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なんと万華鏡

南砺市には、いろんな花が咲き、がんばっている人がいて、面白いことが起きています。

いのちゃんの末路あわれ

2013年02月01日

       
       あるグループの、
       新年度の打ち合わせ。
      
       南砺の魅力を
       全国にアピールする
       小さな作戦会議。

       そこで、
       井波で待ち合わせ。
       
       例のイタリアン。
       久しぶりのプリマさん。




       中央の卓に、定番。
       これがいいんだなあ。


 


       前菜。さすが、
       おいしい色彩の妙。


       さりげないけど、
       いいセンス。
       イタリア国旗の
       デザイン?
      



       出ました!

       南砺に出没した、
       いのしし君の
       末路は、コレ。
       メインデッシュに変身。

       なんと、フキノトウの
       さわやかな香り。

       人間さまの胃袋に
       落ち込んだ。
       生け捕りのジビエ料理。
       
       うま〜い♪

        
       いのちゃん。
       もう、
       人里へ出るんじゃないよ。
     
       





新幹線と2次交通

2013年02月01日

        南砺の山々。
        晴れた日の散居村は、
        雪の無い土地の人々に
        感動を与える。
        なんでもない、
        日常の風景だけれど。




 ときおり、
 金沢からタクシーで。
 街の中はいつも渋滞で焦る。

 30分の道中で実感するのは
 運転手の会話の豊かさ。よく勉強している。
 北陸で、流しが成り立つ唯一の街。
 観光客へのサービス精神。

 降りるとき、
 名刺を所望された。
 「お客さんをご案内したいので」
 この姿勢に、心が動く。
 料金も割安である。
 観光客相手に競争も激しいからか。

 金沢を起点に、タクシーを
 貸切で半日、一日、
 美術館、井波の町並み、善徳寺
 そして五箇山世界遺産。
 4人で2万円位なら1人5000円コース。
 いますぐ可能。

 地元南砺市の強烈なライバルか、
 タイアップして、共存すべきか。

 黒部も高岡も、
 城端線沿線も、
 2次交通が最大のネックであり、
 ビジネスチャンス。
 でも、時間が足りない気がする。

 それというのも、
 北陸新幹線が40年も遅れてやってきたこと。
 その間に、富山も福井も、
 日本一のマイカー県になった。
 これも、
 日常、当り前となっているが。

 交通弱者の観光客の
 目線からの発想が求められる。
 
 富山市は、
 クルマが無くても仕事や
 生活に不自由しない。
 歩いて暮らせる街でもあり、
 さらに加速させようという
 都市戦略である。

撮り鉄

2013年02月02日
      
      2年あまりで
      並行在来線になる、
      北陸本線。
     
      車窓から、
      並行して建設中の
      北陸新幹線。
      主客転倒するわけ。

      すべて高架なので、
      とうぶん富山駅の前後は、
      コンクリートの
      巨大な林の中を走る。
      がまん、がまん。




      高岡駅からは、
      城端線は、
      3通りのデザインの
      列車になる。




      まずは、
      定番の通学列車3両編成




      そして、
      氷見線のラッピング列車




      さらに、
      ニューフェイスの
      城端先のラッピング列車。

      編成によって、
      いろんなタイプが走る。

      ときおり、
      田んぼの中から
      カメラを構えている、
      撮り鉄さんを見かける。

      全国の、
      撮り鉄ファンの
      気持ちがわかる。 

      いっそ、
      写真コンテストやったら、
      無人駅の荒廃が気になったり、
      屋敷林の魅力に
      新しい発見があるだろう。




福野で第一回「刻(とき)アートTen」

2013年02月03日


      もう春?の兆し?




       心なしか、
       ヘリオスの前庭の
       モニュメントも
       陽光に輝く。




 第1回

 刻(とき)アートTen展

 福野美術協会 主催
 初めての、福野在住作家10人を
 選抜して、
 複数の作品を出品、展示。

 継続しながら、
 意欲作を世に問う。

 


 ベテラン揃いの
 見応えがある力作が並ぶ。

 30年くらい前に、
 北日本新聞で「5人展」が
 企画されて、現在も
 故人の遺作も含めて続いている。

 地域の作家が、
 息の長い発表の場を持つことは、
 厳しいけれども、
 文化のポテンシャルを高める。

 2月10日(日)まで、
 福野文化創造センターで。

高岡駅前再開発工事

2013年02月03日

       おまけ画像。
       城端線の
       ラッピング列車です。



       クリックどうぞ 


       全中スキー大会で、
       宿がとれず、
       高岡駅前のホテルへ。

       早朝、
       高岡駅前の
       再開発工事の全景です。



       クリックどうぞ

 かっては、
 北陸随一とまで言われた、
 高岡駅前の地下街。
 それを埋める工事と並行しているので、
 大変複雑な仕事。

 駅からホテルまでの道は
 まさにラビリンス状態。

 330人収容の
 ビジネスホテルは、土曜もあって、
 レストランの賑わいはすごい。
 若いおしゃれなお客も。

 朝食は、40品目もあって、
 これがお目当てと評判。
 6時からは満員になるから
 7時過ぎがおすすめとのフロントさん。

 こんな体験も貴重。
 東京の大手に対抗しての
 企業努力が実感できる。

のすろだのおばいさ

2013年02月05日


       民俗学会という、
       不思議な世界がある。
       富山は「民俗の会」

       昭和女子大助教授
       後藤 麻衣子先生
       文学博士

       博士論文は、
       雪国の鳥追い歌の考察。
       



 青森から、岩手、秋田、長野
 新潟、富山と、
 くまなく農村地帯を調査。

 正月15日、左義長の日。
 砺波地方は前夜に燃やす。

 朝、子どもたちは
 家の苗代田へ行って、大声で
 鳥追い歌を歌わされる。
 
 南砺市院瀬見の鴨ボイの場合、
 前夜の書初め焼きの跡かたずけで
 藁10把ほどで残りの竹などを焼く。
 そのときに歌ったという。

 のすろだの おばいさ

 とるぼうてくだいせ

 なんどるぼうじゃ

 あさどる よどる
 
 ひるまのすずめ

 よさるの ふくろう

 ほわ〜い ほわ〜い♪


 訳:
 苗代田のおばさん、鳥を追って下さい
 何鳥を追う?朝鳥、夜鳥、昼間の雀
 夜のフクロウ、ほお〜、ほ〜!

 すぐ隣の集落でも、微妙に違う。
 そんなことを調査して博士号を取得。

 ばあちゃんに、いろり端で聞いた。
 例会にKさんが、見事に歌ってみせて、
 喝さいを浴びる。 

 苗代田は、家ごとに作った。
 真っ先に水を張るから、トノサマガエルの
 絶好の愛の交歓の舞台。
 深夜もぎゃくぎゃくと賑やか。
 鷺や鴨も餌場になるしで、
 早苗が踏み荒らされるのが悩み。

 苗半作というくらい、
 苗の出来不出来は重大なことだった。

 正月に、子どもたちが、
 農作業にかかわるための通過儀礼と
 教育の意味もある儀式。

 よく知られているのは、
 「唐土の鳥が、疫病を持って
  渡らぬ先に、
  佐渡が島などへ追っ払らえ」
 というのがある。
 これは、まるで渡り鳥の
 鳥インフルエンザのことではないか。
 昔の人の洞察力か。

 なぜか、
 富山県西部、砺波、南砺地方に
 集中していて、県東部にはない。
 石川県にも無いようだ。

 どなたか、
 似たような歌をご記憶のかた、
 教えてくだはれ。

井波―とやま文学のふるさと

2013年02月05日


       ちょっと、びっくり。
       富山市民プラザ
       4階の
       市民学習センターで。
     
       市民大学講義室が
       超満員に。
       特別講座として企画された。
       補助椅子まで。
       奥のほうがかすんで見えた。
       主催者は大喜び。

 



 舞台は、ここ、
 井波の高瀬から山見にかけて。

 「岩倉政治と棟方志功の出会い」
 この南砺の風土で、
 2人の巨人が出会った、
 昭和20年代前半のお話を
 1時間半たっぷり。


 戦争前夜に、一級の文化人が名をつらねて論評。

 昭和15年11月発刊の
 中央公論に、岩倉政治の「村長日記」が
 特集されている。
 有馬賞受賞。
 南山見村のリーダーがモデル。


 化粧箱入り特装本、装丁:武者小路実篤
 ネットで奇跡的にサイン本入手


 昭和14年の処女作「稲熱病」
 芥川賞最有力候補の力作
 (治安維持法で監視つきのため受賞せず)
 ねつ送りが出てくる。
 

   これもネットで。

 昭和22年「麦」
 この年「空気がなくなる日」発表。
 映画、舞台、絵本になる。
 城端で書かれた。

 農業指導員の奮闘など、
 むらが生きぬくため、リーダーが
 がんばる姿をユーモラスに
 いきいきと描かれている。
 まだ、共産党に入党するまえの力作。

 3女に「麦子」という名前をつけた。

 手元の電子辞典で「風土」を引くと、
 広辞苑で[その土地固有の気候・地味など、
 自然条件。土地柄。万葉集(17)に、
 『越中の−』。」と出てくる。
 1250年前に、大伴家持が書いた。

 棟方志功は、風。
 南砺市じゅうを吹きまくった。

 岩倉政治は、土。
 ひたすら井波の土地を生涯にわたって、
 耕し続けた。

 富山市民の文学に対する熱意は強い。
 その、あこがれが、
 井波の地を舞台にした岩倉政治です。

 「新幹線時代に、
 首都圏3400万人の人たちは
 文学でその土地のイメージを
 ふくらませてやってきます。」
 

 超満員の市民が、みんな、
 大きくうなづいていました。
 ちょっぴり、誇らしい気分。

 






棟方さんが帰ってきた

2013年02月06日


      福光美術館の2階、
      常設展示場メンテナンス工事が
      完了しました。

      このたび、オープンです。




 併せて、全面的に
 壁紙張り替え、塗装で、
 見違えるような
 空間に生まれ変わりました。

 新しく寄贈を受けた、
 石崎光瑤の大作「鶴図」もお披露目です。

 これが30歳ころの、 
 若書きとは信じられない、
 生命感が圧倒します。




 仕切り壁も一枚にして、
 新装の奥の空間を、
 棟方志功の部屋に模様替え。

 見違えるような、
 いい雰囲気の中へ
 棟方志功さんが戻ってきました。

 18年ぶりのお化粧は、
 これが、あの作品かと
 スタッフが、みんな驚くような
 変身ぶりです。

 内壁塗装も新しく、広く、
 さらにシックに。

 むかし、ペンキ屋の社長に拾われて、
 インテリアの塗装、配色の
 デザインやってたのが
 役にたちました。

 
 なんでも鑑定団で、
 1億円の値段が付いた、
 「棟方志功の二菩薩釈迦十代弟子」
 話題の屏風も、
 それ以上の風格があります。

 道の駅の
 南砺雪あかり祭りのおりに、
 ぜひ、お出かけください。
 一見の価値があります。
 南砺の財産が増えました。
 版画年賀状展もどうぞ。
 


 

雪あかり?そば祭り?

2013年02月08日

        恒例、
        雪あかり祭り。
        9日午後1時オープン。




        南相馬市の
        子どもたち、父兄
        50人がやってきます。

        みんなで描いた、
        巨大紙風船を見るために。

        じょうはな
        雪合戦にも参加。

        悩みは駐車場。
        この機会に城端線の
        活用に弾みをと努力も。
        福光駅から会場へ、
        シャトルバス出ています。





        そば祭り。
        寒いなかで、
        あったかいソバは
        たまらんなあ。

        準備される人たちに
        申し訳ないけれど、
        思いっきり、
        楽しむことも、
        応援のひとつ。

        心配した、
        雪のほうも、いい具合?
        すっかりお化粧。

        真冬の、
        な〜んもなかった、
        昔のことを思えば、

        なんと、元気

        雪を楽しむ、という、
        全国で初めて制定。
        30年前の県の
        雪条例がようやく定着です。
        当時は反応が鈍かった。
        啓発の仕掛けづくりに苦労した。

        高岡の日本海なべ祭りも
        その一環でした。
        高岡市は、
        消極的。
        でも1時間待ちの人気で、
        「おらっちゃがやった」と、
        急に強気に。

        なんとの、
        どちらのイベントも、
        いちばん元気なのは、
        高齢者です。





なんとの猪野ちゃん

2013年02月08日


       珍しい、大型の、
       初めてという連絡会議。
       国、県など50人も。
       城端庁舎大会議室で。

       有害鳥獣の
       対策について、
       呉西地域の高岡・砺波の
       農林振興センター主催。
       南砺市も共催。
       



 北陸農政局からも報告。
 北陸3県でイノシシなどの被害が
 7億円(現在は少し減少)
 福井はひどい。富山の5倍も。
 捕獲数は22年で福井11,694頭
 富山は747頭で、福井は15.5倍も!

 南砺市も被害は深刻だったが、
 電気柵の設置、地元の理解と協力、
 なかでも南砺市の林政課が担当して、
 専任の専門員2名を
 市単独で配置したことが、
 めざましい効果をあげ、
 砺波、小矢部、高岡、氷見、射水の
 各市のモデルであると、
 国の専門アドバイザー、赤座久明先生から
 高く評価された。




 赤座さんは現在県立八尾高校の教頭。
 地味な?生物のフイールド調査を
 長年続け、県の自然保護課にも出向。
 この分野には、こういう先生が多い。
 富山の野生サルの研究では第一人者。
 自然保護で知らない人はいない。
 
 



 お昼は、料亭で、
 哀れ猪野ちゃんのお弔い。
 まずは、牡丹鍋。獅子鍋とも。
 ジビエ料理は、
 県でも力を入れている。




 朴葉味噌、きんぴらも
 みな主役は猪野ちゃん。
 合掌。
 ご飯だけでなく、
 ほかの一品欲しいなあという声も。

 午後の赤座先生の
 特別講演はすばらしかった。

 イノシシは、岐阜や石川から移ってきた。
 雪に弱い。地球温暖化による異変。
 みな、違うとのこと。

 最近では、
 南砺市の電気柵が功を奏して、
 近隣の市に逃げ出したと言われているが、
 これもちょっと違う。

 イノシシが富山県内にいなかったのは、
 この100年あまりのことだと指摘。
 耕作放棄地の増大も、一因。

 森に生きる人の激減。
 里山の荒廃。
 すすむ過疎と高齢化という、
 社会の変化と
 環境とのかかわりが大きい。

 継続した、
 野生動物の観察、把握のデータが
 害獣駆除の決め手になるのだとも。
 南砺市は、
 マンパワーでも優等生であると、
 出席者の前で強調された。

 「みんなで農作業の日in五箇山」の
 活動も、いくらか貢献。




 



 

南相馬市の子どもたち(画像挿入)

2013年02月09日


      福島県南相馬市の
      子どもたちが美術館へ。
      道の駅福光がバスで送迎もお世話。




      市立鹿島中学校の
      菊池校長さんが引率されて。
      小学生19名、
      中学生13名と保護者、
      計46人。




      昨年の交流が、
      さらに大きく育った。 
      ことしの雪あかり祭りの
      ポスター写真に、
      南相馬の中学生の作品を見つけて
      みんな大喜び。
      今年は2点作成。
      お天気が最高で、鑑賞できる。

      棟方志功さんも、
      戦災で、疎開生活だったが、
      地域の子どもたちとの
      交流が実を結んだ、と紹介。

      菊池校長は、




     「戦災、震災。
      いづれも不幸なことですが、
      おかげで、こんな交流ができた。
      きずなの大切さも身をもって。
      こんな機会が、
      子どもたちの将来に、
      きっとプラスになるでしょうね」


     「大きくなったら、
      自分の子どもを連れて、
      きっと南砺市へ
      また訪ねてくることでしょう」



      
      なんだか、
      こちらが励まされているみたい。

     「この美術館のように、
      子どもたちの感性を育てることが、
      教育の使命。
      いづれ、自分たちも
      面倒を見てもらうんですからね。
      教育は、
      自分たちのためでも
      あるんですよね」


      さすがというか、
      深い言葉をさりげなく。 

      たいへんな体験だったはずなのに、
      みんな明るい。





      見送りのとき、ちょっとした騒ぎ。
      木の枝のツララを手に、
      びっくりしている。
 
      こちらのほうがびっくり。

      南相馬では寒過ぎて、
      こんな大きいツララができない。
      みんなで記念の写真撮ってた。


 

魚津と新幹線

2013年02月10日


      魚津駅前から


                クリックしてアップでどうぞ

      城端の町にも似ている。
      目の前に山々が迫る。

      この山は僧が岳。
      1885m
      ブログで、山スキー小僧さんも
      すばらしい写真で紹介 2/6


      これでも低いほう。
      後の毛勝岳は
      2414m
      さらに剱岳
      3003mと重なる。

      特急は上下40本停まり、
      タクシー3社がフル回転。
      ビジネスホテル10軒
      1日1500室が満杯。
      東京へは3時間で。

      午後3時には、
      宇奈月温泉の主要ホテルから、
      迎えのマイクロバスが
      ずらりと並ぶ。
      ビジネスマンの群れで雑踏。
      駅前の観光案内所は、   
      毎日200人が訪れる。

      駅のうしろは、5分で
      しんきろうの海。
      さかなの街。

      それが、
      遠く離れた黒部の谷間、
      たんぼの中に新幹線の新駅ができる。
      この魚津の街が
      死んでしまうのか、と
      政治の谷間で市民は、
      暗澹たる気分のようだ。

      かって、棟方志功が
      足しげく通い、
      池田弥三郎が暮らした土地。
      新川県時代の県庁所在地。
      加賀藩政の中心。


      ニュースにならないが。



  

利賀そばまつりスナップ

2013年02月11日



       利賀そば祭り
       最終3日目。

       やはり平場と違って、   
       雪質がちがう。




       朝いちばんに。
       駐車場もガラガラだった。
       きのうは、
       最近にない賑わいだったとか。

       それでも
       お昼近くには
       各コーナーに行列。




       グルメ館。
       世界そば博でできた。




       とちのみさ〜ん♪
       こっち向いて!




       恒例、丑曳き。
       村民のみなさん絵になっている。
       笑顔がいい!
       (アップでどうぞ) 
       音頭が絶妙。




       やっぱり、
       子ども天国でした。




 

  

ソバ文化、この人たちが

2013年02月12日



        もともと、富山は
        漫才文化圏。
        それを立川志の輔師匠が
        落語文化圏に変えた。

        もともと、富山は
        うどん文化圏。
        それを利賀村が、
        そば文化圏に変えた。

        故辺見じゅんさんも加わって、
        利賀村の民宿の
        いろり端でそばを食べながら、
        ごっつおフォーラム。
        そばで、むらおこしを提案。



                世界そば博覧会 1992.8

 利賀そば祭りも盛況のうちに終了
 ごくろうさまでした。
 最終日のレポート。

 ことしも、会津若松から、
 駆けつけて、
 富山のそば研究会の陣頭指揮。
 唐橋宏名人。ご自身は
 大震災で、たいへんなご苦労も。




 日本を代表する3人の名人の一人であり、
 素人そば打ち最高段位の審査員。
 全国の有段者は1万人を突破したとか。




 全国麺類業協同組合のブースで、
 その神わざを実演。
 富山そば研のみなさんが見守る。




 となりのブースでは、
 おなじみ、なかじま屋さん。
 そばの3タテ。
 挽きたて、打ち立て、茹でたて。
 その入魂の茹で加減。
 かって、そばの郷づくりのため、
 1年間、会津若松の唐橋さんのお店で、
 修業されたことが原点。




 もうひとり、利賀の顔。
 東京から利賀の住人になった、
 吉田亜輝男さん。
 利賀村で唯一の4段位保持者。
 晴れて最高段位認定会にエントリーできる。

 長野オリンピックの
 開会式プロデューサーもやった、
 むかしの会社の同僚。
 南砺と、そば打ちが好きになって。


 利賀村と、そば。
 故野原啓蔵さん、堀田のじいちゃん、
 氏原暉男信州大教授など、
 枚挙にいとまがない。

 人口減で高齢者の村の現実は厳しいが、 
 いまも、会場のブースの
 目立たない裏方で、
 10年、20年と、
 祭りに汗を流し続けている名人たちがいる。
 先人たちがいる。
 ご苦労さんでした。



 熱心に唐橋名人の技を盗む人たち…
 
 美味しかった♪ごちそうさま!

 







 

利賀の元気

2013年02月12日


       南砺市職員の   
       ボランテイアの傑作





       ようござった。
       本官は
       名物じんだはん。




       粉雪が、 
       利賀らしい。




       武蔵野館では、
       わら細工の体験教室。
       子どもの頃の
       コーリャク。
       おばあちゃんの手ほどきで。
       これぞ、
       グリーンツーリズム




       人気のカフェ
       文字通り穴場です。




       利賀のそば祭りは、
       南砺の冬を
       明るくします。




       年甲斐もなく、
       派手な色の安物コートで、
       若く見られたとごきげんの
       わが運転手でした。


 



 



蛭谷(びるだん)の仙人

2013年02月14日


       東京のホテルから
       入力してみました♪




       前回のブログで紹介
       長崎さん。
       一昨年の春、
       カザフスタンへお誘いしました。




       もと県庁の
       農水の課長さん。
       富山県登山連盟会長。
       NPO理事長。
       夢創塾主宰。
       まだまだ、いっぱい。

       これまで毎夏、
       アメリカの登山。20年。

       バリ島で炭焼き指導。

       JICAのアフリカ農業青年の
       研修リーダーとして、
       7ヵ国から受け入れなど、
       とてもついていけない、
       タフな男です。

       よく全国へ
       行動を共にしますが、
       山男のいいところは、
       明るく、チームワークを
       大切にされるところで、
       教わることが多い。

       このブログの
       左側の「お気に入り」欄に、
       リンクできます。

       毎日、更新されていて、
       南砺市上平と、朝日町の
       富山県のはずれの村で、
       起きているドラマが楽しめます。




       写真の腕前も、
       プロはだし。(この画像も)
     
       何よりも、
       子どもたちとともに、
       自然環境を学ぶ、
       姿が人気を集めています。


山祭り

2013年02月14日

       山祭りというのを知らなかった。
       2月の11日とか。
       山林のないところで育ったので。

       朝日町の蛭谷に住む、
       長崎喜一さん。
       夢創塾というプロジェクト主宰。
       ブログで山祭りが紹介されている。

       この地出身の、
       長崎莫人さんもファン。
   
       山中で3匹の山羊や
       アイガモ、岩魚、
       一匹の猫といっしょに、
       生活体験道場を続けている。

       全国から
       年間数千人のお客さんが、
       ここへやってくる。
       愛知県知事からまで感謝状。
       東北の被災者の子どもも。
       地元の小学生は、
       ここが自然学級になっている。

       南砺市の
       上平観光協会の「五箇山のもり」と
       ちょうど、ペアの感じ。
       2つの富山県境の取り組み。


             こちら

 南砺市の太美山からも、
 この山祭りにお招きを受けた。




 意外な顔見知りの人たちも。
 神棚に、
 地酒「成政」をお供えして、
 みんなで2礼2拍手。




 成政大吟醸は、効く。
 もう、わやわや。

 山仕事、木材関係、
 造園業のみなさんが
 仕事を休んで、お祀りする、
 神聖にして、楽しい行事。
 68回目。100回をめざす。

 朝日町の場合も、
 子どもたちと、地域の高齢者の
 ふれあいの場になっている。

 子どもの心を育て、
 自然に学び、地域との絆を深める。
 山里の魅力は大きい。

 

 ちょっと、仕事で東京へ。
 



美女120人!

2013年02月14日


        朝食中である。
        キジの雌と目が合った。
        なかなかの、
        ファッションセンス。




        春めいてきたのか、
        裏のりんご畑で
        キジの雄が雌を追っかけている。
        365日で、
        雄が追っかけられるのは
        きょう2月14日だけ。
        あとの364日は、
        追っかける側が宿命の男。

        
        まったく無関係の話。

     



 またもや、富山県の
 野菜自給率、堂々の47位を更新。
 これではならじと、 
 地産地消富山県民会議。
 座長は石井知事。切羽詰まると、
 こういうプロジェクトに。


 年にいちど、
 県の総合教育センターという
 でっかい会議室で、研修会。初めて。

 県の栄養教諭・学校栄養職員研究会
 会場へ入って圧倒された。
 100%若い、(私からみれば)
 きときとの若い美女ばかり120人。
 壇上から見渡したら、
 目がくらみそう。 
 さわやかな、化粧品のかおり。
 男は敏感なのです。


 テーマは、
 「米騒動と女たち」
 富山の女性、とくに県東部の
 浜の女性たちが、
 投機による米価値上がりにたちあがり、
 ついにマスコミを巻き込み、
 時の政権をひっくり返した。
 ことしは95周年になる。

 子どもや夫たちに、
 食べるものを確保したいだけ。
 それが社会の仕組みの矛盾を訴え、 
 福祉政策や、格差是正、民主化の
 きっかけになった。


 現在は、
 地元の食材で、安全安心、
 おいしい給食をと地道な活動、啓発を
 この女性たちが日夜がんばっている。


    2012.7.31福野小のランチルームで南砺市の研修会




 ずっと、かすんで見える遠くの席に
 この1日がかりの研修発表会を
 取り仕切る、会長さん、
 利賀村のとちのみさんが、にこにこと。

 ごくろうさんでした。





  

田園調布で

2013年02月17日


        南砺市出身、
        世界で活躍された、
        彫刻家の
        故・川原竜三郎さん。
        亡くなって、1年近い。



        美術館の前に設置の、
        このモニュメントを
        制作された。
        ジュデイオングさんも、
        この作品の前で、
        「ステキ!」と絶賛。



        東京の超高級住宅街
        田園調布へ。




        ロマンチックな
        復元された駅舎。
        駅前の町並み。




 この一等地のはずれに、
 川原さんの仕事場がある。
      



 奥さんに案内されて、
 主なきアトリエを拝見させてもらった。
 つい、今まで、
 制作されていたかのように、
 道具や、未完の作品が。
 思わず息を呑む。




 井波彫刻の流れを受け継ぐ。
 アトリエには、ブロンズだけでなく、
 木彫の大作が残されていた。
 ずっと、手を入れ続けられている。

 
 川原さんとは、小矢部川を挟んで、
 同郷、同年うまれ。
 辰歳だから、おたがいの名前も竜と達。
 同じ15歳で見習い奉公。
 道は、少し違ったけれど。

 イタリアで20年、
 世界的な巨匠、フィツイー二氏に師事して、
 イタリアの最高賞も受賞。
 
 ジャコモマンズーや、
 遠藤周作らにも可愛がられた。
 イタリアを訪れた著名人は、
 たいていお世話に。

 帰国して、東京に。
 ギリシャ以来の蝋型鋳物で
 ブロンズ制作ができる唯一の日本人。
 これからという時、
 あまりに惜しい。

 1年前には、福光美術館で、
 年に一度開催の運営委員会で
 座長をお願いしたばかり。


    2010.11.28 福光美術館
 
 南砺市が生んだ至宝ともいえる。
 珠玉の作品を里帰りさせたいと願う。

 






木彫の魅力

2013年02月18日


        ずいあんさんが、
        ブログで。
        「木彫は、
        時間が経つほどよくなる。」

        こちら


        上野の
        東京国立博物館で開催
        
        飛騨の円空展 

        昨年、朝日旅行社の円空ツアーで
        特別講師の長谷川公茂先生
        (円空学会 理事長)が
        美術館へ引率。
 

        棟方志功ゆかりの旅で、
        まちの散策、松風楼で会食。
        そのおり、
        ご案内をいただいた。

        こんど仕事で上京のおり、
        会場へ。




 円空は、ご存じ、
 美濃国(岐阜県)生まれで、生涯に
 12万体の仏像をつくる願をたてて、
 5000体が現在も残されています。

 富山県では岐阜県境の
 旧細入村の関所館に展示されています。
 偶像崇拝を否定する真宗王国そだちでは、
 仏像になじむのは、だいぶん経ってから。

 飛騨の千光寺所蔵が中心で、
 会場では、お客さんがいっぱい。
 
 圧倒される大作と点数。
 350年前に彫られたとは思えない、
 迫力ある、展示。

 まさに、時空を超えて、
 目の前に。




 岐阜県では、県知事が、
 県の最大の顔として「円空大賞」を
 平成14年に制定。
 第一回に天台大僧正、法眼
 大仏師の彫刻家、故 西村公朝さんが受賞。
 賞金300万円!
 実は、私の義父、導師、仲人。

 生涯に1300体の国宝を修理され、
 東京芸大の名誉教授だった。

 円空の彫刻のすばらしさを世に。
 その技法の解明、などで評価された。
 自らも、
 釈迦十大弟子を、晩年に
 一年に一体づつ彫られ、
 完成後、亡くなった。

 棟方志功の釈迦十大弟子の話をしたら、
 フン、という感じ。
 こんな高僧でもライバル意識?が
 可笑しかった。


    西村公朝作 十大弟子 多聞第一阿難 1994
 
 入院先へ大好きな源の鱒ずしを
 持参したら、とても喜ばれて、
 どうしても一切れ食べたいと看護師さんに
 駄々をこねられ、
 力強い、長い握手で別れた。

 長年の彫刻家として鍛えた、
 大きな手で、すごい力。
 その1週間後に亡くなり、
 3000人の参列者のお葬式だった。


  木彫は、時間とともに、
 さらに美しくなる。


 

命のメッセージ

2013年02月18日

       第9回南砺市
       社会教育推進大会。
       表彰式と、
       ビッグな記念講演会。

       生涯学習で貢献された、
       みなさん、
       おめでとうございます。




 山辺県議会議長さんから、
 松村謙三さんに寄せてのメッセージ。




 小菅正夫氏の記念講演。
 かねてからお聞きしたかった話。
 地方の動物園が
 日本一有名な人気施設に。
 前園長で、北大客員教授。

 泣かせた。
 カバの夫婦の愛情物語。
 動物たちの、生きるための
 懸命な姿は、
 こころに響く。
 現場での体験談は、説得力が違う。
 タイムリーないい企画。




 氷見の矢方憲三さんは
 グリーンツーリズムとやまの事務局長で、
 小菅先生とは、
 長い家族ぐるみのおつきあい。
 紹介いただいて、しばし歓談。

 持っていたコンパクトカメラで、
 意気投合してしまった。
 生きものたちを撮るのに、これがいいと。
 ストックの画像を見せっこする。
 富山の自然風景の自慢。
 いつも奥さまと氷見へ。

 文部科学省主催する、
 全国会議のご縁もあって、
 「国立動物園を考える」会のことを
 熱っぽく話された。
 どこまでも、
 生きものたちの命に
 命がけの人である。

 棟方志功の作品を鑑賞に
 美術館へやってくる、
 ニホンカモシカのことでもりあがる。
 また、南砺市へ来ますと、
 すっかりファンに。

 

冬の野鳥

2013年02月19日

       井波の社会教育推進大会で、
       小菅正夫先生が、
       「生きものたちは、
        子孫を残すために、
        生きるために、
        ムダな動きはゼッタイしない」

       動物園の
       写真で説明された。
       当たり前のようで、
       含蓄のあることばである。




 わが隠居小屋は、3方に窓がある。
 一日中、太陽光の乱舞する空間。
 友人の一級建築士のすすめで、
 特に庭に面する窓は、
 唯一ぜいたくして、特大にしてもらった。

 小さな2部屋、3人が泊まれる。
 年に数回、外国の音楽家や、
 東京からのお客さまが、
 息抜きにやってくる。
 小さなゲストハウスに作ってみた。



           ライトアップで雪見酒もできるのだ

 一年を通じて、
 花と、鳥が眺められる。
 花鳥画家・石崎光瑤さんに
 あやかった、わけではないけれど、
 光瑤さんの気持ちはわかる。
 田舎ぐらしの醍醐味だろうか。
 
 洗面の小さな窓から、
 となりのりんご畑で、
 ムクドリが一羽で、
 りんごを突いているのを撮る。

 小菅先生と、カメラ自慢したように、
 小さいけれど、愛機は、
 画素数がめちゃ大きい。
 スナップしたのを、10倍くらいに
 拡大したのが、上の最初の写真。
 デジカメも、進歩したものだ。

 雪になっても、
 いろんな野鳥が、エサを探す。
 ホホジロが、イラガの固い殻から
 うまく引き出して食べているのも目撃。




 いろんな木の実は、
 ちゃんと食べ尽くされた。




 きれいですね。
 いかにも赤い小鳥さんに、
 食べてほしい赤い実。
 このガマズミは前に紹介。

 野鳥が冬に飢えて、
 死んでいるのを見たことがない。
 なんとなく観察していて、
 学ぶことが多い。


学びとまちづくり

2013年02月21日

       この季節、
       なにかと大きな会議が集中する。
       緊張が続く。

       県民カレッジの運営委員会。





 県内4つの地区センターも
 一堂に会しての会議。

 その報告を聞いていて、
 射水市の教育長の話では、
 地域づくりと公民館の役割分担と、
 一体化がめざましい。

 平成の大合併で、
 最も大変だったのが現射水市。
 市長選からして3人の乱立。
 市庁舎選定・新設もままならない。
 富山市と高岡市に挟まれて。
 新幹線の恩恵もほど遠い。
 
 ところが、他でも聞いたが、
 自治基本条例(まちづくり条例)、実施計画
 地域振興会と公民館の連携組織化、
 生涯学習体制、地域づくりが一体化。

 県内で最も先進的な、
 取り組みが着々と進められているとか。

 ハンデイだらけの新市なのに、
 どうしてなのか、不思議である。
 地域づくりについて、
 県内自治体で注目されていて、
 手本になっているとか。

 おそらく、住民の
 危機感からの発想と行動なのであろう。


  

福寿大学のこと

2013年02月21日

       石川県境の
       旧南蟹谷村は、
       山間の
       集落が散在している、
       蓮如さん
       ゆかりの地。
       
       さすが土山御坊の聖地。
       みなさん、学ぶことに熱心。




 高齢者学級の福寿大学
 これで、ここは2度目。

 雪模様で寒い。
 それでも予定より多くて、
 資料を急遽コピー追加。

 テーマは、
 「棟方志功に学ぶ」
 このふるさとの、何が、
 世界のムナカタに影響を与えたのか。

 平均年齢70歳?に見えない、
 元気な高齢者ばかり。
 熱心な質問の数々に、応えるのに苦労。

 「富山県は日本一高齢化がすすむ。
  南砺市は、なかでも
  高齢化と人口減少がすすむ。
  この地域も例外でない。
  どうすべきか」
 「……」



 ずっと長い歴史を持つ福寿大学。
 そくさい会のリーダーは、
 地域づくりのお世話を地道に続けられて、
 いつも頭がさがる。
 このパワーを地域づくりに生かせないものか。

 高校の先生のOBなども多く、
 公民館活動の一環でもある。

 富山県は、全国一の
 生涯学習先進地として文科省が評価。
 そのなかでも、
 この地域一帯の福寿大学は、
 もっと評価されていいのでは。

 きょうは富山市で、
 富山県生涯学習県民カレッジの
 運営委員会。
 砺波センターとともに、
 ぜひ、報告したい。


 

いまどき高校生

2013年02月22日


      砺波総合庁舎で、
      農水関係の会議。

      終わって砺波駅へ。時間が余る。
      またあの、殺風景な、
      冷え冷えの待合室で
      寒々とした列車待ちか…

      の、つもりが違った。




 ほのぼのと、あたたかい。
 いろんな資料とともに、
 こんな、かわいいペーパークラフト。
 グッドデザイン。
 クラフトペーパーから、
 カッテイングで組み立てができる。
 これって、
 ゼッタイ売れる!

 にこにこと、
 観光案内所の女性が、
 「これは、砺波工業高校の
  生徒さんが、自分で、設計して、
  コンピュータで作ったものですよ」
 かわいい。例のロッボコンみたい。
 いくら、並べておいても、
 すぐ無くなるんです。そりゃ、そうだろう。

 最近、売店が、
 観光案内所に変わったばかり。




 もっと、驚いたのは、
 窓際に、ずらりと女子高校生。
 城端線利用の生徒の時間待ち。
 みんな、
 一心不乱に、教科書と
 にらめっこなのだ。

 明るい窓際に、
 テーブルとイスが新しく配置されていた。
 一般のお客さんも、
 くつろいでいて、
 彼女らの勉強を邪魔しないように、
 気を遣っているのがわかる。
 
 かってない、春のような、
 微笑ましい空気が漂う。

 親にこの姿を見せたくなる。

 こら!
  男子高生はどこへ行った!


 城端線のなかでいちばん大きい駅。
 そして、いちばん冷たい、駅だった。
 いつも時間待ちで悲惨だった。 


 あの福光駅なみの
 あたたか空間になった。





じょうはな線の存続

2013年02月22日


     広島県のJR可部線。
     廃線になって10年。
     それが2年後に、復活する。
     全国で初。

     津波で線路も、車両も
     破壊され、
     廃線の危機に見舞われた、
     岩手県の三陸鉄道も、
     クエートからの支援を受けて、
     新学期に間に合うように
     4月から再開される。

     その一方で、
     全国の鉄道の廃線は35路線。
     670?。
     東京―新大阪を上回る。
     (2013.2.22 日経紙・春秋)


 69年前、昭和19年の暮れ、
 南砺へ24時間かけて東京から
 小学校低学年の数百人が、
 城端線に乗って、疎開してきた。
 これは当時の絵日記。
 みぞれの中を、さらに歩いて、
 立野が原の演習場宿舎まで。
 グライダー訓練の施設。




 地元の温かい配慮で、
 ひとつの布団に3人づつ。温かかった。
 生涯忘れられない。
 うれしかったとも。
 石崎俊彦氏の編纂で記録が残る。
 南砺市中央図書館蔵


 未来を背負う、子どもたちを
 空襲から守るために。
 そして、国鉄から子どもが歩ける
 4キロ以内の田舎へ疎開させた。
 いまも80歳ぐらいの体験者は、
 城端線の思い出を語る。
 学童疎開の記録は、現在、
 高志のくに文学館「少年時代」の
 展示コーナーにも紹介されています。 


 


 広島県のJRローカル線の
 復活の原動力は、
 廃線のあとも住民たちが、
 草刈りや駅舎の清掃を続けたという。
 それが、県を動かし、
 国を動かし、
 JRを動かしたのだとか。



            砺波の無人駅で。2011.5.28




TPPのこと

2013年02月23日


       TPP
       雲行きが不透明。

       オバマ大統領と、
       阿部首相は
       目を合わせようとしない。
       奇妙な共同会談。

       ふと、
       107年前の、
       ある論文が思い出される。





 文部大臣、
 農林大臣を務めた、
 松村謙三。

 107年前の、早稲田大学
 卒業論文は、いま、
 カギのかかっている、松村記念館の、
 さらに鍵のかかっているケースに
 眠っている。

 「日本農業恐慌論」

 明治39年に、
 アメリカ、オーストラリア、
 中国の農業生産を検証して、
 日本の農業を論じている。

 当時、日本の植民地化を逃れ、
 国力増強→富国強兵の道へひた走る。
 工業立国である。
 輸出産業の育成への国是。

 都市部への人口集中は、
 農村部の疲弊をもたらす。




 日本が、本気で、
 工業化へ突き進むのなら、それは、
 農業・農村を犠牲にする覚悟がいる。
 その場合、中国など、近隣の
 農業国との緊密な連携が欠かせない。
 中国といい関係が構築できるのか。

 アメリカの農業生産力と、
 どう対峙するのか。
 いま求められるのは、その長期戦略。
 関税の協定がカギとなろう。

 もし、このまま曖昧なまま、
 政府が展望を持たなければ、
 日本の農業は「恐慌状態」に陥る。

 中国と仲良くせねば。


 それでいいのか。

 というのが、要旨。

 昨今の日本の状況。
 107年前と変らないではないか。

 今と違って、情報のきわめて少ない時代。
 20歳そこそこの、
 学生のたかが卒業論文。
 その10年後に政治家へ。
 そして戦後農林大臣として地主制度を
 官僚を巧みに指揮して、
 無血で、撤廃させてしまった。


            松村の片腕、官僚の河合良成

 それにしても、
 おそるべき先見の明。


            松村謙三

 今の政治家に読ませたい。
 いや、大学生にも。

 おまけ:
 松村記念館の前庭には、3人の胸像。
 そして、松村や河合、
 刀利の聖人・山崎兵蔵を育てた、
 山本宗平先生の銅像も。











 地域を育てたのは教育。
 中国の全人代代表も、来日のときに
 真っ先にここへ。
 最初に井戸を掘った群像の庭。 
 






 

まんず咲く

2013年02月24日

       急に気温が下がる。
       晴れ間がのぞく。
       また、あられ、淡雪。

       冬来たりなば、
       春遠からじ、なのかも。



 愛染苑。雪にもかかわらず、
 つまつまと、
 熱心なお客さんが見える。
 たいていが熟年カップル。
 管理員は、各分野のベテランぞろい。
 マンツーマンの解説で、
 丁寧にお礼を述べてお帰りになる。
 礼状や、お菓子を
 送ってこられるのはいつものこと。




 マンサクの花が咲く。
 東北出身の棟方志功が、
 ふるさとの花として植えた。

 まず咲く

 まんず咲く(東北弁

 咲いたら豊年満作

 諸説があるが、
 とにかく、早く咲く。

 


 紅花マンサク。
 つぼみになった。
 珍しい種類らしい。
 東北では普通。




 愛染苑は、
 もう春です。
 ムナカタさんもうれしかろ。

 これだけ満開ならば、
 今年はきっと、豊作でしょう。

 でもねえ、
 TPPでは米価がますます安くなる。
 農家は、やっておれない。

 豊年が恨めしいなんて、
 なにかがおかしい






砺波散居村のルーツは南砺

2013年02月25日


       早朝の食卓。
       いろんな野鳥の足あと。

       甲骨文字、篆刻の
       竹、に似ている。

       小さいのは、
       つぐみとスズメ。
       大きいのは、
       キジの雌雄。

       カラスは頭がいい。
       容器ごと持っていく。




 砺波市で開催の、砺波管内
 中山間地域活性化推進連絡会議。

 耕作放棄地、鳥獣被害対策、
 都市との交流事業、
 地域ブランドと農業の6次産業化
 新年度の県の施策、
 などなど…




 県の出先機関で、
 農林振興センターというのがあり、
 南砺市と砺波市がエリア。

 南砺市と、砺波市の環境の違いは
 ずいぶん大きいと感じた。

 ハードの話ばかりの印象。
 ソフトが大切という県からの話。
 たとえば、
 耕作放棄地を解消しよう。
 でも、どう利活用するのか、がない。

 みんなで農作業の日in五箇山。
 オーナー制度のことも報告された。
 砺波の人たちからパンフを請求された。
 興味があったようだ。
 砺波の夢の平地区は
 南砺市の山間地と悩みはおなじ。

 立派な屋敷林、カイニョほど、
 空き家が増えている。


 もともと、砺波平野の散居村は、
 南砺の山間地から森を抱いて、
 平地へ進出したもの。
 孤立し、完結した中山間地の暮らしなのだ。




 都市住民にとって、
 あこがれの、可能性のある小宇宙。
 花、野鳥、みどり、家庭菜園。
 
 都市住民がシェアして、
 ガーデニング空間に変身させられる。
 なんて、
 提案しても、だれも反応しなかった。
 疲れる。

 仏壇が残っているからという、
 声も聞いたことがある。
 



 終わりに、
 なんとポークの試食会。
 アンケートも。
 レモン味のソーセージと、
 米粉パンがおいしかった。
 FB良品NANTOの紹介。

 もう少し、
 消費者目線のブランドづくりという、
 発想が必要のように思う。

 農業の6次産業化の道は厳しいが、
 夢がある。

 昨年やってきたアフリカ青年研修団は
 このことに関心を寄せていた。
 




淡雪の消滅過程

2013年02月26日

      春はあけぼの。
      バラ色だった。
      夕陽も。




      好天なのに、
      終日、ひきこもり。
      原稿や校正がどっと重なる。
      
      気分転換に、
      庭の定点観測でした。
      パソコンに飽きて。



      8:11



      9:14



      10:40



      15:26



      18:22


      たしかに、
      日が長くなってきました。




 










じょうはな線と恋

2013年02月27日

       
       書いているうちに
       気が変わってしまって… 
       たいした話では
       ありません。



 美術館の鯉たちが、
 寄り添って、
 恋を語り合う、のかもしれません。
 まだ、水が冷たいので、
 一か所に固まって冬を越します。

 色恋、じゃなかった、
 色鯉は目立つので、
 イタチなどに狙われやすい。
 まわりに、数十匹もの黒鯉が
 たくさん集まって、
 ささやきあっているみたい。
 春には、鯉の恋の季節になります。
 広い池じゅうが、
 波立つほどの大騒ぎになります。




 いろんなところで、
 「なんのバッチですか?」と、
 よく聞かれます。
 城端線に乗ろうよ、という
 キャンペーンなのですが、
 付けている人、
 あんまり見かけないなあ。




 3月1日発売の、
 季刊「自然人」には、春の身近な
 生きものたちが特集されます。
 (見本誌表紙)
 なかに、
 「城端線で考えた」エッセイで、
 近ごろの高校生の姿を
 紹介させていただきました。
 「知の空間」なのだと。

 きょうの新聞広告特集。
 北陸新幹線。
 とやまの魅力。
 クルマ社会はすばらしいと、
 強気な意見も出ていたけれど、
 城端線のメリットも、
 大事にしてほしい。
 
 観光客も
 ほとんどが交通弱者なのです。






変る富山市、変わらない富山市。

2013年02月28日


      半年前に購入の
      ポケットデジカメ。5万円台。
      心臓部のエンジンが
      めちゃ高密度。

      撮影画像の10分の一で、
      これだけシャープ。
      富山市街から。


      パソコンで加工。アップでどうぞ。

      ずっと住んでいた街。




 セントラム(市電)運転席の横から。
 遠望はインテックビル。




 富山駅前。CICビルと安田生命ビル。
 安田生命はこの後ろが、
 安田善次郎の生誕の地で、安田公園に。
 ここに配属の社員は、
 毎月清掃しなければならない。




 富山駅は、取り壊しと、
 営業運転と、建設が同時進行中。




 旧富山大和。取り壊し中。




 北陸銀行本店所在地の
 中央通り商店街は、シャッター通り。
 かっての一番大店の、
 歴史のある賑わいの中心だった。




 富山駅前の新桜町、カフェメルカード。



       お客さんの了解済み

 脱サラで始めたマスター。
 もう38年になる。
 開店のときから通ったが、その後、
 いつ行っても変わらない。

 ふわふわパフェ、モーニング。
 まったく変わっていない。

 マスターとママさんは、
 歳を重ねても、笑顔は変わらない。
 新幹線が来ても
 がんばってネ。

 「あんたこそ」




 


















 

春の使者

2013年02月28日



      朝餉は、
      フキノトウのみそ汁。
      庭の南側、陽当たりのいい、
      特等席で咲いていた。




      子どものとき、
      嫌いだった、苦さ。
      それが、
      なんともうれしい味。
      華麗なる加齢味、かも。
      さぶう〜
      世界に誇る、
      日本人の味覚「うま味」の、
      ひとつかも。




      水仙も、
      芽吹きはじめました。







 このブログには、
 歯医者さんの歯無し、じゃない話が多い。
 負けずに体験談。

 昔から歯科通いが趣味とばかにされ、
 5軒めで、とどめ。
 昔から抜歯を極力拒否。
 おかげで抜いた歯はまだ1本半。

 詰め物がぽろりで、駆けつける。
 ついでに、丁寧に
 クリーニングしてもらう。

 美人の若い技工士さんの胸が
 薄くなった頭髪ごしに触れる。
 辛くて、嬉しい〜












作者 : 奥のほそみち

石崎光瑤に感動し、棟方志功に共鳴するお仕事です。運転しないから、人の行かない裏通りや、細い道をひたすら歩く。 そこで見つけた話を紹介したい。 雪吊を 終えたる樹々の 斜塔めく          あさぎり         

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