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なんと万華鏡

南砺市には、いろんな花が咲き、がんばっている人がいて、面白いことが起きています。

二度桜が満開

2010年12月02日
      通勤の車中で。
      日の出はずいぶん
      遅くなりました。
      僧が岳。



 儲けもののような陽気。
 美術館入り口駐車場の脇、
 徳兵衛桜

 コシノヒガンザクラで、
 才川七の川辺さん(屋号:徳兵衛さ)の
 寄贈によるもので、
 3月の早咲き。
 12月にも花をつける、
 珍しい二度桜です。




 この陽気もあって、
 ことしの花は特に見事。




 忙中閑あり。
 ひとりで、桜の花見です。




 館の玄関。
 最後の紅葉です。
 いま、
 福光美術協会50周年展が
 彩り鮮やかです。





 





美術館の来年の企画

2010年12月03日
      こんな季節なのに、
      庭のバラが
      寒さに震えつつ、
      がんばって咲いている。
      あれ、いとっしゃ。
      切花にして、
      暖かい部屋に




 美術館は、今の時期、
 水面下で忙しい。
 来年度の企画展の最後の詰め。

 お互い、予算が厳しいから、
 どこから、どの作品を
 どうやって借りるか。
 学芸員は知恵と人脈を
 総動員しています。

 ふつう3年前から企画するのですが、
 なかなか現実は、たいへん。

 けさの北日本新聞の発表。
 「日展三山」一堂に

 う〜ん、とうなった。
 最近は淋しいが、
 かって日展を支えてきた3人のスター。
 東山魁夷、杉山寧、高山辰雄

 県立近代美術館の
 初代館長の小川正隆氏は
 大の日展嫌いで、物議をかもした。
 しかし、この3人は
 実力があるから別格であると、
 直接お話を伺った。
 よく企画されたことがある。

 美術館のコレクションも、
 いい作品が収蔵されている。
 開館30周年企画にふさわしい。
 水墨も奥田元宋展。
 楽しみである。

 立山博物館も20周年を迎える。
 
 ワールド・サッカー
 カターレにカタレタ
 日本の国際プレゼンテーション。
 島国的発想が、
 いつも敗退のもと。

ひどい嵐でした。

2010年12月03日
 
     富山市で
      何人かとの約束。終わって、
      帰りの富山駅の連絡通路。
      全国高校文化祭の
      県内高校写真作品展が。  
      南砺市の
      安念余志子さんが監修。
      適切なコメント。




 南砺市を題材にした、作品。
 高校生らしい、未熟で新鮮なカメラアイ。

 見とれていたら、
 突然、竜巻のような突風。




 頑丈な鋼鉄製の通路がゆれる。
 新駅舎の工事現場の作業員が、
 みんな、あわてて退避はじめた。

 富山駅の場所は、
 旧の神通川埋め立て地。
 地盤は川原、砂利だけ。
 だから、基礎工事は、気の遠くなるような、
 とんでもない作業が待っている。
 巨大な鉄管がどんどん埋められていく。

 駅で、鈍行の列車内で、
 3時間も閉じ込められました。

 新湊大橋。
 海王丸などの高い帆船が通れるように、
 観光のランドマークになるように、
 高く作ったのが裏目に出たのかも。
 犠牲者のご冥福を祈ります。

 坂の上の雲。
 このドラマは、一回放送分に
 一億五千万円の制作費。
 見応えはあるのだが。

 民放のこの時間帯の
 番組制作費は1千万円もない。
 3流のお笑いバラエテイ。
 その差は歴然。
 








城端線のゆくえ

2010年12月04日
   
     新幹線が青森まで開業。
     青森空港の場合は1時間でも、
     霧が多くて、欠航が多い。
     やはり、鉄道か。

     北陸新幹線も
     工事の進行が目の前に。
     並行在来線としての
     城端線、氷見線のゆくえは
     どうなるのか。




 今でさえ、大幅赤字路線。
 (吉祥天さんもお書きです)
 本体は大黒字でも、
 不採算路線のサービスは、
 どうして手が届かない。
 現場の皆さんにお世話になっているだけに、
 気の毒な気がします。

 運営主体について、
 JRと地元自治体の折衝が具体化へ。
 
 ТPP・農業問題と同じで、
 選挙の票にならない、
 割の合わない話は、
 すぐ先送りになってしまう。
 火中の栗は拾いたくない。

 少子高齢社会は、
 ますます乗客減に直結する。
 高校生の通学の足はどうするのか。

 北陸新幹線がやってきても、
 その先の、
 2次公共交通機関がこころもとない。

 九州新幹線の現地視察に、
 県のプロジェクトとして5年前に
 行ったことがあるが、
 並行在来線の姿は、正直
 悲惨であった。
 肥薩おれんじ鉄道の苦労を目の当たりに。

 歴史上あの九州の中心だった、
 熊本は、存在感がまるでない。
 終着駅の鹿児島のひとり勝ち。
 しかし、活況は中央資本の大手ホテルだけ。
 ほかは、
 福岡市へすべて吸い上げられた、
 いわゆるストロー現象である。

 どっこい、地元の若者たちが
 立ち上がってがんばっていたのが、
 日豊本線の小さな温泉の駅である。

 駅舎、車両のデザインや、
 地域ぐるみの取り組みが目を引いた。
 地元の熱意が伝わってきた。




 北陸新幹線開業で、
 南砺市の損得はなにか。
 その戦略と、望ましい、
 南砺市のポジショニングについて、
 シュミレーションも大切。

ストレス…

2010年12月05日
     うれしいことに、
     小春日和。
     剣岳からの陽光。
     後光みたい。



 日曜日とあって、
 美術館への人出もまずまず。
 久しぶりの来客も。
 あちこち、お願いごとで、
 けっこう多忙。

 身体をかけると、
 ほんとに、ステキな人と出会える。
 南砺が好きになるとき。

 帰宅後、
 あわてて、すんば(しんば)集め。
 陽が短いので急ぐ。





 この前の、嵐で
 庭の杉の木から、すんばが、
 到る所に散らかる。
 あっという間に、
 米の古い紙袋にいっぱいに。
 腰が痛くなって中止。
 そろそろ薪ストーブの火入れ。
 





 むかし。
 特大のテーブルを、富山市で見つける。
 古い付き合いの社長が、
 「あんたの家に入るの?」
 「なあん、このテーブルに合わせて、
  隠居ハウス作るが」と、
 煙に巻いて、ほんとに離れを作った。

 でっかい机が長年の夢。
 なぜなら、
 前の会社では、
 いつも会議室の机いっぱいにして、
 占領し続けた前科があるから。

 ところが、
 余裕のない、なまくら生活。
 机の上が、山盛りに。

 いろんな会合、取材などの、
 資料を抱えて、へとへとで帰還。
 机上に積み上がることに。
 その日のうちに整理すればいいものを。
 そのまんま。

 つれあいは、
 モノを持ち込まなきゃと言うけど、
 モノがなけりゃ、
 物語りが生まれないのだ。と、抵抗。

 われながら見ただけでストレス
 片付ける夢にうなされる。

 月に一度、意を決して格闘する羽目に。
 おとこの生理、
 じゃなかった整理しなければ。






 

これが日本の文化政策。

2010年12月06日
      初冬とは思えない
      このおだやかな、暖かさ。
      庭の真弓です。
      まゆみちゃ〜ん♪

      
      古事記にも出てくる、
      ニシキギの仲間、弓の原材料です。
      紅葉も遅くて彩りがいい。


 
 きのうの全国A紙、文化欄。
 権威のある紙面に珍しい記事。

 時代とずれ芸術院

 芸術院会員は、3部で105人。
 国の機関で、会員は非常勤公務員。
 250万円の年金が出る。
 文化勲章はこの中から選ばれる慣わし。

 会員を選ぶのは、現在の会員。
 そのため、会員に選ばれたい人は
 日本画、洋画などの会員宅に、
 足しげく年に何回も挨拶まわりを重ねる。
 手ぶらではない。
 ちゃっかり、その世話をする人もいて。
 でも、会員に選ばれて10年でモトが取れる。
 先日、ある作家が選ばれた直後、死亡。
 残された遺族に残された、莫大な借財。

 作家のなかに、
 自分を売り込むためには、
 なりふり構わない人。
 目立ちたがる、威張る。
 創作に集中する時間もない人。
 そういう姿をまれに見る。
 A紙の指摘のとおりである。
 
 大多数の、
 ほんとうに力のある作家は、
 自分に謙虚で、
 周囲が放っておかないものだ。
 それが芸術家の魅力。
 

 そんな風潮を作った遠因は、
 なんと、棟方志功。

 世界のトップの賞を連続して受賞。
 文部省(当時)は、
 文化勲章を出さざるを得なかった。
 そして、追加して、
 日本芸術院会員に推挙された。

 さあ、この前例のないことに、
 日本中の画壇が怒って、
 文部省に強烈に抗議。
 結局、困って上記のルールに戻った。

 権威ある地位を利用すれども、
 准公務員としての社会貢献は、
 ほとんどないことが指摘されている。

 棟方志功の文化勲章受賞の日。
 皇居帰りの家へ、
 画壇から、だれひとり、
 お祝いに現れなかったという。
 棟方志功は泣いた。
 (宇賀田達雄著「祈りの人棟方志功」)


 「なりたい人ではなく
  なって欲しい人を推薦し選ぶべき」
 最近の声である。

 

郷 義弘のこと

2010年12月07日

     海老増じゃなかった、
     海老蔵の画像に
     うんざり。






 富山写真語・万華鏡の
 218号に、写真家風間耕司氏の
 「刀匠・郷 義弘」の特集。
 写真は、魚津の山奥で
 現代の刀匠、稗田康雄氏。

 先般、新川の100景展でも紹介された。
 昨年の南砺の100景展に触発されて。

 先日、魚津の松倉城近くの公民館で
 棟方志功と、
 郷 義弘のお話をした。

 併せて、
 魚津の文化人と交遊した、
 棟方志功の話。

 曜変天目さんに、
 執筆いただいたり、
 教えていただいた話は、
 高齢者学級で大うけした。
 日本一の刀匠が、
 とやま生まれということと、
 地元では知られていなかったことが、
 反響があった。

 ぜひ、南砺市から、
 スペシャリストの
 郷義弘の講演会を企画してほしいと、
 念をおしてきた。

冬支度

2010年12月08日
      みごとな色つや。
      アメリカハナミズキ
      雪に会うと、
      甘くなる。  
      赤い鳥が食べるのかな。
   

 赤い実を食べた、
 中華人民共和国。
 初のノーベル賞。
 長らく待望であったはず。
 しかし平和賞は、拒否。
 近隣友好国にまで、
 授賞式出席にブレーキをかけた。
 中国に赤点をさしあげたい。
 
 いずれ、この情報は
 13億の人民に「流出」するはず。
 そのほうが、影響は大きいだろうに。
 ツイッタ一という手もある。

 そんなことで、国家が転覆するとは
 だれも思っていないのに。
 いまの日本のほうが、まだましか。

 日本の受賞者。高齢者ながら(失礼)
 流暢な英語で洒脱なスピーチ。
 あこがれる。


 JR福光駅前の、ドウダンツツジノ落葉。
 この赤色は品格があって、好き。

 雪囲いと、
 キーボードを叩いたら、
 雪が濃いと出た。
 やれやれ、
 この冬は大雪となりしか。(吉井勇)
 手際のいい作業のみなさん、
 ごくろうさまです。

 夕焼けの、
 医王山と小矢部川です。

 雪よ来い。
 スキー場がみんな黒字になるように。








岡山から、棟方さんを訪ねて…

2010年12月09日
      香典のお返し。
      和三盆の
      和菓子をちょっとつまむ。
      上品な甘さが
      口中に溶けてひろがる。



 はるばる、クルマで
 岡山からの3人のお客さま。

 津山市と鏡野町から。
 棟方志功の小さな美術館ができた。
 詩人、柳井三千比呂の
 ゆかりの地でもある。
 
 棟方志功と、終生の
 親密なお付き合いをされて、ご健在。
 福光で、「詩を語る会」が
 戦後、開かれた。

 その手描きのポスターが
 愛染苑に展示されているというので、
 わざわざ日帰りの訪問。
 感激しっぱなしだった。



 棟方さんは、
 南砺から岡山へ出かけたら、
 一ヶ月でも帰ってこない。
 向こうで大歓迎を受け、
 いろんなエピソードも。

 それにしても、
 熱烈なムナカタファンが多い。
 今後も、
 新しい情報の交換を約束。



母なるネパール仏典を守る

2010年12月10日

      政治的に混乱のネパール。
      そこで40年、
      サンスクリット語の
      仏典の保存活動されている、
      高岡秀暢さん

      きょうの日経文化欄(終面)





 本来、インドでも絶えた、
 大乗仏教の経典。
 三蔵法師も求めて、中国へ。
 それが、日本に伝わったのは、
 6世紀であるから、
 この仏典は、日本人の心の源泉。




 世界で唯一継承されてきた、
 ネパールでも、
 300年前から、危機が。

 チベット仏教は、
 その流れにあるが、
 中国の文化大革命で徹底して破壊。
 消滅に近い。

 ネパールも、 
 ほんらい、瞑想の国が、
 今では迷走の国になっている。

 そんな危機感から、
 利賀村が22年前、
 ヒマラヤ山中奥深くに秘蔵の
 仏典に基づく、
 マンダラ仏画を10年がかりで
 みごとに忠実に復元した。
 いまでは、世界的遺産である。
 利賀村が世界に貢献した。

 その経典の原典をマイクロ保存に、
 奔走された高岡さん。
 瞑想の郷で
 お話をお聞きできないものか。




   

県会議員さんと、北山田公民館と、

2010年12月11日
      隠居ハウスは
      大型防音ガラス戸のため、
      年に1回くらい、
      野鳥がぶつかって、脳震盪。



      あわてて、拾い上げると、
      はあはあ、荒い息。
      ようやく飛び去った。よかった。
      シロハラツグミ♂らしい。
      大陸からの渡り鳥。




 県議会本会議。お忙しいなか、
 昼食会を利用して恒例の、勉強会。
 都市と農山漁村交流協議会の
 議員連盟のみなさん。
 会長は、山辺県会議員さん。

 新幹線を視野に入れた、
 観光と地域振興戦略についての
 絞り込むべきターゲットは
 3600万人の、
 世界最大の市場をターゲットに。
 具体的な、仕掛けについて。
 短時間のプレゼンテーション。

 すぐ、南砺市へ。
 北山田公民館で、3度目の
 高齢者学級。
 福寿大学である。
 ほかほかと、小春日和。
 足元がいいこともあって、80人くらい。
 いつも熱心な、人生の先輩。

 自分たちが生きてきた時代とは、
 ゆかりの棟方志功や、
 この地に果てた、流浪の画家
 下村為山のこと。

 いつものことで、
 講演というより、みんなで、
 ふるさとの魅力を考えるという、
 なごやかな懇談会。

 地域の高齢者が、こんな風に、
 仲よく集まる。学ぶ。考える。
 人生を豊かに過ごされた、
 表情が輝く。うれしくなる。
 この地域は、大丈夫だ。

 ほんとは、
 ごぼはんのやるべき仕事なのかも。

 いっそ、薄さを増してきた
 アタマを剃ったほうがいいかな。
 世の中に害毒を流し続けてきた、
 反省の念を込めて。

 

尊敬する中国人―?。

2010年12月11日
      お〜い、
      さぶないか。
      雪囲いしてやろか。

      なあ〜んいいが。
      日光浴でぬくいがよ。



 尊敬する中国人の2人。
 一人は、昔、ノーベル平和賞候補になった、
 魯迅である。

 中国革命の元となった、
 詩人、作家。
 中国の紹興市に生家がある。
 本人は、鄭重に辞退した。
 ノーベル平和賞であったが、
 文学賞も資格がある。

 「阿Q正伝」で
 日本の中学の教科書に載っていた。
 中国民衆は、目覚めねば、という
 ゆるやかで、強烈なメッセージ。

 世界的な版画家、
 ドイツのケーテ・コルヴィツを
 アジアに初めて紹介した。
 中国の孫文による、最初の
 革命に大きな影響を与えている。

 もう一人。
 周恩来元副首相。
 松村謙三と肝胆相い照らす信頼関係。
 毛沢東の狂気の文化大革命を
 中国のナンバー?として、
 軟着陸させ、内乱を未然に沈静化させた。
 尊敬する人である。

 現代の社会主義・中国の大恩人。
 紹興市がふるさとで、
 南砺市とは友好関係だから、
 いい関係を大切にしたいもの。

 この二人は、
 実は近い親戚で、
 本家・分家の関係ということが、
 最近確認された。

 2人が生きていたら、
 真っ先に南砺市を訪問していただろう。
 松村記念館を最初に見学して。

高くつく、城端線

2010年12月13日
      どんより、
      東山に雲がかかる。
      冬だなあ。



 城端線にお世話になっている。
 この数年、高校生の
 マナーは良くなった。

 中国の研修生が
 うるさいことがある。
 車内のボードには中国語も。


 一般に、男子生徒は
 おとなしく、
 入り口に立って、無口。
 このころから草食人間。



 女子高生は、
 空いていれば、みな座る。
 例によって、おしゃべり。

 こちらが身なりを
 きちんとしていれば、
 人畜無害に見えるのか、
 合い席で、
 3人がどすんと座る。

 むさくるしい風体だと、
 敬遠される。

 娘ごころはデリケート。




 なんでもないみたいだけど、
 頻繁に、床屋へ通う、
 ささやかな動機。

 



強い農業というけれど

2010年12月13日
 
    南砺を吹きわたる、
    さわやかな風。
    その風景が
    壊滅状態になる日…



 硬派の週刊Kより。
 農業ジャーナリストの大野和興氏

 なぜ、いまТPP

 突如、管首相が表明して、
 経済界、マスコミが太鼓を叩く。
 このままでは日本は滅ぶ、と。

 いや、農業・農村が消滅する、
 国論が二分している。

 ТPP(環太平洋経済連携協定)推進は
 アメリカは大いにトクをする。

 農水の試算では、食料自給率、
 現在の40%が14%になるという。
 340万人が失業する。

 コメ・小麦
 コメは10%程度に。
 こだわり米は海外富裕層へ輸出。
 国民は輸入米を食べる。
 国産小麦は壊滅。

 畜産・乳製品
 
牛肉は75%が外国産になる。
 霜降り国産高級牛肉は輸出へ。
 バターは壊滅。北海道牛乳が
 国内へ。都府県の酪農全滅。

 食の安全
 米国産は全量輸入しなければならない。
 安全は無視。

 夕張メロン、栃木のイチゴ
 長野のレタスなどのブランド農産物は、
 みな、労賃の格安の
 中国人研修者を働かせて成り立っている。
 
 クルマを輸出するために…

 自由化戦略での見返りは、
 田畑や里山の崩壊。
 農村経済の解体による
 地域の衰退が待つ。
 
 ТPP反対論者は、いつもこの脅かし。
 あすにも日本に農業恐慌が起きる、と。
 農水省が、データをちらつかせて、
 ちゃんとバックアップする。
 赤子のような、弱くて、もろい、
 日本の農業なんだと。


 山瀬さんも疑問を。
 
 あるとき、農業施設建設の相談を受け、
 行政の担当に打ち合わせに行った。
 1億円の事業に、
 国と、県、市町村の手厚い補助。
 本人はわずかな一部を負担すれば、
 実現することにびっくり。

 商工会のアドバイザーしてたとき、
 最大の支援は、
 最高で、無利子の「融資」
 全額、自分で稼いで、
 返済しなければならない。

 いつも、だれかが、
 やさしく手を差し伸べる。
 日本の農業を、
 か弱い体質にしたのは、
 誰なんだろう。

 ハード指向だけでやってきた、
 日本の農政から、先進諸国のように、
 ソフト指向に切り替えるという発想が
 国や県は苦手。
 やってもセンスが悪い。

 だんだん、わからなくなってきた。
 正直。
 

またたびに

2010年12月14日
       いよいよ、
       雨、アラレ、みぞれ、雪。
       こんなお天気に
       ちょっと旅に。

       これからの2週間。
       時間の経つのが速い。





 松尾芭蕉も、旅に。
 奥のほそみち。

 私は、
 はんぶん仕事。半分息抜き。

 棟方志功も
 ほとんど、旅にあけくれた。
 家族は、
 母子家庭と変わらなかっとも。

 わが、つれあいは、
 ちょっと旅に出るというと、
 3度3度、ご飯の支度せんでいい。
 次の献立心配からから開放される。
 のだそうな。

 その間、趣味に熱中できるとか。

 いつも、あたりまえに
 食事していて、気付かない。
 料理の出来を、
 もっと、褒めなくちゃ。

 あたしも、
 後片付けせんでいい。
 うれしい。

 ???なんで夫婦なんじゃ。
 松尾芭蕉も
 似た事情からか。


 人税5%カット。
 大手金融機関は、いちばん稼ぐ。
 でも、赤字なんだと。
 おかげで、
 この10年間、
 赤字と称して
 法人税を払っていないとか。
 変だ。

 

ちょっと、ぜいたく。朝飯。

2010年12月17日

       南砺市より人口が
       1万人少ない、
       魚津市駅前には
       大型シテイホテルが1.
       大型ビジネスホテルが7.
       タクシー3社。
       宇奈月、黒部観光の受け皿と、
       ビジネス客のメッカに。



 まだ、新しいビジネスホテルの、
 朝食を試食してみた。
 1,000円で、外部からもオーケー。
 昨日の、東京のホテルの朝食は
 3,500円。高い!

 すべて、地元の食材を、
 小鉢に30種類も揃えている。
 プリマヴェーラさんのランチと同じ?
 とても人気が高い。



 このホテルチェーンの
 総料理長、江向さん。
 南砺市・五箇山人である。
 世界料理オリンピックで金賞と銀賞。
 そのときのお手伝いをした。
 
 メニュー、仕込み、
 スタッフのマナーまですべて
 江向さんの目が届いている。


 ホテルのホームページを読むと、
 宿泊客が、朝食バイキングについて、
 絶賛の声ばかりである。
 プロフェッショナルは、
 足元にいる。







いのちゃんが言いました。

2010年12月17日
 いのちゃん様から、
 質問がありました。

 城端線に同乗している、
 エイリアン(女子高生に似ている)たちと
 会話をしているか否や。

 答え。

 とんでもない。
 恐れ多いこと。
 目も合わせたことありません。
 女の子を持ったことないので、
 会話のしかたがわからない。
 そして、
 恥ずかしいから。

 mojyoさんが、うらやましい。
 そこで、
 ブログで紹介されていた、
 この一冊を、少女コミックコーナーで
 どきどきしながら求めました。
 未知の世界です。


 上京の車中で、
 周囲をはばかりながら、
 さっと読みました。

 面白いですねえ…
 泣けてきますねえ…

 苛めにあっている主人公に、
 うれしい男の子が。
 劇的に変わる、教室の風景。

 こんど、さりげなく
 続編を城端線で読んで見ます。
 合い席のエイリアンは、
 まったく、無視か、
 同情か?(危ないヒト?)

 実は、来年度の企画のため
 努力しているのです。(涙)





 

 

3つの美術館のハシゴ

2010年12月18日
 
      東京は、クリスマスだらけ
      でも、もうひとつ、
      元気が無いようだ。
      
      いまの季節、いろんな
      美術展の最終日が迫る。
      万華鏡の取材とかねて、
      東京へ。
      午前中で3館もハシゴ。
      またやっちゃった。
      人さまには、じっくりとと、
      お勧めしながら…

      美術館の入り具合や
      企画展の雰囲気。
      詳しい情報は重くて高い
      図録を漁る。
      いつも駆け足となる。 
    



 東京駅の丸の内側。
 三菱一号館美術館。
 ビル街に、近代化遺産の建物。
 全館が、美術館になっている。
 
 ロシア出身で、戦前に
 ミュンヘンなどで活躍した、
 カンディンスキー展。

 むかしデザイン専門学校で、
 この作家をテーマに教えていた。
 色彩論、抽象化のことなど、
 ずいぶん、影響を受けた。
 
 抽象画の産みの親であり、
 バウハウスの中心になった、
 偉大な作家である。
 知られざる、前半生を
 あますことなく紹介された、
 貴重な企画展で、
 もう一度、勉強のため行きたい。
 (来年2月6日まで)

 偉大な作家は、みな、
 その助走期間を知ることで、
 全体像が見えてくる。

 所蔵のドイツの美術館が、
 大改装するために、日本へやってきた。
 こういう事情のとき、
 ふつう絶対見られない、
 宝物が、通しで鑑賞できる、
 絶好の機会。
 日本は、儲かるしね。

「さよならアルマ」と「坂の上の雲」

2010年12月19日
       さぶかった。
       7時でも薄暗い


 小学校へ通ってた朝、
 立野ヶ原のはずれの赤土が、
 すごい霜柱だった。
 足の感触が残っている



 8月のお盆前と、
 12月のいまごろ、
 なぜか戦争のドキュメンタリーか、
 そのドラマが集中する。

 軍用犬の物語り「さよならアルマ」
 力の入った、ドラマスペシャル。

 視聴率を上げるとき、
 コマーシャルをヒットさせるとき、
 子どもか、動物をというのは定石。
 よく出来ていた。

 途中まで見たが、
 つれあいが、満州の話になったころ、
 見たくない、と中断。
 父親は終戦後に戦死。
 旧満州から、ゼロ歳で母親と
 命がけで帰還してきたから、
 琴線にふれる。
 ドラマが、丁寧に、リアルに
 作られていると拒否反応。


 坂の上の雲。
 1時間の制作費が平均1億5千万円。
 はんぱでない仕事。

 竹下景子のおばあちゃん役は
 ますます、磨きがかかってきた。
 まだ、50代ですぞ。気の毒に。
 北林谷栄を超えはじめた。

 時代考証や歴史背景は、
 最近の資料も配慮されている。
 でも、どのドラマもなんだか、
 イケメンぞろいで、
 あの時代は、若者は
 みんな、がんばった、という
 メッセージが
 濃厚になってきているような、
 気がするのは考えすぎか。

 それとも、男のひがみか。
 

重い仕事。

2010年12月20日


      まだ、がんばっている
      庭の赤いバラ。
      けなげさに免じて、
      切花に。  



 あと、10日かあ〜

 重い仕事はあとまわし。

 まず、細かい仕事を
 先に片付けてから、
 取り掛かろう。

 それでも、
 気が進まなくて、
 どうでもいい仕事をつくる。

 結局、
 なあん、進まない。

 まだ、年賀状どころでない。
 それなのに、
 飲み会のお誘いばかり。

 手をつけたら、
 すぐ出来そうなのに、
 まだ逡巡。

 テレビを
 見ている場合か。

 もたもた
 ぐずぐず
 困った性格に自己嫌悪。

ごめんごめん

2010年12月21日

       台所から裏庭を見たら、
       ???
       夏草が枯れて、
       冬の緑の草に変わっていた。
       濃い緑の丸いものが、
       その中に、ごろんと。

       収穫忘れのカボチャ。
       洗ったら、
       皮は大丈夫だった。
       数ヶ月もほったらかしで、
       ごめんごめん。
       それにしても偉い!
       冬至に間に合った
       今夜、食してやろう。

 



       いま、午前6時半。
       まだ、真っ暗。

       これから、だんだん、
       夜明けが早まる。  
 

新春。南砺のかがやきを金沢で。

2010年12月23日
           みごとな虹。
           午後2時頃。
           みごとでない写真の腕。



 きのう、石川県立美術館から、
 福光美術館へ、
 作品の借受に見えました。




 棟方志功の
 二菩薩釈迦十大弟子の代表作。
 そして、
 国宝級の、
 石崎光瑤の「燦雨」屏風。
 双方の学芸員がチェック、
 立会いの上、
 丁寧に時間をかけて、
 日本で最高技術を持つ専門家たちが
 梱包していきます。

 加越能の美術シリーズ
 来春、石川県立美術館で開催の、
 「石川・富山の美100選」展で、
 その最大の目玉として
 広くお披露目します。

 1月4日(火)から2月6日まで




 当初、ええっ、2点とも?と
 難色を示したのですが、
 他の光瑤の大作は、先方の陳列ケースに
 入りきらない。

 なんとしても、
 南砺の輝きを鑑賞してもらい、
 金沢市民に、感動を伝えたい。
 たっての懇請でした。

 南砺のPRのため、
 そして、
 将来、金沢最高の作品を
 貸してもらうことを条件に、
 しばし、出張です。

 改めて、
 そばで眺めてみると、
 光瑤さんの筆致の凄さが、
 伝わってきます。

 



散居村に思う-?

2010年12月23日
     富山県西部平野を
     広く、占拠している、
     日本一の
     散居村地帯。
     もうすぐ、こういう風景が 
     やってくる。


 砺波平野だけが、散居村ではない。
 富山市南部の神通川流域、
 黒部、入善の扇状地は、
 卓越風が強烈で、みごとな屋敷林は
 砺波地方より、
 よほど、しっかり残っている。

 忙しいと、
 まったく関係ないことを
 つい考えたくなる。



 ことし、10月23日に、
 庄川生涯学習センターで
 2010全国屋敷林フーラムin砺波が
 開催された。
 その見学会で見た、砺波市の
 芳里三治さん宅のみごとな
 けや木の大木とアズマダチです。

 地道に調査研究しながら、
 実際のお世話もされている、
 カイニョ倶楽部さんの主催でした。


 新聞でもときおり、
 砺波地方で増え続ける、
 空き家対策が報じられます。

 大きい、立派な屋敷林の家ほど、
 子どもたちを、都会へ進学させる余裕が。
 そして、現地で就職、結婚。
 残された親たちは、
 屋敷とともに年齢を重ねる。
 それも歴史。



 フォーラムなどでは、
 この地域の景観を絶賛し、
 貴重な文化財を後世に残すべき、と
 口を揃えて発言される。
 その通りだろうと思う。

 私自身、散居村の
 平均的な屋敷林で生まれ育った。
 いいことばかりではない。

 暗く、陰湿な気分のときもある。
 若者が都市生活に、憧れを抱くのは自然。
 祖父の記録した先祖のこと。
 
 初代、分家して20歳そこそこで、
 自分の家を建てて、
 歳末のその夜、我がことなれりと、
 満足して、好物を食し、
 その後、腹に痛を得て、
 まま人生終われり。

 2代目、藏を建て、瓦を葺く。
 3代目、下屋を降ろして部屋を増築。
 4代目、納屋、仕事場を新築。
     屋敷林を、伐採(戦時供木)
 5代目(兄)、婿入りの父とともに、
     隣に家を新築。



 なんと我が家系の歴史は、
 ひたすら、家作りであった。
 170年以上も営々として。

 それが人生の最大の目標として、
 散居村のほとんどの人が、
 すべてのエネルギーをつぎ込んできて、
 今日がある。
 気が遠くなる。

 その価値観と哲学は、
 地域の風土として、
 良くも悪くも、DNAとして、
 色濃く沁みこんでいる。

 フォーラムでは、
 住民の側から見た、
 内なる発言はなかったのが残念。
 景観のすばらしさを、
 ただ褒め称えるだけで。
 


 

 
 



 


わあ、ホワイトクリスマス!

2010年12月24日
 
     わあ、
     ホワイトクリスマスじゃあ。
     PM9:40
     もう10センチ。




 じいじと、ばあばの
 クリスマスイブときた。



 ワインは張り込んで、
 フランスのピノなんとか。
 チキンソテー。
 大根の早漬け。
 小さなケーキ。
 隣でもっらった、
 等外品のリンゴでデザート。
 めちゃくちゃ。

 外はしんしん降り積もる。

 メリークリスマス。
 料理に拍手を打って、
 もう寝る。
 ナンマンダブ。
 
 なんたる矛盾か。
 やっぱ、日本人か。

 ワインが効いて、
 めちゃめちゃ。





   

散居村に思う-?砺波と南砺

2010年12月25日
      地球温暖化。
      別に、死語になったわけでも
      あるまいに。
      散居の里が、いちばん、
      ドラマチックに変身するとき。



 どちらが、いい悪いではなく。
 散居村からの視点で、
 客観的に比較すると面白い。

 砺波市南砺市

 砺波市は、純粋に田園都市。
 市街は、庄川の氾濫原のために、
 歴史は浅く、近年まで「出町」だった。
 伝統文化も子ども歌舞伎ぐらい。
 農村部に圧倒的な主導権があった。
 経済優先で、
 サービス業は育たなかった。

 日本の農耕文化の典型である。
 遊ぶことは「悪」
 こつこつ、丹精を込める生き方が主流。
 リスクが少なく、生活水準も豊か。
 屋敷林は、それ自体完結した、
 リサイクルの生活スタイル。

 難点は、
 超まじめで遊びごころが欠落。
 もてなすなんて、とてもとても。
 周囲を見渡して、
 機が熟すまで決断しない。
 持ち出しは決してしない。
 


 さて、南砺市。なんとしたことか、
 砺波市の気風とまったく逆。

 南砺市は、4つの歴史のある町が核。
 それぞれの周辺の農村は従属。
 山間地は、さらに別の世界。

 旧町部の町建ては500年以上。
 華やかな花街が賑わった。
 福光だけでも、金沢のベテラン芸妓が,
 こぞって流れてきて、
 200人もが研を競った。

 瑞泉寺、善徳寺などの存在。
 大寺の精神的支柱は、計り知れない。

 井波は「景気は廓から」と、
 町のリーダーは豪語していた。

 本来は、ねつ送りなどの、
 純農村地帯であるはずが、
 町の文化の影響が大きかった。
 良くも悪くも。

 五箇山などの山間地は、
 煙硝生産などで、
 長らく日本一豊かな合掌の里であった。
 その証が、多彩な民俗芸能である。
 すべてに、ダイナミック。

 山間部の豪雪や豪雨というリスク。
 助け合わなければ生きていけない。
 結束力は「結い」だけではない。

 伝統のある町部の
 最大のリスクは、「大火」で、
 そのつど、ゼロから立ち上がった。

 その結果、
 遊びごころ=文化は多彩。
 難点は、百花繚乱。なんでもあり。
 おもしろければ善という風土。
 すぐ、走り出す。
 骨太のプロジェクトが、
 生れにくい。


 両市は、散居村をベースにしていながら、
 なんという違いだろうか。


 

散居村に思う−?花と屋敷林

2010年12月26日

            我が家の積雪計はこれ。
            ゴミスポットの蓋は、
            毎日、開けるので。
            けさは25センチというところか。




 全国屋敷林フォーラムでは、
 屋敷林の未来というのが、サブテーマ。
 でも、あまり具体的な提案がなかった。

 そこで、ささやかな、
 我が家の屋敷林の紹介を。
 これが受けた。(ようだ)




 15年前に1列だけ植えた水仙が、
 ほったらかしで、庭いちめんに。



 上の写真は、昨年春に、
 カザフスタンで撮影した
 原生の、チュリパ、コパコウスキアナ  
 自然交配で、いろんな色が可憐。



 我が家の庭で、
 草花のなかでともに、
 気ままに咲くチューリップ。
 ほんとは、
 中央アジアの草原の花。
 西洋の花ではないのです。



 朝夕、雨のあと。
 どんな花でも、生活の場にあると、
 生命感が伝わってきます。




 球根類は、屋敷林が
 住みやすいようです。
 カタカゴも、おなじユリ科です。




 屋敷林の景観論ばかりだったので、
 どう暮らすか、
 楽しむかの話は、
 参加者には、
 いい息抜きになったようでした。

 きょうは、ここまでに。(お昼)






 
 


  





テレビドラマ 坂の上の雲 (補遺)

2010年12月27日
            館内総出で、
            入り口階段の除雪。
            アプローチが長いと、
            見た目にはいいが、
            冬はたいへん。
            朝礼どころでない。




 テレビ「坂の上の雲」
 見るとはなしに横目で。

 最近の露骨な露西亜。
 それにしてもドラマでは、
 美化しすぎ?
 3年越しの制作だから、
 時代の空気とちょっとズレが生れる。
 続きは、1年後ときた。

 ロシアの宮廷の絢爛さは、
 日本制作のドラマには見えないが。

 この前、在ロシア大使の更迭。
 あきらかに、見せしめ。
 実際、相手の情報が大使館頼りという、
 大時代じゃあるまいに。
 どんな情報でも「流失」するのだし。
 内輪の政争に明け暮れている人のほうが、
 責任が重い。

 日露戦争の影の立役者は、
 当時のロシア大使館の駐在武官、
 明石元次郎大佐の、世界で初めての、
 国際政治謀略工作であった。
 20万人分の軍隊に匹敵するという、
 水面下の外交戦略活動は、
 アメリカのCIAどころではない。
 当時の資金百万円は、
 現在の400億円とも、
 3千億円とも言われる。

 203高地では、
 大きな血の代償を払って、
 日本国は救われた。

 その一方で、
 外交の3千億円の貢献は、
 3兆円相当以上だろう。

 フィンランドの独立運動家や
 レーニン、トロッキーなど、
 ロシア革命のトップとも接触。

 明石大佐は、飲んだくれ、劣等生、
 風采のあがらない、おちこぼれ陸軍軍人。
 しかし、英語、ドイツ語、フランス語
 ロシア語に精通していて、
 パーテーの人脈から、正確な情報を、
 日本本国に送り続けていた。

 物理的に、絶対勝てない戦争を、
 引き分けに持っていったのが、
 この一人の国際人である。
 日露戦争は、かろうじて判定勝ちだったのに、
 勝った勝った、と浮かれていた。
 国民は引き分けをナットクしなかった。
 当時のマスコミの責任は大きい。

 こういう男を、
 ちゃんと使っていたのが、児玉源太郎。

 あの当時の戦争は、純粋に、
 プロの軍人同士の戦い
 であった。
 第二次世界大戦、
 朝鮮戦争、ベトナム、アフガン戦争、など
 現代は、すべて民間人を巻き込む、
 悲惨な戦禍が、圧倒的に多い。

南砺総合・福光高校さんありがとう

2010年12月28日
        
          南砺総合・福光高校
         家庭科のみなさん、
         新しい座布団、
         どうもありがとう。





 JR福光駅へは、
 いつも10分以上早めに着きます。
 だんだん、寒くなる季節。
 あったかい、待合室でしばし。
 時間が近づくと、
 吹きさらしの座席で城端線の
 列車を待ちます。

 中国の研修生たちが賑やかに、
 座席を占拠していても、
 「どうぞ」と、空けて勧めてくれます。

 年に一度の、新しい座布団。
 あったかい好意を、
 尻に敷いて、感謝しています。


 フォト点描

    ちょっと山手やから、
    結構積もったなあ。
    あんたも、
    寒いのにだいじょうぶけ。
    なあん、毎年のことだから、
    慣れとるが。
    気つこうてもろて、ありがと。
    そんなら、
    いい年、迎えんまいけ。




石にも意思がある

2010年12月29日
     年賀状。
     やっと目標の10%
     ことしの正月いただいた、
     年賀状を再度ながめ、
     一枚一枚。
     もうくたびれて、
     パソコンの画像いじり。
     こんなのがあった。

     あねださんから、
     プレゼントされた、
     ヒマヤラのパワーストーンを
     思い出す。




 夏の墓参のとき、
 実家にあった、石ころ。

 向かいに、大井川という
 川幅数メートルも無い
 川が流れていたが、
 水源は、あの広大な立野ヶ原。

 ここには、日本でも珍しく、
 メノウが埋まっている。
 2万年前の石器も出土している。

 数年に一度の大水で、
 小さな川が荒れて、
 石を探すチャンスだった。
 まだ、露に濡れていると、
 透明感があって、
 逆光で見つけやすい。

 あまりにキレイだったので、
 10代のとき、富山の
 文通友達にプレゼントしたら、
 彼女がお嫁に行くとき、
 持参して、みんなに笑われたという。

 福光の横丁通りや、
 お寺の鐘楼の石垣に、
 組み込まれた色石も美しい。
 石は永遠の生命。
 
 たぐい稀な、
 多彩な石が埋まっている
 南砺の風土。

 福光玉杯も有名だけれど、
 他になにか、
 生かせないか。
 

 

猫を飼いたいが

2010年12月30日
      はれあたまさんの
      ブログデザインが、
      丸まった猫だったというのが
      最初は気付かなかった。

      「にやんこ」
      「おさかな」の人間語を
      解するという。
      うらやましい。



 朝日町で見かけた、
 にゃんこである。


 これは、もと野良猫。
 みいちゃんは♂。
 タクシー運転手さんたちに
 愛されて、居ついた。
 弁当のおすそ分けで、なつく。
 お客には、さっと逃げる。

 かって、「犬人間、猫人間」という本を
 出版された統計学の学者がいた。
 一冊いただいた。

 かって、
 犬を2回、猫を1回飼った。
 好きさ比較では、
 犬30%、猫70%
 猫は友人からもらった、ペルシャ。
 もう一度飼ってみたいが、
 出ずっぱりの2人世帯では
 とうぶん、ムリ。

 本屋さんの写真コーナーには
 ほんとに猫の写真集が多い。
 同期だった、
 アラーキーも出している。

 いまは、
 猫人間が主流の時代なのかも。



紅白がはじまった。

2010年12月31日
             隠居部屋のおおきな、
             ガラス窓にコン!コン!と音。
            メジロの群れが、
            庭を飛び回っていたが、
            ぶつかったらしい

                            
               
            庭の二羽のメジロなんて、
            しゃれている場合じゃない。
            さわってみたら、
            弱々しく、抵抗した2羽。
            生きていてよかった>。

            小鳥なのに虫の息のよう。
            メジロが目をシロクロ。
            目が合っても、逃げない。

 5分ほどしてみたら、
 いつの間にか、飛び去っていた。
 良かった。



 紅白が始まった。
 秋葉よんじゅうはち、ってなんだ?
 四十七士の落ちこぼれか。
 嵐?あの坊やたちの、
 ヘアスタイルのことか。
 かわいいけど、ちと騒がしい。

 こりゃ、紅白見る資格がない。
 風呂に入って、
 除夜の鐘を聞こう。


 棟方志功さんが、
 「板響神」に書いている。


 大晦日に早めに風呂に入る。
 小さな浴槽に、大柄のチヤ(夫人)と、
 小学生1年の二男と、
 3人がいっしょに。
 お湯が溢れる。

 早めの除夜の鐘が聞こえるぞ。
 このへんの寺のごぼはんは、
 なまくらだから、
 こんなに早くつく。

 ああ、これが「善知鳥風呂だなあ」


 富山へ疎開(避難)したのは、
 東京の空襲を避けて。

 「善知鳥」という版画が
 日展で特選になった。
 立山地獄の話がテーマだった、
 という縁もある。
 
 善知鳥風呂という言葉に、
 小さいながらも、初めて、
 自分が持った我が家(現・鯉雨画斎)で
 迎える、親子で満ち足りた、
 大晦日の雰囲気が伝わってくる。
 
 そういう時代があった。
作者 : 奥のほそみち

石崎光瑤に感動し、棟方志功に共鳴するお仕事です。運転しないから、人の行かない裏通りや、細い道をひたすら歩く。 そこで見つけた話を紹介したい。 雪吊を 終えたる樹々の 斜塔めく          あさぎり         

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