。
 富山の山峡の風景の息吹を
 和紙と墨に描き、移しとる。
 棟方志功の板画の世界と
 ぴたり重なる。


 3月24日(日)までと、
 あまり日がありません










           





石崎光瑤さんの「燦雨」

2013年03月15日


      10年前の朝。城端線で、
      見かけない素敵な若い女性が下車。
      タクシー会社の前で、
      「どちらへ?」
      「美術館へ。」




 京都の高名な美術館副館長。
 あの「燦雨」を、譲りたい。
 それにふさわしい施設であるか、下見に。

 飛びあがった!
 町の緊急三役会議。
 「3億円でも安い!」
 町長(当時)はテーブルを叩いた。
 急遽補正予算で購入を決断。

 「ただし、むこう3年間
  作品の新規購入はナシだぞ
」と
 ダメ押し…守った。 

 それからが大変。
 ニュースが漏れて、京都の
 全マスコミが沸騰。炎上である。
 「なぜ、京都の最大の宝ものを
  聞いたこともない、富山の田舎へ?」
 深夜まで、5分ごとにマスコミ攻勢。
 まさに死ぬ思いだった。

 そんなに大切ならば、なんでもっと…
 
 皇室がお目見えの1週間しか
 展示されなかった、幻の名品。
 入館料6000円。

 実は、
 その橋渡しした方は、宇奈月町出身の
 若き経済人でした。
 所蔵者と、家族ぐるみの信頼関係。
 内々相談を受けて、
「作家のふるさとへ帰したら。
 何よりも、子どもたちへ。
 それで北陸の文化が1%でも
 高まれば、いいのではないか」
 かくて、破格の金額で南砺市へ。

 町議会は全会一致で賛成。議決。
 「財産が増えるないか」

 あとで、うるさい日経新聞が、
 日本の美術品がどんどん海外流出して、
 社会問題になったころのこと。
 唯一それを食い止めたのが、
 この「燦雨」を購入した町(当時)だ、と、
 全国へ報じた。
 
 もし、いま求めようとすれば、
 海外市場で数十億円でも買えない。




     石崎光瑤作「燦雨」屏風(部分)第一回帝展特選


 4年前だったか、東京六本木
 国立新美術館のオープン記念の
 こけら落としは、
 日展100年記念展だった。
 総合監修者は、国立京都近代美術館前館長
 館へ「燦雨」の貸し出し要請があった。

 1000点を超す名品展示の中心に、
 3倍のスペースを取って飾られた主役。
 最大の目玉である。
 わかる人の存在は大きい。
 あの、日展百年の歴史の焦眉。
 それが石崎光瑤の「燦雨」屏風である。

 帰ってくるまで、1年間の旅。
 途中、広島県立美術館収蔵庫で、
 数か月養生させた。
 国宝扱いで全国を巡回した。

 文展から改組の第一回帝展で、
 前年に引き続き、ぶっちぎりの特選。
 異例。実力が圧倒。
 日本画の歴史を塗り替えた作品。
 親子二代文化勲章受章の
 上村松園の息子、上村松篁が美大生のころ、
 この燦雨を見て、画道を志す。


 光瑤さんも本望だろう。
 そのためにも、それにふさわしい、
 常設展示場という舞台がほしい。
 南砺の未来をになう、
 子ども、若者のために。

 観光客は、2の次。

 3月20日(祝)から、2階常設展示場に
 久しぶりに展示されます






       

私のカメラ

2013年03月16日

         梅一輪
         いちりんほどの
         暖かさ。




         いきなりの暖気
         いきなりの満開




         競うように椿も満開。
         5年前にいのくちの
         椿まつりで購入。
         大きく育つ。
         清楚で好きになった品種。





 私のカメラ。
 肌になじんで「愛機」と呼びたい。
 安物3台。

 小さいのは、
 ポケットにするりと入るので便利。
 会議などの隠し撮り専門。
 相手に警戒感を与えない。

 もう一つのコンパクトカメラは、
 もう5年は使っている。
 留め金が外れて、セロテープで。
 ストロボでは煙が出る。
 だまかしだまかし、なんとか。

 大きい方は、
 それでもコンパクトカメラ。
 これは、エンジンが
 並はずれて強力なので便利。
 500?望遠相当。
 レンズ交換なしで、
 トリミングすればマクロレンズ並。

 同じメーカーでも
 半年ごとに新機種が出る。
 最近では、携帯の性能が上がって、
 コンパクトデジカメが苦戦。

 それにしても安い。
 ひと昔前で数十万円相当の
 機能を持つカメラが、
 5万円ぐらいの感じ。
 コンパクトカメラは
 1万円台で店頭に並んでいる。

 この先、
 どうなっていくんだろう。


 昔は、アートデレクターとして、
 プロのカメラマンと組んで仕事。
 30人以上とおつきあいしただろうか。
 県内や全国で活躍中の人も。
 
 ロケ現場では、
 そばで記録用に押さえる。
 遠慮して、コンパクトカメラの
 安物しか使わなかった。
 デレクターが横で、
 いいカメラ持ってると、
 いい気がしないものだ。

 それにしても、プロの写真家の
 被写体に対峙する姿は、
 例外なしに、命がかかっている雰囲気。
 怖くてそばにも寄れない。
 モデルの女が、 
 一目惚れするのは当たりまえだ。
 でも、プロは謙虚な人が多い。
 お金をもらって仕事している、
 だけではないようだ。

 現場ではデレクターがゼッタイ偉い。
 でも、美女は、
 自分をより美しく撮ってくれるこの人が
 偉いと直感するからカメラマンに、
 心が傾く。 嘆かわしい。

 中には「リンホフ」じゃないのね、と
 超高級カメラでないと、バカにする輩も。
 かくして、プロの写真家は
 意地でも、家を質に入れても
 器材に凝るはめになる。
 
 この時代、
 写真教室などと兼務しないと、
 やっていけない時代となった。
 厳しい。
 





若いパワー

2013年03月18日



     陽気に誘われた、
     だけではない。
     この来館者の波は、
     この季節、珍しい。




     俊英展のイベント。
     若者だけでなく、
     支援者や家族、友人が集う。




 注目を集めた、空間造形の
 鈴木ケビン健介君。まだ美大生。
 コンセプチカルアート。
 材料費はタダ、という。




 高田圭子さんの生け花パフォーマンス





 中山孝司さんの彫刻と
 生け花のコラボレーション。




 代表、藤井一範さんの
 「漏出」は、時代、世相を鋭く造形に。
 北陸中日新聞に特集された。




 池田佐知子さんの油絵。
 子どもの情景。

 かっては、愛染苑で管理員も。
 いまは、院長夫人。

 この会場では、創造に満ちた空間から、
 春の陽ざし、春の風が漂う。

 フランスのナント市から始まった、
 クリエーテイブ・シテイの
 世界のプロジェクトは、
 南砺市も参加している。


 いつの日か、両市のかけはしに。











復活

2013年03月18日

       重いけど、
       感動する記事だった
       きのうの
       北日本新聞朝刊。
       そして、
       新しい連載。




 重度の障害青年。
 10年間、意識がないと思われていて、
 親や専門家の懸命の努力で
 歳月をへて奇跡の復活。
 親の愛情の深さ。

 かって、
 「ジョニーは戦場へ行った」
 「エレファントマン」の
 名画の世界を、
 身近に彷彿とさせる。


 新聞の連載記事のおかげで、
 稲塚権次郎さんが世に復活した。

 農業のゆくえ、
 富山型デイサービスと大震災

 いづれもローカル紙ならではの
 調査、連載の報道。

 ソーシャルネットの蔓延で、
 どんどん、うすぺらになる、
 コミュニケーション社会の昨今。

 考えさせる、
 感動させるジャーナリストの
 存在に敬意を表したい。

招き続けて…

2013年03月18日

        世の中に
        猫好きのなんと多いことか。
        書店の写真コーナーに
        10種類は並ぶ。




 哲学者の西田幾多郎、夏目漱石など、
 猫好きで本業より有名な方も。

 犬とはちがって、
 媚びないのがいいという人もいる。
 来てほしい時来ず、
 どうでもいいときに
 擦り寄ってくる。




 猫のほうにも選ぶ権利がある。

 典型的なのは、
 この福光タクシー事務所の
 アイドルみいちゃん。

 かって、子猫のころに、事務所に
 エサを分けてもらって、
 すっかりなついた。

 あるとき、野良猫のボスにいじめられ、
 瀕死の重傷。
 運転手のみなさんが、
 非番のとき病院へ。
 その治療のかいがあって、
 一命をとりとめた。
 ついでに、避妊手術も。
 以来、
 すっかり営業所の招き猫に。
 暖かくなると、
 外のいちばんいい場所で、
 監督にはげむ。
 
 
 しかし、部外者には、
 カメラを向ける気配だけで逃げ出す。
 運転手さんの顔は全部識別。
 恩は決して忘れない。
 
 誇り高き野良です。



自然はウソをつかない

2013年03月19日


      新聞各紙。
      南海トラフ巨大地震
      想像を絶する被害想定。
      東日本大震災の13倍。
      原発は含まれず
      重すぎて、テレビはさらっと。
      防災大規模工事への、
      発注促進キャンペーン?
      
      富山の被害はごくわずか。
      帰宅困難、上下水道、電気、
      避難者数など、ゼロに近い。

      ほんとに、富山県は
      災害に安全な県だろうか。

      富山県のあちこちの
      自治体で自主防災訓練。
      指導者を悩ますのは、
      「富山県は
       災害がない」という意識。
      住民が本気になってくれない。
      元消防署長の、
      県のある防災アドバイザーが
      しきりに、くどいていた。
     


      あけびの新芽
    
 安政の大地震で、
 富山県東部の3分の一が土砂に埋まった、
 立山カルデラの鳶山大崩れ。

 旧福岡町の木舟城が
 天正13(1585)年の大地震で
 9メートルも地中に没した。
 城主以下全員圧死。
 遺体は3日後に。
 城下の中心は高岡へ。

 7大河川は、
 毎年の洪水と氾濫はあたりまえ。
 小矢部川も1年おきに氾濫していた。

 フーェン現象で、
 井波、福光、魚津、などの大火。

 安全な県とは断言できない。
 春を告げる、自然。
 
 ときには牙をむく。
 自然はうそをつかない。



 


「燦雨」が久しぶりに

2013年03月21日

       世界規模で
       視界不良。
       日本海を超えてまで。

       PM2:30ごろ
       PM2.5も?

       黄砂と、花粉
       晴れているはずなのに、
       どんより。




 このほど、2階の
 常設展示場をリニューアル。

 久しぶりに、
 「燦雨(さんう)」と「筧(かけひ)」を
 メインに展示しました。
 目の覚めるような、
 花々の、華麗な屏風を。

 「筧」の卯の花。
 なんでもない、地味な生垣の花。
 それが大胆で華麗な、デザインに。
 以前に花びらの数を数えてみたら、
 約1万枚ありました。

 若き日、30歳の石崎光瑤の
 第8回文展出品作。
 いきなり褒状。
 いきなり宮内庁お買い上げ。

 屏風の金具に菊のご紋章。
 いろんな経緯をへて、所蔵家のご厚意で、
 美術館に収蔵。

 私の好きな、作品です。




 となりの棟方志功の部屋。
 「流離頌」は、
 2004年秋にドイツへ持って行って、
 ヨーロッパの美術関係者、作家が
 200人も集まり、夜9時オープニング。
 女性市長、女性館長の
 興奮のスピーチでした。
 絶賛を浴びた作品です。
 20枚あまりを、
 この場所では初めて大量展示しました。




 春の行楽シーズンに
 先駆けて、準備しました。

 俊英展にお出かけのおりに、
 足を運んでください。
 目が覚めます。
 南砺の至宝のそろい踏みです。






 夕方から、富山市の
 電気ビルで、
 富山県美術連合会の
 懇親会へ。
 南砺の作家が大挙出席。
 心強い。













 



よごし文化

2013年03月22日

        あさげ。
         
        朝日になんと産有機の
        ご飯つぶが光る。

        庭でとれた
        ふきのとうの、よごし。
        我が家の定番。





        となみ一円、
        よごし文化圏である。

        呉西でも高岡など海岸寄り
        呉東の
        富山市、新川地方にない。
        新鮮な魚が
        いつも入手できたから。


        近年までは、 
        よごしを、御飯より多く
        こっぽり盛って、
        増量材に。

        そのぶん、お金になる、
        米を多く供出した。

        「汚し」は
        宮中の女房ことば、と聞いて
        民俗の佐伯先生に。
        私は、
        その説はとらないとのこと。

        大量の
        食物繊維を取れるし
        ビタミンの宝庫。
        今はヘルシー食の王様。

        この味で育った。

東京が好き

2013年03月22日
         このトシになっても、
         東京という、
         大都市に魅かれる。

         若い時、
         出張ともなると、
         うれしくて眠れなかった。
         いや、夜行で、
         宿泊代を浮かした。




 城端時報3月号。
 二目二耳欄。
 「新幹線がやってくる」論旨明快。
 いつものことながら、具体的。

 ただ、もうひとつ気になるのは、
 ストロー現象のこと。

 虚構の世界でありながら、
 人々を惹きつけてやまない、
 猥雑な都市の魅力。
 若い人、モノ、カネ、情報の流失。

 駅のある金沢、富山などの
 影響は大きいだろう。
 南砺の場合は、微妙な距離なのが助かる。




 なぜか、わがつれあいドノ。
 デイズニ―ランドへ、
 年に1回はいそいそと。
 
 ざいごにはない、
 非日常は、人間だれしも求める。

 同じ買うなら、いい雰囲気で求め、
 東京の町を背筋をのばして、
 さっさと歩きたい。というのが本音。

 かっての岡山、そして長野、
 現在の熊本が、
 大都市の生活圏に編入されて、
 いまはストローに。

 逆ストローに
 挑戦するためには、
 覚悟と議論と哲学が要る。
 遠大なビジョンが要るだろう。

 とやまに必要なのは
 グランドデザイン。
 土着の総合プロデユーサーを
 育ててこなかったツケは、
 今ごろまわってくる。
 愚直でもいい。
 住民主役でいい。
 自分で考えるのが、まわり道のようで、
 リスクがないと思う。

 むつかしい時代に。




南砺の花が国を救った

2013年03月23日


      
       日中国交回復交渉で、
       暗礁に乗り上げたことがある。
       会談が決裂のとき、
       故松村謙三さんが、
       中国の周恩来ら幹部と、
       劇的に心を通じさせた最大の
       功労者は、実は、
       この花。




 暗澹たる気持ちで、会議の場を出る一行。
 玄関にひと鉢の蘭に目をやる。

 中国では四君子と称して
 水墨画の画題。高貴な花のひとつ。

 周恩来「蘭を愛すか」
 松村謙三「愛す」

 「では、部屋へ戻ってくれ。
 再度話し合おう。」

 かくして、日本と中国は結ばれた。
 蘭を愛する人は信頼に値する、と。

 以来、東京の自宅の
 特製の温室で蘭の花をふやし、
 中国へ行くたびに持参された。
 故郷の医王山から野生の株を取寄せて。

 周恩来、魯迅のふるさと、
 紹興市の蘭亭の回廊には、
 蘭の鉢が飾られていたのを見たことがある。
 書聖・王羲之の蘭亭序で有名な、
 曲水の宴の場所で、2回行った。

 この蘭は、医王山麓である機会に、
 小さなひと株をいただいた。
 20年。
 株分けして殖えてきた。
 いまが花ざかりである。



国家の危機管理

2013年03月23日

       庭の山桜、
       オクチョウジザクラ
       いちはやく満開。
       富山だけの野生種。
       ちょっと、
       しょぼい花。




 マイナンバーが再度浮上。
 国民総背番号ということで、
 前に廃案になった。
 プライバシーが漏れると反対。
 こんどは「個人情報」と変化。

 普及がいまいちの
 住基カードを持っている。
 銀行や公的な場で、
 「免許証など、本人を証明するもの」を
 見せろとよく言われる。
 困るけどしかたない。

 以前に、
 確定申告のとき、県外の自治体の
 講演の源泉徴収票を
 1枚だけ添付しなかった。
 数百円の源泉金額で。
 担当が、パソコン画面を見ながら、
 それを指摘。ぎょっとなる。
 帰って、探したら出てきた。

 サラリーマンは、100%
 所得が国に掌握されているのを実感。
 俗にトーゴーさんピン。(10・5・3・0)
 つまり、サラリーマンの所得課税率。

 税金は、取りやすいところから
 徴収するのは、いつの時代も、
 どこの国でも同じ。


 こんどの、
 韓国のサイバー攻撃被害。
 テレビ局、新聞社、電力。
 長期にわたって機能がストップ。
 ネット犯罪は国際的で深刻。

 核兵器もイラン。

 こんなとき、
 1億3000万人の総背番号制度が
 決まれば、
 年金、収入、医療情報など
 すべて一元化されるシステム。

 事務処理の人件費を浮かすメリットは
 めちゃ大きいだろう。

 しかし、個人情報の流出は
 どんなにセキュリテイが万全でも、
 韓国の例を見ても、
 先般の猫の「成りすまし事件」の
 場合でも、完璧というのは
 どうも考えられない。

 なぜなら、
 この場合の「個人情報の商品価値」の
 信頼度の高さは、群を抜いていて、
 どんなことにでも使える。
 振り込め詐欺どころではない。

 銀行のシステム更新のときの
 毎度のトラブルも想起させる。

 
 ケースは違うが、
 ねずみ一匹の侵入で
 国家が危うくなったばかりだし。
 安全は、本来高つくものだ。

 
 



南砺の親子

2013年03月24日

       3月末の日曜は、
       各地区総出の「江浚い」
       早朝から、
       年に一度の協働の日。
       城端線の脇も、
       みなさんがキレイに。

       


       俊英展。
       24日(日)は、
       コラージュづくりです。




       南砺市の親子と、
       俊英展アートセッションの
       仲間たちが手伝って、
       写真をもとに、
       思い出をカタチに。
       コラージュに挑戦です。

       この中から、
       きっと未来の芸術家が
       育つでしょう。

       2日連続で、
       賑やかな
       ちびっこアートセッション。
    
       親も、指導の作家も
       気分は子どもです。




椿まつりの賑わい

2013年03月25日


       好天に恵まれ、
       いのくち椿まつりは
       どの会場も楽しい。




       来場者の笑顔で、
       評価がわかる。
       車イスのお客さんが
       とても多くて、
       みな笑顔。



       五箇山和紙のちぎり絵の傑作

       井波木彫体験コーナーも。
       南砺市総参画の、
       まちづくりの典型。




 平成2年のむらおこし。
 小学生の作文、
 「つばきで むらおこしを
  したらいいと 思います」の一文。
 議長が提案、村長が受けて立つ。

 200人の集会で決まった。
 大拍手だった。
 
 南砺市の市章も、なんとくんキャラも、
 なんバスネーミングも、
 みな小学生のアイデア。
 南砺の文化としたい。




 最初に井戸を掘った人。
 故塚?正一郎さん。
 9年前の富山写真語・万華鏡148号に特集




 そして、桐野秋豊さん。
 日本を代表する世界的椿研究家。
 奥さんは木版画家。
 いっしょにドイツへも行った。

 塚?さんも、桐野さんも、
 生け花の成瀬さん(福光)も恩人である。




 城端・山本社中の生け花は、
 会場の大モニュメント。
 アートと一体になった日本一の祭りに。
 23年間の歳月は大きい。




 大活躍しているのは、
 とやまそば研のみなさん。
 粉は100%いのくち産。
 みごとな地産地消である。
 とても美味しかった。

 もとはといえば、
 利賀村のそばによる、むらおこし。
 村民あげての取り組みを見て、
 数年後に、井口村(当時)も、
 椿にこだわろうと始まった。

 つまり、利賀のそば祭りと
 井口の椿まつりは兄弟イベント。
 そばつながりである。




 保育所、小学校、中学校の
 作品展示の中に、
 「これ、すごいや!」という声。

 シマウマの切り絵の目玉が
 なんと、椿の花。
 井口中学2年 藤井遥斗君の傑作。
 兄弟で出品。
 ごていねいにも、タイトルにも
 縞模様が。

 いのくち住民の
 顔が見えてくるのがいい。




 








田舎楽園

2013年03月26日
       
       庭で春、真っ先に咲く、
       つべつべの花。
       立金花。
       美術館脇の道端でタネを。
       実生で増やした。


                    リュウキンカ

 南砺市に、「田舎楽園」が
 誕生するというニュース。
 BlueNightさんが紹介。
 こちら

 干し柿アイス加工所。
 そして、
 カフェ併設が楽しみ。
 薪の音さんともタイアップなら、
 きっと楽しい。

 先日のT紙の記事。
 富山市の懐かしの喫茶店特集。
 かっての喫茶店は、
 あらゆる人たちの交流拠点だった。

 ずいぶん前に、県庁前のビルの奥にあった、
 勿忘草(わすれなぐさ)というお店。
 カウンターは6人ぐらいで満席。
 城端時報社・山本社主ゆかりの
 現代詩人会の
 若い美人ママが経営。

 ここを根城に、
 3C会というのを主宰。

 あらゆる分野から、
 富山を愛し、貪欲なまでの好奇心、
 そして創造性に富む人たちの、
 ゆるやかな、異業種交流のはしり。

 2〜3か月に一度のパーテイだけ。
 30〜70人が集う。
 2000円でスナックを貸し切る。
 会員制ではなく、会則もない。
 幹事が呼びかけた人だけ。
 だから、会員というのは存在しない。

 営業職と、芸術家は呼ばない。
 なぜなら、
 やり手の営業マンなら、すぐ商売にする。
 トップ企業、マスコミ、行政の
 若手キーパーソンが
 ずらりと揃う。
 
 芸術家は、自己主張が強い。
 それだからこそ芸術家だが、
 酒が入ると人の話を謙虚に聞かない。
 耳を傾ける人は呼ぶ。

 将来の富山を背負って立ってほしい、
 若い人を、各分野から1人だけ、
 みんなで推薦してして幹事が招く。

 20年間、のべ2500人が参加しただろうか。
 いまも全国で活躍されている人も多い。
 年齢は20歳から90歳まで、
 半分は女性で、
 立場も右から左までずらり壮観。
 池田弥三郎、文化人類学の和崎洋一、
 津山昌、岩倉政治ら故人なども、
 2000円の会費を払って参加。
 Uターンの女性デザイナーらと一緒に。

 お酒のマナーが悪い人、
 スピーチで自慢話だけする人は、
 次から呼ばなかった。
 1回のパーテイ参加で、およそ見当がつく。

 日本人のパーテイ下手を
 何とかしたかった。
 生意気盛りの若いクリエーターに
 胸を貸す役割も必要だった。


            クリスマスローゼ

 共通しているキーワード。
 3つのC、の頭文字、
 コミュニテイ、コミュニケーション、
 クリエーテイビティを大事にしていること。
 そのたまりのカフェだった。

 毎回、一つのテーマで、
 60秒スピーチだけ決まり。
 そのなかに、
 お題を織り込み、
 気の利いた自己紹介と、
 いまチャレンジしていることを、
 ユーモア交じりに決める。
 スピーチ賞を出す。
 みるみるスピーチがうまくなる。
 一夜で人脈が生まれる。

 田舎楽園。
 地域の人と、価値観を共有するゲストの、
 小さくてもいい、ゆるやかなカフェが
 ひとつくらいあってもいい。
 FBにはない世界。
 10年続ければ、何かが生まれるかも。
 



 
 

この町、この風景

2013年03月26日


       城端の
       見慣れた風景。





 なんでもないようだけど、
 赤いポストと
 この道標が好き。
 まちの、小さなランドマーク。
 等身大の
 町なかの文化財である。

 井波にも、
 似た景観が多い。

 城端は、陸軍演習場の
 基地としての歴史も長かった。
 善徳寺山門と対照的。

 古いけれど、歴史の証人を
 大切にできるのは、
 町衆の文化であり、風格だろう。




 道標は、
 単なる道しるべだけではない。




人口減少

2013年03月28日

       春には、
       黄色の花が多い。
       なぜだか、
       わからない。
       虫に目立つようにという説も。
       でも、まだ虫は飛ばない。

       庭に咲くレンギョウ。

       花ことばは「希望」
 



 報道にはなんとなくタブーがある。
 気の重くなるテーマ。
 でも、そうも言っておられない。
 日本列島ぐるみのニュース。

 南海トラフの巨大被害。
 放射能事故の拡散。
 衆議院議員選挙の違憲、無効判決。
 そして、
 人口減少と超高齢化。

 県には統計情報課というのがあり、
 人件費は国から出る。
 公正を期するという意味か。

 そこのお手伝いしたことがある。
 「人口動態」統計調査が、
 最大、最重要な仕事で、
 すべての行政の施策の基礎となる。
 実に地味な職場であるが。

 20年前、すでに、
 富山県は高齢化率が全国よりも
 10年早く進行していると、
 衝撃を与えた。
 その一環もあり、生涯学習のシステムも
 日本で最も早く取り組まれ、
 他県のモデルにも。
 高齢者の能力開発と生きがい対策である。

 今朝の各紙の報道でも、
 富山県は東北についで、人口減少へ。
 県内では、
 朝日町に次いで、氷見市と南砺市が
 順位を競っている。


        アサツキは元気

 よくわからないのが、
 石川県と富山県の差。
 石川のほうが減少がゆるやか。
 
 富山の雇用機会、2次産業、
 世帯収入と消費支出は東京に次いで
 2位という経済的豊かさ。
 生活保護受給率も日本一少ない。

 税収に、料理飲食税というのがあり、
 前のデータでは、
 石川県と富山県の差は、60:1
 つまり観光サービス業に特化。

 経済力と文化力の体質的違い、と
 考えるのは短絡的だろうか。
 それとも2次産業と3次産業の差?
 ライフスタイルと、
 満足度の実感の数値化がむずかしい話?

 「希望」という名の
 花をみんなで咲かせるためにも、

 数字が、何を意味するのか
 もっと議論がほしい。





実生から育てる

2013年03月29日



       祖父が、出先で
       垣根の一枝、種をもらい、
       田んぼの一部に、
       ゼロから育てていた。
       晩年には立派な庭木群に。


                   株分けした春蘭

       婿にきた父が、
       苗床の畑のとなりに、
       種苗会社のカタログから、
       園芸品種を取寄せて、
       球根から育てていた。
       ガーベラが珍しかったころ。

       子どもには、
       小さなひと畝をくれて、
       いろんな花を育てて、
       学校の教室に飾った。



                   オニアザミの花
 

 花好きなのは、
 どうもこのDNAによるものらしい。


 五箇山で、晩秋に採種のオニアザミ。
 庭中に巨大な株が
 あちこち移動しながら殖える。




 きのうも、思いがけない場所に、
 新しい株をいくつも見つけた。

 夏には、人の背丈にまで
 たくましく育ちます。
 ど迫力です。

 山林では、地味にしか見えないけれど。

 春蘭は、
 向かいの田んぼの土手に、どれだけでも
 自生していた。









 

雑木林?

2013年03月30日



        雑木林。
        どこの里山?




        実は、
        高志のくに文学館。
        もと知事公館の
        庭でした。





        当時の中田知事の指示で、 
        銘木を植えるな。
        雑木林にしなさいと。
        知事の部屋で、伺いました。
        立山の自然保護の話になると、
        ほんとにうれしそうに。

        県の農地林務部長だった。
        富山の山間地を
        とても愛していた。

        その名残りです。 


        住宅街のなかに散在する、
        緑のスポット。
        野鳥たちにとっては
        貴重な楽園。
       
        生活の場で、
        居ながらバードウオッチング。
        新しい、種も
        播いていってくれます。

        杉の屋敷林だけだと、
        こうはいかない。



       

じょうはな曳山祭り観たいね

2013年03月30日

       城端の曳山
       日本一だよね。
       また行きたいね。





       また、ご案内しますよ。
       よろしく。





 昨年、山宿のご主人のおかげで、
 庵唄所望を、後ろで拝聴。
 同行したのは、
 県立近代美術館、雪山館長。
 昨日のことのように嬉しそうに。




 高志の国文学館の
 中西進館長と雪山館長の会話。 

 富山県博物館協会は72館参加。
 その会合と研修会、
 懇親パーテイで。

 富山のミュージアムどうし、
 全国的にも仲がいいので有名。
 文学館、水墨、立山博物館とも、
 ぜひ「とやまのムナカタ」などで、
 首都圏へアピールしたい。
 そんな、
 新幹線開業を意識した連携プランも、
 動き出している。




 石井知事からは、
 これからは「文化」で、と
 この面々にハッパがかけられている。

 中西館長のような、
 ホンモノがわかる人に
 ぜひ城端曳山祭りも堪能してほしい。



 
   



作者 : 奥のほそみち

石崎光瑤に感動し、棟方志功に共鳴するお仕事です。運転しないから、人の行かない裏通りや、細い道をひたすら歩く。 そこで見つけた話を紹介したい。 雪吊を 終えたる樹々の 斜塔めく          あさぎり         

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