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なんと万華鏡

南砺市には、いろんな花が咲き、がんばっている人がいて、面白いことが起きています。

ミュージカルによるまちおこし

2010年08月01日
     文化は、
     西高東低といわれる。
     南砺は、
     なかでもトップ。
     新川地方は
     比較にならない。

     ただ、
     ふるさとミュージカルは
     呉西には、ない。
     富山市でさえ、ない。
     ふるさとキャラバンと
     わらび座の巡回公演ぐらいか。





 新川文化ホールの800席
 2日間とも、ほぼ満員。

 第8回を数える、 
 手作りながら、プロをしのぐ
 見事なミュージカル。

 今回は、全国に
 波及した、米騒動のドラマ。

 3年がかり、補助金なし。
 完全な市民総参加で、
 舞台と裏方で150人。



 浜の女軍に対峙している、
 銀行員は、ガス会社の社長さん。
 警察官などはアマチュア劇団員で、
 広く新川地方から集まった。

 プロデューサーは、
 小さな鉄工所のおやじさん。
 あらゆる職業人の集団。

 わがつれあいも
 浜のおかかの役で準主役。
 行政、経済界の
 ほとんどの人が来ていた。
 腹を抱えて笑い転げ、
 涙を流して、手を叩く。
 市民あげて、楽しむステージ。

 かって、富山市でも
 総合芸術としてのオペラで
 町おこしを画策して挫折。
 桐朋学園の一部が残った。

 このミュージカルが、強いのは
 地域のテーマにこだわり、掘り下げ、
 地元の素人が主導権を持って、
 外部から、プロ級の
 人材を活用していることかも。

 南砺に春を呼ぶ「歓喜」の夕べを
 思い出した。
 あのときの、皆さんの熱意は
 すばらしかった。
 2000人が参加、
 南砺がひとつになったようだった。
 


利賀でそばの種まき

2010年08月01日
 
     3年ぶりの、
     そばの種まき。

     2年前は豪雨
     昨年も雨。

     そばは、乾燥がいちばん。
     理想的なお天気でした。





 みんなで農作業の日in五箇山
 そばオーナー部会です。






 12のオーナー、40名あまり、
 助っ人を入れると60人。
 あっという間の農作業でした。




 隣は、もう新芽が出ています。
 そばは、実に生命力がある。
 9月初めには、もう花が咲く。
 収穫が楽しみ。




 小さな姉妹も、
 いっしょうけんめい、お手伝い。




 早く、農作業が終わったので、
 ご褒美に、めんめん祭り会場へ。
 あらま、お昼から盛り上がっている、
 おとっちゃんらがいる。
 結いの会、バーベキュー。




 評判の五箇山おやき。
 蒸したてを所望。
 午後から、仕事に戻る。
 まだ、熱々で、大好評。








塩の道と塩硝の道

2010年08月02日
       いまの時期、いちばん熱いとき、
       新聞記者さんと
       整理部(最終編集デスク)が
       日曜どころではない。
       それくらい、
       ビッグなイベントが
       目白押し。
       紙面が踊っています。
       ごくろうさんです。

      



 そこで、涼しくなるサービス。

 ヒマラヤのニルギリ。8000メートル近い。
 4年前に、南砺市の友好交流団と、
 「塩の道」を歩く。

 チベット岩塩を、ネパールから
 インドまで運んだのは、
 タカリー部族で、ヒマラヤの商人といわれた。
 本拠は、ツクチェ村。
 京大の文化人類学のメッカ。




 ツクチェは、ネパール随一の
 豊かな山村だった。

 一方、日本の
 「塩硝の道」
 世界唯一、五箇山の
 合掌の家の床下が塩硝プラント。
 五箇山が、当時日本の山村で
 最も豊かだったという。

 お互い、過疎、限界集落の村として
 結ばれたのは奇縁である。
 (万華鏡180号で特集)

 塩硝フォーラムは聞きたかった。
 道宗の道 
 とともに、歴史の道が
 それこそ地道に究明されている。
 民俗より、文化人類学の
 テーマとして貴重であり、
 新幹線時代には、
 3600万人の首都圏住民が
 いちばん、あこがれる「資源」である。
 そういう歴史と
 生活文化を発信すべきと思う。

 この2つの歴史の道は、
 全国に誇るべきプロジェクト。
 関係者の努力に敬意を表したい。
 どちらも、
 赤尾の道宗さんが
 かなめというのがいい。

 歴史と、生活文化を
 大切にしない民族は滅びるともいう。
 民族を、「南砺市」と
 置き換えてもいい。

66年前、福光へ学童150人が疎開

2010年08月03日
       終戦記念日が
       近づいて来る。

       今から66年前に
       富山県へ1万5千人の
       東京の学童が疎開した。

       富山写真語・万華鏡
       223号は、
       福光へ疎開した
       150人の
       子どもたちを紹介しています。




 お茶の水女子大付属小学校は、
 私立のため、校長先生の故郷である、
 福光へ、第二回目の疎開をした。

 4月9日の氷雨の中を、
 17時間かけて駅に着き、福光小学校へ、
 そして、立野ヶ原のグライダーの
 宿舎まで5キロ、3時間歩いてたどり着いた。
 一つのふとんに、5人入って寝た。

 そんな、つらい体験が
 当時の体験者、前田徳子さんが
 寄稿されている。




 昭和20年4月17日、
 福光の宇佐八幡宮で記念撮影。

 町内の、大きい家を学寮とした。
 日に日にやせていく、
 子どもたちの姿が、見るにしのびず、
 引率の先生たちは、
 記録写真をほとんど撮らなかった。

 農家との縁が少ないため
 食料の調達に苦労された。




 疎開期間中、先生たちは
 毎日絵日記を書かせた。
 その記録が、全国に紹介されている。
(絵日記による学童疎開600日の記録)で
 検索してみてください。

 なかでも、
 福光図書館の司書だった、
 石崎俊彦さんのあたたかい気くばりが、
 いたるところに見られる。

 (福光美術館で扱っています。500円)







筑波大学生、五箇山コーリャク隊入村

2010年08月05日

       言わないと
      思えどもつい口に出る
      「暑い」



 筑波大学大学院生14人。
 「世界遺産の黒田ゼミ」。
 とても人気で、今年は3回目。
 黒田乃生教授は、
 ずっと白川村を研究されてきました。
 若き学究です。チャーミングな先生で、
 すっかり五箇山ファンになって、
 いつも一緒に
 田植えと稲刈りをします。 

 「みんなで農作業の日in五箇山」の
 プロジェクトのひとつです。
 ゼミで、参加すれば単位が出ます。

 合掌の里で、地元農業公社の
 みなさんと公開授業です。
 棚田の崩れた石垣積みや
 みょうが、かぼちゃの収穫など
 炎天下でちょっと過激な
 農作業の3日間です。 

 


 特別授業は「世界遺産と、
 五箇山の魅力」

 とてもわかりやすく、すばらしい研究。
 なかでも、地元住民の
 意識の高さや、人の魅力が
 白川村のフィールド調査との
 比較で報告されました。
 南砺市民のみなさんにも、
 聞かせたかった。

 グリーンツーリズム活動は、
 観光事業とも重複しますが、
 山村の魅力を、
 ともに汗を流しながら学ぶ、
 足が地に着いた協働プロジェクトです。

 日本の未来を背負う、
 若い人たちを育てる、
 「平成の道場」というのも
 五箇山の貢献策ではないでしょうか。




 南砺市の
 グリーンツーリズムを考える
 子どもプロジェクトとの共催。
 
 平地より、少し涼しいところで、
 赤ご膳の法恩講料理。

 食べずに、福野庁舎の
 協働のまちづくり策定委員会へ。

 うらめしや。



 
 

 



棟方志功のイメージをひっくり返した人。

2010年08月06日


       棟方志功。
       世界的な版画家。
       福光に疎開して、
       民藝作家。
       南無阿弥陀仏の
       熱心な信者。

       そんなイメージや
       定説を
       ひっくり返した人がいる



 7日(土)午前9時半、
 南砺市立福光美術館で、
 「ことばの作家
  棟方志功展」
のオープニング。

 実は、この企画展
 全国の関係者やマスコミ、
 美術館人が熱い視線。

 これまでの、
 棟方志功のイメージを
 180度ひっくり返してしまう。
 そんな、
 南砺市からの全国発信。
 決してオーバーではない。

 2人の学芸員が1年がかりで
 調査、研究。
 最大の協力者は、
 この山本正敏さん
 
 棟方志功のデザイン本コレクターとして、
 日本でもトップの人である。

 射水市在住で、
 県の埋蔵文化財センター所長さん。
 考古学者として名高い。

 趣味の文学好きが高じて、
 棟方志功の研究家に。

 展示された、貴重なコレクションと、
 美術館の所蔵作品が
 ひとつになって、
 中学生にもわかる(無料)ような
 文学と美術の展示となっている。

 なぜなのか?
 という疑問に、応える
 意外な世界があります。       

協働のまちづくり策定委員会

2010年08月06日

       ものをかんがえる
       この暑さでは?
 
       とのさまがえる
       何を考えてござる?




  第2回 南砺市協働の
 まちづくり条例策定委員会

 


 「条例で、何が定められるか」
 委員会顧問の本田先生の講義。

 1.市民の権利・責務
 2.市長、職員の役割
 3.地域コミュニテイの位置づけ
 4.市民の参画のあり方

 自分なりの解釈では、
 行政でも議会でもない、
 ボランテイアでもない。
 南砺市ならではの、
 現実に即した「第3の公共」
 なのかなあ、と思う。

 協議事項では
 「今後の会議の進め方について」
 どうどうめぐりの議論は
 第1回とあまり進展がない。

 各委員の共通した意見。
 何のための条例かがわかりにくい。
 大きい会議では議論が深まらない。
 市民委員会が2回も開かれていて
 そのニュアンスが伝わっていない、
 などなど。




 南砺市が合併して6年近い。
 旧町村のきしみもあるが、
 それよりも、
 南砺市ならではの漠然とした
 市民共通の認識:危機感。
 それと、未来志向の大きな夢、可能性。
 
 旧五箇3村とひらばの町村の温度差。
 全国でも珍しい対等合併ながら、
 この2つのギャップという現実。

 このままでは、
 山地の集落の維持発展はおぼつかない。
 広大な森林資源や生活も。
 世界遺産も、後継者問題や、
 地域の支援が課題。
 自助努力の限界はとうに失っている。

 そのことを、
 町部に暮らす人たちに
 実感がほとんどないのが現実。
 言い過ぎかもしれないが、
 「のんきなものだ」
 これが、同じ市民なのかと、
 不思議に思う。

 観光イベントに参加するだけでもいい。
 南砺市を縦貫する「道宗道」の
 トレッキングでもいい。
 南砺市内だけでも
 その気になれば、完結する。
 世界遺産も次世代に継承できる。
 
 たとえば、
 そういう協働のまちづくりを
 努力目標として、策定しては。
 それなら、
 全国に誇れる、独創的な
 事例にもなりそう。

 テーマは大きいほうがいい。
 深刻さと夢が共存しているほうが、
 パワーを発揮できる。
 市民のこころに響くような。

 足元の、現実から発想したい、
 と、日ごろ思っていることを
 提案させていただいた。

 写真は昨年秋の
 「みんなで農作業の日in五箇山」
 


 

にっくき奴め!

2010年08月08日
 
       東京から、
       お盆を
       ひとあし先取りの
       お客様、2家族4人。
       きょう帰京。
       高速は渋滞しないから、
       このシステムにした。




 どで〜んと
 態度のでっかいやつ。

 ヨモギエダシャク

 大型の尺取り虫。
 せっかくのコスモスに
 擬態していて、
 あっという間に
 丸坊主にする。

 ヨモギだけでなく、
 雑食性で、コスモスが大好き。




 うっかり、見過ごしそうになる。
 よく見ると、かわいい。
 こころを鬼にして、
 つまんで、えいヤッ。
 ぱっと、濃い緑の
 汁を噴出すので気味悪い。

発掘調査のプロのしごと

2010年08月08日
        ちょっと珍しい 
        大型の虹。
        ちょっとだけ、  
        空気が冷えた。

 262
 棟方志功の装丁した作家の数。
 122
 コレクター、山本正敏さんの
 貴重な本の展示数。
 232
 今回展示の棟方作品数。
 これは、
 南砺市の財産なのです。




  ことばの作家
 棟方志功展
のオープニング。
  県内の、文学専門家も含めて、
  熱心なお客さん。




 特別講演は、なぜ、
 棟方志功はこんなに多くの
 文学者と交流していたのか。

 山本さんは、れっきとした、
 県の埋蔵文化財の所長さん。
 発掘のプロ。

 昨年、買った古本だけで1500冊!
 空調の効いた書庫には
 15000冊がぎっしりあった。

 考古学発掘の富山の第一人者。
 こんどの、
 棟方志功の戦前装丁本の質、量とも
 文句なしに日本一。




 足元に、こんな人はいたことを
 これまで、誰も知らなかった。
 調査研究もなかったことが
 誠にお恥ずかしい。
 長い間、解っていたつもりでいて。
 ショックである。

 それにしても、
 知られざる、作家の秘めていた
 こころの原石を発掘された。
 調査のプロである。
 
 実は、美術館の所蔵品でありながら、
 これだけ、徹底して
 わかりやすく作品展示されたのは
 初めてである。
 ひとつひとつの作品に、
 丁寧に解説をつけた。

 世界に誇る、コレクションが
 南砺市民の共有財産だということが
 実感できます。
 お盆には、
 子どもさんと一緒に
 楽しんでほしい。

 中学生以下、無料。

 (小学校しか出ていないのに、
  いっしょうけんめいに
  がんばると、
  こんな楽しいことが、出来るんだよ、
  という、メッセージです)



 


劔岳が絶景

2010年08月09日



        月命日に併せて
        早めの墓参。
        富山霊園です。

        はれあたまさんも
        心配されていました。

        ここに2人の妻と
        私が入ると、
        バトルになるのか、
     
        いやいや、
        二人でタッグを組んで
        私をいじめるに
        違いない。

        など、想像しながら、
        お経を聴いていました。

        愚息よ
        しっかりせい。





   富山空港へ立ち寄り。
   空港前の
   道路からの絶景。

   剣岳が、青い壁に。
   いまごろだけ、
   こういう風景になります。

   富山空港が、
   ジェット化されたときに、
   空港から41号線に直結する、
   この道路は、
   剣が正面に位置するように
   景観に配慮して、
   突貫工事で完成しました。




   お昼。さすがに
   食欲不振。

   それで、定番の
   夏のメニュー。

 

海から見た日本史

2010年08月10日
 

        今朝の新聞、
        魚津商工会議所5階
        日本を代表する、
        イラストレーターの
        谷井建三さんの個展。

        むかし、30年前に
        いきいき富山の
        5枚連続ポスターを
        一年がかりで描いてもらった。
        富山県のパノラマです。




 緻密な歴史絵巻や、
 船を描かせたら日本一、
 いや、世界一の人です。
 図鑑や歴史物語も多い。




 傑作なのは、写真の2枚。
 架空絵画として、
 真珠湾攻撃で、
 日本軍が、ハワイを占領して
 万歳をやってる絵と、
 サンフランシスコで、 
 日本陸軍が市街戦をくりひろげる、
 超リアルなイラストです。

 20年後に、
 有名になること確実。
 今は、アメリカ人は
 激怒するなあ、と
 大笑いしました。
 22日まで。

好試合!

2010年08月10日
 初出場ながら、
 名うての強豪相手。
 一歩も引かずに、常に勝機。
 砺波工業高校の善戦。

 最初から、
 最後の最後まで、
 目が離せない好試合。
 おかげで、きょうの予定は
 すべて狂った。

 明日の新聞記事が
 楽しみである。

 昨年の福野高校に続いて
 砺波工業。
 南砺地域に
 元気をありがとう。




 甲子園の砂を
 かき集める姿は、
 まだ童顔。

岡田外相とカザフスタン(写真修正)

2010年08月10日
         きのうの
         テレビニュースで
         岡田外相の
         カザフスタンとの
         親善、提携。
         資源外交で中国に、
         大きく水を空けられて






 日本の7倍もある、広大な
 カザフスタンの大地。
 大半が草原と半砂漠地帯。

 ソ連時代に500回もの
 核実験が行われている。
 被爆体験の国。

 岡田外相が、
 ともに核兵器廃絶に提携をと、
 呼びかけ、
 併せて、資源の確保も。

 天然ガス、石油、石炭、ウラン、
 レアメタルなどの資源大国である。

 中国は、いちはやく
 アプローチして、
 天然ガスラインを建設中である。
 本国まで数千キロ。




 チューリップの花を求めて
 500キロ走破したが、
 到る所、中国の巨大なパイプラインの
 工事が真っ盛りであった。




 こんなに大切な国なのに、
 これまで、なんにも手を打っていない。
 日本からのアプローチは弱い。
 まことに歯がゆい。

 日本語通訳が、
 数人しかいないのだ。
 民族大学日本語学科の学生
 マルジャン(まるちゃん)さんは、
 その一人。
 現地カザフ族。
 富山へ来たがっている。

 近隣諸国とちがって、
 政情、治安はきわめて安定している。
 日本語と、カザフ語は
 文法が同じだという。
 顔も似ているが、親戚。
 とても親日的な国である。

 






         

夕方、テレビで南砺市が放送

2010年08月11日


        珍しいことですが、
        今夕、6時台に
        NHKさんと
        KNBさんで
        南砺市の
        立野ヶ原「監的壕」という、
        同じテーマで放送されます





 以前から、
 両局の敏腕デレクターが
 暖めていて、
 高校野球の合間をぬって取材。
 放送が重なりました。
 
 地元の人たちが
 先人たちが苦労された歴史を
 風化させてはいけないと
 保存活動を続けています。

 50年以上も、
 北陸、岐阜の一部まで
 100万人を超す若者が、
 この南砺市の
 中央に位置する立野ヶ原で
 汗と涙を流したのです。

 とりわけ、酷い目にあったのは
 旧の東太美村でした。

 7回にわたる土地の強制買収、
 2〜3回も家屋の移転。
 演習の砲声が鳴り響き続けて、
 悲惨でした。
 200戸を超す戦後の開拓団も、
 血と汗と涙の連続でした。
 農家なのに、米を買わねばならない。
 それで、大規模な
 圃場整備したときには、
 米は余る時代に。

 ひとつの村が時代に翻弄されました。

 東太美から嫁にもらっても、
 嫁には行くな、と
 隣村から、よく言われたそうです。
 むかし母親から聞きました。
 大きな農家はいない村なんだよと。

 戦後、再度基地化の動きに、
 村が立ち上がり、国に断念させました。

 戦前、近隣の町の花街は
 とても潤ったのですが。

福光への学童疎開−きょう全国紙に

2010年08月12日

      忘れられない、
      8月12日。
      前の会社の同僚7人が
      御巣鷹山に散った。

      松下電器さんは9人も。
      東京でコマーシャルの
      制作作業を終えて、
      お盆前に、
      一刻も早く家族のもとへ
      急いでいた。
      新幹線よりも少しでも早く
      その思いが裏目に出た。
      25年前のきょう。
      ご冥福を祈りたい。





 きょうの日経新聞
 最終面には、
 福光へ学童疎開した人の
 記事が大きく出ている。

 300万部の発行部数で、
 この文化欄が一番注目度が
 高いことで有名です。

 万華鏡の224号には、
 この筆者の内容が特集され、
 昨日の北日本新聞にも
 近代史研究会の学童疎開について、
 須山さんが大きく紹介されました。
 南砺市の歴史に
 もっとも詳しい方です。

この桐の木、どうしたものか。

2010年08月12日
       台風は大過なく、
       やり過ごしてくれた。
       早朝、見事な
       朝焼け。
       しばしのおしめり。




 このお湿りで、
 つかのまの、命びろい。
 このところ、この存在に
 悩んでいる。

 ボードデッキの
 ペイント塗りを怠けていたら、
 隅っこの板が腐食。
 そこに、
 桐が芽生えて居座る。
 はてどうしたものか。
 抜いて捨てるには、
 いとっしゃ。




 桐の木は、生命力が旺盛。
 実は、庭の端っこに
 この親がどでんと。

 義母が、末の娘のために
 植えた桐の木一本。
 お嫁に行くときのために…




 結局、娘はお嫁に行かず、
 私が、ここへ転がり込んだ。
 
 結局、この桐は大木になって、
 庭中を日陰にしてござらっしゃる。
 早春の薄紫の花はみごと。

 娘はいないけど、
 この幼木は、
 どっかに移植するしかないか。





いや〜ん

2010年08月13日
 
         この小さな蝶が
        飛び始めると、
        秋の気配。
        ヤマトシジミ。

        よく名前を付けたもの。
        大きさといい、
        デザインといい。
       (アップでどうぞ) 

        秋になると、
        ルリシジミが出てくる。
        瑠璃色で、 
        宝石みたい。




    ようやく、
    大きくなり始めた、
    山椒の木に、
    鳥の糞みたいに
    しがみついていた、
    揚羽蝶の幼虫、
    実に成長が早い。
    まだ終齢には間がある。




    ちょっと触れると、
    身をよじって、
   「いや〜ん」

    橙色の2本角を出す。
    これまた、
    強烈な、柑橘類を
    濃縮した匂いを飛ばす。

    山椒の葉っぱを
    少々犠牲にして、
    大きな揚羽に変身するのを
    待っていようか。
    ファッションからは、
    どの揚羽か、まだ特定できない。



突然、恩師が東京から。

2010年08月13日
 
      昨日の朝、
      細かい字がびっしりの
      恩師からのはがき。
      えっツ!
      東京の恩師が富山へ。
      南砺市の
      東太美小学校の
      代用教員だった。




    急遽半日で、
    同級会を組織して、
    10人が集まった。
    45年ぶりの再会。

    塩谷静子先生。旧姓中村。
    福光本町の老舗のお菓子屋さん。
    戦時中のこととて、
    男先生はいない。
    高等女学校の先生は
    代用教員の試験にパスし、
    若干17歳で、
    東太美小学校へ赴任。

    5年生担任のあと、
    1年生を初めて担任された。
    新米先生は20歳。
    不安だったとのこと。

    そのとき私は一年生。

    「まあ、純朴で、可愛くて」
    そりゃ、そうだ。
    保育園も幼稚園も経験しとらん。
    映画の「二十四の瞳」
    そのまんまだったと大笑い。





    先生よりも、
    13歳年下の教え子のほうが
    なんとなくボケている。
    先生の記憶力の
    凄さに感服。
    偶然に近い、再会でした。

    恩師が元気。
    何ものにも代えがたい。


 
    


南砺市、立野ヶ原の特別番組を見て

2010年08月14日
 

    終戦記念日を前に、
    戦争とは、何であったを
    検証する特別番組が
    組まれることが通例となっています。

    風化させてはならない、
    歴史の記憶。




    南砺市となった、
    立野ヶ原の
    旧陸軍演習場のことは、
    長らく封印されてきました。

    KNBさんと、
    NHKさんが
    同じ時刻に特集を放映されました。

    KNBさんは、
    城端中学校に軸足を置いた、
    実証形式のドキュメンタリー。

    NHKさんは、
    監的壕と、地元開拓団との
    あつれき、をレポートされています。




    どちらも、
    地元の、歴史遺産と記憶を
    残さねば、という有志が
    貴重な証言をされました。
    その想いを、
    継承できないものか。

    とかく、中央のマスコミは
    叩かれることが多い昨今に、
    地元で、こういう、
    良質の仕事をされる、
    若いデレクターたちに、
    敬意を表します。








棟方志功展、いろんなお客さま

2010年08月15日
       カラスウリの花。
       このレースのような
       真夏の風情。
       朝だけの生命です。




   今朝の、朝日新聞の県版。
   棟方志功の装丁本についての記事。
   若手の記者の前任地が青森。

   昨日も、中央紙の
   文化部記者が取材に。

   まるで、
   「棟方志功文学館」
   
   また、コレクターの
   山本さんファミリーや、
   東京の恩師の家族などいろいろ。

   東京のジャーナリストは、
   「ショックだった。
    棟方はなんという大きい人なんだ」
   棟方志功についての第一人者でもある、
   超ベテランの専門家が
   しゃっぽを脱いで帰られた。

   これまで語られてきた、
   棟方志功像が
   色あせてしまう。

   あえて自ら封印されていた、
   本当のムナカタの姿が
   65年ぶりに現れた。
   
   よくぞ、
   これだけ、ホンモノが
   集まったものだとも。
   日本トップのコレクションでもある。
   お盆になったら、
   帰郷されたお客さんで
   賑わっている。

   



2万年前、南砺市の大バーベキューが。

2010年08月15日
       きんのは雨
       周りの何家族かは
       きょう15日にされています。

       午後、実家の墓参。
       これでスケジュール終了。





 土生新の共同墓地は、
 比較的新しい。
 それまでは、家の敷地内に
 屋敷墓がふつうだった。

 ここから、
 いちごの畑を越えて、
 あの監的壕が望める。

 立野ヶ原陸軍演習場の
 歴史の証人である。




 この立野ヶ原一帯は、
 日本で珍しい、メノウの原産地。

 立野ヶ原を水源とする、大井川。
 実家の前を流れているので
 子供の頃の遊び場。

 大水が出たあとの河原で、
 いろんなメノウの原石拾いを
 するのが楽しみだった。

 兄が、やっぱり持っていた。
 自然が遊び相手だった頃が懐かしい。

 40年くらい前、パイロット事業で
 石器時代の遺跡が発掘され、
 全国で初めて、メノウの
 宝石製の石器が見つかった。

 「立野ヶ原型ナイフ形石器」と
 命名されていて、
 県の埋蔵文化財センターに
 保管、展示されている。

 2万年前、ご先祖さまが、
 この立野ヶ原で、
 ナウマン象を追い、
 メノウの鋭利なナイフで、解体し、
 大パーテーをやっていたのである。
 たぶん、
 バーベキューだったろうなあ。


  

恩師のことば

2010年08月15日
  

         今朝のNHK。
         全国放送で
         学童疎開の子どもニュース
         福光へも疎開してた、
         お茶の水小、の
         絵日記が紹介された。




                 NHKの画面から

 先日の、恩師
 塩谷静子先生を囲んで、
 初めて伺った話。

 小さいとき、頭に大やけど。
 しかし、さいわい、
 顔だけは免れた。
 お宮参りのあとだった。

 以来、髪に部分かつらを。
 夫意外だれにも知られず、
 今日、83歳まできたのだという。

 世の中のこと、
 嫌なことは考えず、
 いいことだけ、考えて
 生きてきたと、63年ぶりの授業?
 教え子たちは古希。
 神妙にかしこまって、
 感動して聞いていた。

 夫の事業不振の苦労、
 10年にわたる介護。
 砂漠のような東京の下町で
 頼まれて、老人会の会費集金の
 ほとんど、ボランテイア。

 しまいには、3000戸を
 担当するまでに。
 
 今は、従業員1000人を超す
 食品メーカーにまで育てた、
 息子さん夫婦の介添えで
 ふるさとの墓参に。

 いくつになっても恩師は恩師。
  
 

「松村謙三の先見性」

2010年08月16日

         隠居ハウスの
         玄関で、うっかり
         踏み潰すところだった。
         蛇ではありません。
         セスジスズメの
         蛾の終齢幼虫。

         ヤブガラシが食草。
         このつる草は猛烈に繁茂する。
         貧乏して、没落した家の
         シンボルでもある。

         我が家も危ないなあ。

   
   今朝の、北日本新聞
   県政欄の囲み特集。

   「松村謙三の先見性」
   最近にない、
   スカッとする署名記事である。

   南砺市が誇る、
   偉大な政治家、松村謙三さんは
   来年が、没後40年になる。


   福光の福祉会館に隣接して
   松村記念館がある。
   立派な建物であるが、
   普段は訪れる人もなく閉鎖。

   埃にまみれたガラスケースに
   陳列された、
   古い、一冊の手書き論文集。

   新聞記事にも書かれていたが、
   松村精神は、ゆっくりと
   時間をかけて実現していく。
   その先進性は、
   110年前に書かれた、
   大学卒業論文が証明している。

   世界の食料事情と
   日本の農業のありかた、
   中国との関係と見通し。
   明治の時代に、
   世界のデータから分析した
   論文は、いまの時代こそ
   再評価してほしい、衝撃的なもの。
   いまどきの、
   就活と遊びに一生懸命の
   大学3年生に見せたい。

   松村謙三さんは、生前から
   最後の井戸塀政治家と呼ばれていた。
   屋敷跡には井戸と、
   塀しか残らない、という意味。
   利権には、決して近寄られなかった。

   藏が三つもあったお屋敷。
   ヤブカラシがはびこり、
   セスジスズメの蛾の幼虫が
   這いずり回る……わけではなかった。



   お孫さんに当たる寿さんご夫妻が、
   立派に8代目家業の薬局を継いで、
   いまもお客さんの悩みに
   応える毎日である。






富山の美術品が中国へ流失。

2010年08月17日
       3億円でも安い!
       ときの町長と
       町議会が全員一致で
       海外流失を食い止めた。

       全国ニュースにもなった。

       石崎光瑤最高の傑作
       「燦雨」は、
       未来遺産であり、
       将来の国宝。

       現在、美術館で久しぶりに
       常設展示。




 1ヶ月前に地元紙にも出たが、
 最近の週刊S誌によると、

  富山県内の
 美術品が高額で
 中国へ流失


 富山市に美術商が集まって、
 美術品を売買する場がある。
 だれでも参加できる。

 そこで、
 中国の富裕層のみに
 お客を限定しての売りたて。

 主催者が驚くほどの売上げに。
 中国のにわか成金が、
 予定価格の10倍以上で買い漁る。
 東京と京都と、富山で。

 かっては、日本も
 中国から買い漁った時代があった。

 美術品は旅をする。
 いまの「燦雨」は、1億円を切ったが、
 海外マーケットへ出れば、
 10億円でも買えないだろう。
 南砺市の財産である。

 画商にもいろいろあって、
 良心的な配慮をしてくれる業者は
 美術館にとって、大切なパートナー。
 お互い、信頼関係で成立する。

 しかし、一方では、
 水面下で、美術品が動けばいい、
 というビジネスの現実や、
 偽作と分かっていて流すのも。

 明治の廃仏棄釈のときと、
 戦後の混乱期に、
 欧米に、日本の美術品が
 大量に流失したり、
 理解あるコレクターの手で
 散逸を免れたりする。

 プラハの国立東洋美術館は、
 日本の美術工芸品が、
 国内よりも大量に、丁寧に
 保存、修理、展示されていて、
 ため息が出た。




 最近の大都市や
 地方都市の美術展は、
 その里帰り展と、
 コレクションが多い。

 美術品は旅をする。
 文化とは金なり、か、とつぶやきながら、
 どうしょうもない。

 富山、とりわけ南砺地域に
 多く所蔵されている美術品が
 ひそかに旅立っている。
 それも、
 文化大革命で、4000年の文化や
 美の歴史を壊滅させてしまった、
 あの中国へ。
 歴史は巡る。
 
 




許せん!こんなブラジャー。

2010年08月18日


       早朝の
       剣岳がちらり。
       恥ずかしそうに。




 けさの新聞各紙、
 いっせいに。

 胸が小さく見えるブラジャー。
 ヒット商品に。

 生まれたときから、
 胸は大きいほどいいと思って
 あこがれとともに
 育ってきたのに、
 何と無粋なメーカー。

 許せんけれど、
 時代なんだ。無念。
 男の本音を
 ちらりと代弁して。

そばも、うどんも値上がり?

2010年08月18日
 
        この秋に
        利賀村でそば打ち認定会。
        夏に播いた種は
        もう、
        大きくなっているだろう。
 



 気になるニュース。
 ロシアの異常な旱魃被害で
 小麦生産が、悲惨。
 そばも、不作。

 実は、ロシアは日本の10倍も
 そばを生産し、食べている。
 カーシャという、おかゆの一種。
 
 (昨年、カザフスタンで食べた
  ロシア料理のカーシャです。
  バタースープ)

 そこで、大生産地の中国から
 大量輸入するという。
 
 ロシアは穀物の輸出国。
 それが一転して、輸入国に。
 


 日本のそばの自給率は
 上がったとはいえ、10%
 ほとんどが、
 中国、カナダからの輸入に頼る。

 全麺協の素人そば打ち段位制度の
 おかげで、ビジネスでないことから
 地の粉にこだわるようになり、
 国内生産が増えてきた。
 これも、
 そばの聖地、利賀村の貢献である。
 自慢していい。

 しかし小麦も、そばも、
 高騰することは間違いない。
 つまり、
 うどんも、そばも、
 原料の値上がりか、
 お店の経営を圧迫することに
 なりかねない。

 松村謙三さんは、
 110年前に、すでに学生時代から、
 世界の穀物のグローバル化が
 日本を直撃するのだと
 喝破されていた。

 

城端線が無くなる日

2010年08月19日
        城端線の車窓
        穂の出はじめた、
        散居村、田園風景も
        見られなくなるのか。




 えっちゃんもルポ。
 気になって、
 砺波こども歌舞伎会館へ。
 城端線存続をめぐる、
 高校生によるシンポ。




 高岡→福光、ときには城端。
 いつもお世話になっている。
 いつも一緒に乗っている、高校生たち。
 率直な発言は、
 けさの新聞各紙、テレビで。



 
 話題の高校球児、健名くんも
 ストレートな直球を投げた。

 本数の少なさ、
 接続のひどさ、
 ほんとに何とかならないものか。

 アニメファンが
 よく乗っている。
 中高年のバックパッカーも
 よく見かけるようになった。

 運転手、車掌さんには
 感謝しているが、
 沿線住民の具体的なアクションが
 ほしいところ。

 高校生シリーズの第2弾、
 すばらしい発想だった。
 関係者のみなさん、ごくろうさん。

 予定の時間で終わったので、
 砺波駅で45分、待ち合わせる。
 シンポ参加者で、
 ただひとり、とぼとぼと
 城端線で帰る。

 すごい数のマスコミ取材。
 関心の高さが伺える。




 あさいちばんで、
 東京へ。
 ある人に会いに。







竹下景子の主人、関口氏と。

2010年08月20日
  
       ヒマラヤ山脈の南、
       ネパールの隣国
       ブータンは、
       GNH(国民総幸福量)で
       国おこしを目指している。
       もちろん、
       満足度は世界一。




 東京八重洲口の証券会社ビルで、
 関口照生氏のブータン写真展が開催。
 便利な一等地。
 華やかな、ブータン一色。

 足繁く通っての、写真展で
 見応えがある。




 ビルのホールでのトーク
 最近、観光客に門戸を開いたが、
 それにしても、まだ
 神秘的な、魅力のある謎の国。

 ブータンにも住んだ女性と、
 一緒にトークは、面白かった。

 なぜ国民の幸福度が世界一なのか、
 そして、情報化による、
 都市部の急激な変化など。

 国民の90%以上が、
 いまの暮らしに満足しているのは、
 やはり宗教かもしれないという。

 ツクチェ村のタカリー族と
 まったく同じ、チベット仏教を信じる。
 一神教とは違う、
 原始仏教の、密教が色濃い。

 南砺市も、
 ブータンのようであれ

 という声も多い。
 南砺市でも企画できないか。




 写真家の関口氏と、
 富山写真語・万華鏡の
 写真家、風間耕司氏と再会。
 一昨年の美術館での、
 南砺の百景展、昨年の演劇公演以来。
 女優の竹下景子さんのご主人。
 45年ものおつきあいである。

 景子さんは、5年先まで
 スケジュールが一杯とのこと。
 北林谷栄さんが亡くなってから、
 おばあちゃん役が多い。

 旦那の冷やかしに、
 「いまに化けてみせるわよ」と
 ご本人の弁である。
 スキャンダル皆無の、
 稀有な芸能界カップルである。





これぞ元祖ハヤシライス

2010年08月21日

       最近は
       あまり聞かないけれど
       ハヤシライス

       東京八重洲口の
       高島屋向かいの
       洋書の丸善3階にある
       カフェ・レストラン
       そこが元祖。

 



 明治2年に、早矢仕有的氏が
 商社を創業した。
 有的は、友人が来訪すると、
 有り合わせの肉類や
 野菜類をごった煮にして、
 誰にでも振舞った。
 飯を添えて出したのが評判に。

 ハヤシ→早矢仕です。
 特製メニューで、
 1200円。
 コクもあって、
 それだけの値打ちの味。
 酷暑向きでした。 


女性が、よりキレイに見えた。

2010年08月21日
         
        東京のいつもの
        定宿のホテルの部屋。
        くたぶれた。
        シャワーして、
        さあ、テレビでも。

        このところ、
        愛用の高かっためがねが
        ちょっと変。




 ついに、ぽっきり。
 これじゃ、あしたの
 ミュージアムめぐりはできない。

 予定変更で、
 翌朝いちばんに
 そそくさと東京駅へむかう。

 東京は、暑いのに人でいっぱい。
 女性のファッションは、
 なんとまあ、刺激的なんだろう。

 でも、はっきり見えない。
 アラが見えないから、
 みんな、キレイに見える。
 なんとか、家へ帰れた。

 行きつけの店へ。
 部品を換えればなんとか。
 時間もかかるし、この際エイッ。
 新しいのを注文。

 検査では、
 近眼が良くなっているという。
 そんなこと、あるの?って聞いたら、
 長くめがねをかけていると、
 良くなっていくんだって。
 トシとると、いいこともある。

 メガネがこわれると、
 いいこともある。

 

叱られて−

2010年08月22日
     庭のナツスイセン
     ことしは、
     10日以上も遅い。
     生命力があって、上品。
     俗に
     葉見ず花見ず。
     元気な葉が早春に出て
     枯れた頃咲く。





 尊敬する先輩に、
 安易なお願いをして、
 お叱りを受ける。
 地元ではない。

 冷静に考えれば、
 大変失礼な申し出を
 つい、してしまった。

 忙しいと、どうしても
 自分の思い優先で行動してしまいがち。
 先方の事情を推察できたはずなのに。
 恥ずかしい。

 諄々と、抑えて書かれた文面は
 丁寧だけに、胸にずしりと重い。

 この年で、諭してくれるひとが
 存在したことに感謝と、
 粗雑な日常をいたく反省。

 だんだん、
 そういうことを指摘してくれる人が
 少なくなってくる。

 そういえば、
 この数年、ころころ変わる首相。
 諭してくれる人が
 いないんだろうな。

 ついに、小沢待望論に
 このごろ、マスコミが急傾斜。

男のひとり暮らしに(涙)

2010年08月23日

        わがつれあいが
      いつも氏も寝たばかり
      ブログに書いていることに
      愛想をつかして、
      出て行ってしまった…




 行かせてもらいます、と
 大きなスーツケースの荷物。

 きんのから、
 中部国際空港からウイーンへ。
 新潟の合唱グループと。
 チェコのプラハ、
 そして南ドイツの
 カウフボイレン市の合唱団、
 (南砺市でも公演)と交流。
 シュトウットガルト市の
 弦楽六重奏団とも。
 (南砺市で5回公演)
 行きたかったなあ。

 男のおひとりさま
 (上野千鶴子の著作)を
 2週間あまり、体験することに
 なってしもた。
 

朝、ベッドから見える景色

2010年08月23日
       朝薄暗いころから、
       澄んだ、
       野鳥のさえずりで
       目を覚ます。




 虫が入るので、網戸。
 2階の寝室からの眺めです。
 榎の大木、桐、杉7本、真竹林。
 そしてけや木が3本、
 松5本、などなどの屋敷林。
 散居村なら、平均的な程度。

 城端・縄が池の林道のわきで、
 見つけた、小さな実生の朴の木は、
 もう、巨大な花が咲きます。

 利賀の坂上の森で拾った、
 芽の出がけの栃の木は、
 毎年、1メートルずつ成長し、
 たぶん、来年、花が咲くでしょう。




 この秋に、砺波市の
 散居村ミュージアムで
 全国屋敷林シンポジュウムが開催。
 そのお手伝いをしています。

 南砺市のスローガンは
 さきがけて 緑の里から 世界へ
 大げさなことではなくて、
 足元の、毎日のくらしを
 ちょっと、工夫するだけでも
 来客をもてなすことができるし、
 外国のゲストに
 いちばん、喜ばれています。
 だいいち、
 住んでいて気持ちがいい。

 農機具倉庫だった、納屋を
 改装するだけで別荘やゲストハウスに
 かんたんに生まれ変わります。
 薪ストーブひとつで、
 庭のしんばや、小枝が片づきます。

 眺めのいい場所の減反の田んぼの
 半枚をフラワーガーデンに
 して楽しめるのでは。



 
 広角レンズで撮影していますから、
 豪邸に見えますが、
 前は、一家が住んでいた15坪の
 掘っ立て小屋の跡地です。
 母子家庭で肩を寄せ合って暮らした、
 平屋の廃屋でした。
 
 全部を足しても、
 普通の民家を建てる費用の
 3分の1というところ。
 ただ、友達の
 一級建築士が3人も応援してくれました。
 謝礼は、数十万円です。

 屋敷林がどんどん伐られ、
 空き家が増えています。
 もったいない。

 



 

英雄待望論

2010年08月24日
    男おひとりさま
    まずは、なすびのヨゴシ
    父子家庭のときを
    思い出しながら。
    清く正しく美しく。

    昔のひとりぐらしのとき、
    ひたすら飲んだくれて
    
    ようするに、
    だれも遊んでくれないだけ。




 日経平均9000台割れ。
 円高。
 
 日本の政局の浮沈。
 中国などの台頭。
 高齢社会を迎えての将来不安。
 子育て放棄、などなど

 高度成長期を経て、
 経済活動優先の国になっていた。
 稼がなくっちゃ、
 食わせれんだろうが、という
 単純な論理がまかり通ってきた。

 前に勤めていた、
 全国区の会社が、アメリカ方式の
 「成果主義」を経営の柱に
 導入したとたん、
 教養人だった幹部たちは駆逐され、
 小ざかしい小粒のトップたちに変わった。
 職場の人間関係は
 殺伐としはじめたのを肌で感じた。
 いいときに、辞めることができた。

 世界の近代史に登場する、
 英雄であったり、
 卓越した戦犯だったりは、
 その国の閉塞状況が生み出す。
 歴史の事実である。

 英雄待望論や
 悪人正機説の読み違いなど、
 危ない方向に走りかねない。

けさの日経新聞で全国へ

2010年08月25日
    

    けさの日経新聞の
    終面の文化欄に、
    現在開催中の
    「ことばの作家 棟方志功展」が
    紹介されています。
    300万部、全国版はカラーで。





 地方の美術館の
 企画展を、この面で
 取り上げられるのは、きわめて異例。
 ありがたい。

 棟方志功にも詳しい、
 本社文化部きっての幹部記者が
 お盆の時期に、ふらりと来館。
 会場を見て一驚。
 とんでもない内容だ、と
 早速、書いていただきました。

 大都市では、
 出勤前に、同紙を読んでいないと、
 上司から叱られるし、
 会議にもならない。

 でも、本音は、
 この文化蘭と連載小説を
 真っ先に見る。

 カラーなので、
 だまし川の版画がいやでも目立つ。
 南砺の物語りである。

 地方からの発信も大切なこと。
 (広告費換算、数千万円の
  インパクトでしょう)


小鳩ソング♪

2010年08月26日

 テレビニュースを見て詠めり

 飲めといわれて
 素直に飲んだ♪

 一緒に辞めようねと
 肩を抱かれて
 その気になって

 浪花節だよ
 男と男の人生は




 ボクについておいでと
 口説いた義理があるもんなあ。


 咲いて萎んで
 捨てられて♪

 会って分かり合って
 諦めきれず
 人の情につかまりながら

 折れた情けの枝で
 心中しよう
 
 浪花節だよ
 男とおとこの人生は♪♪


 

北日本新聞文化欄に特集

2010年08月26日

      恥ずかしながら。

      棟方志功について
      何でも知ってるつもりだった。

      古書店で安く求めた、
      戦後のベストセラー2冊。
      
      南砺から、帰京して
      いちやく人気作家にブレイク。
      このしゃれた本の
      装丁(デザイン)は
      原画が、棟方でも、
      プロがデザインしたものとばかり
      思っていた。
    
      実際は、細部に至るまで、
      目の行き届いた、
      それ自体が自分の作品である。






 けさの北日本新聞、文化欄に
 ベテランデスクが、
 ことばの作家・棟方志功展について
 大きく特集されています。
 地元紙ならではの評論です。

 山本コレクションの紹介。
 最近まで、まったくといっていいほど
 知られていなかった、
 デザイナー、イラストレーターの
 仕事の数々。

 それと、係わった文芸家260人余り。
 もう、棟方文学館の様相である。

 戦禍を避けて疎開していた、
 棟方は、すでに超一級の文化・教養人。
 しかし、それを分かっていたのは
 ほんの数えるほど。

 きのうも、終日、
 熱心な来館者が来られ、
 取材が続く。 

異常酷暑がこんなところに

2010年08月27日
      

      けさも、キレイな朝焼け。
      言わずにと思えども、
      熱い。

      冷房の効いたところから、
      外気にあたると、
      むわあ〜ツと、
      一瞬めまいが襲う。

      いつまで続くのでしょう、
      吉祥天さま。
      予報できませんか。




 先日、○口造園社長が、
 この暑さで、樹木にもいろんな異変が。
 カシナガ(カシノナガキクイムシ)が、
 県東部に広がっている。
 さらに、
 市街地にまで蔓延していると。

 裏のりんご園に隣接の
 民家の大木が、
 見事な?枯れっぷり。
 やはり、
 カシナガとのこと。

芸術は爆発?いえ違います。

2010年08月27日
 
     爆発する陶芸、
      「爆陶」として、内外で有名な
      藤井一範さんの個展。
      南砺市井口の
      将来が期待されている芸術家。

      いま、福光美術館の1階
      市民ギャラリーで。
      9月1日(水)までです。




 焼き物にヒビが入る、
 割れる、というのはタブー。

 それを逆手に取った、
 世界でも珍しい陶芸家である。


 火薬で造形、とは
 物騒なように思うけれど、
 宇宙の創世はビッグバン。

 生命の源、
 太陽のエネルギーの恩恵も
 もとは、太陽の爆発。

 なるほど、とナットク。
 意味が深く、
 スケールが大きい。

 8月5日に、
 双子の息子さんが、ともに
 全国こども陶芸展inかさまで、
 仲よく入賞し、話題になった。

 こんどの百旅にも参加。

 南砺を元気にしてくれる、
 芸術ファミリーである。

 
 入場無料。
 棟方企画展も、小中学生無料。
 夏休みの、最後は、
 「美術館へ国語の勉強に行こう!」

 ぜひ、こんどの土日にお出かけ下さい。

 



      

      

よかった!南砺の宝。道宗道。

2010年08月28日

       全国紙を見たと言って、
       あさ、開館一時間前から
       奈良の熱心なご夫婦。
       入れ替わり、
       京都からも。

       この作品は、どこから
       借りたのですか?
       いえ、2巻は日本民藝館からで
       あと、全部、美術館所蔵です。
       そして、
       日本一の山本コレクション。
       (射水市)
       へえ〜来た甲斐があった。

       うれしくて、
       つい、1時間もの
       解説サービスしちゃった!





 大好きな、道宗道のイラストポスター。
 南砺市の中央を縦断する、
 日本一のトレッキング・ルート。

 道宗道の特別講演。
 午後3時半から、井波瑞泉寺で。

 お話は、
 道宗道の会事務局長、楠 則夫さん。




 なぜ道宗道にかかわったのか、
 なぜ、500年前の、
 この歴史の道を
 平成に復活させたのか。

 その大変な努力と、
 南砺市の地元のみなさんのがんばり。
 大量の汗の結晶。

 南砺市のど真ん中で、
 協働の精神で、ボランテイアで、
 年月をかけた作品が作られていた。

 訥々と語られたが、
 感動ものだった。
 道宗道からの眺望も
 すばらしかった。

 こんな贅沢なトレッキングコースは
 全国に、いくつもないだろう。
 文句なしに、全国区の資源!
 





五箇山赤カブ植えました

2010年08月30日
      それでも熱い。
      五箇山合掌の里で
      伝承野菜
      五箇山赤カブの
      タネをまきました。

      人気があって、
      昨年のオーナーから、
      22組に大幅増。
      畑を急遽2枚に増やしました。
      うれしい悲鳴。
      200人近い、
      ファミリーの
      「みんなで農作業の日
       in五箇山」の
      赤カブオーナー部会です。



 こんどの赤カブは、
 100%、在来の五箇山伝承かぶらです。
 こつこつと、幻のタネを
 ふやしてきた成果です。
 農業公社のみなさんの努力です。
 他では、手に入りません。




 カブは地中海原産。エジプトなどです。
 中東から、中央アジア、
 そして中国側と、
 ロシア側に伝わり、酷寒のシベリアへ。
 さらに樺太、北海道と
 ツングース族、アイヌ族の手で、
 北海道、東北へ。

 つまり、寒いところの
 秋冬野菜が、日本列島を南下。
 五箇山が終着点です。
 高地の寒いところ、でないと
 おいしい、赤カブになりません。

 地球を半周する遠い道、
 長い年月(数万年)と多民族の
 リレーで南砺へたどりつきました。

 かっては、五箇山だけで
 4種類も存在していたという。

 店頭で長持ちする「飛騨紅」の
 皮の厚い品種に、
 全部切り替わっていました。

 経済性、市場性だけで、
 新品種をかんたんに導入しています。

 もう少しで、ふるさとの宝が
 消滅するところでした。

 ナマでもやわらかく、フルーテイな味。
 サラダにも最適。
 昨年は、ラモヴェールさんと、
 プリマヴェーラさんに参加してもらい、
 とても素敵な料理になりました。

 晩秋の収穫が楽しみです。




氷見市と南砺市

2010年08月30日
 
       とうぶん、酷暑。
       上平は秋の空。
       ススキの穂が出始めました。
       菅沼で




 あす31日の朝。
 NHKの全国放送の
 人気番組アサいち。8:15〜
 氷見市のハト麦茶の紹介。
 数十万本の特産に育った。
 さらに、ブレイクするのは間違いない。

 氷見市は、50年前に
 昭和の大合併で、一郡一市に。
 
 現在の南砺市と
 構造的によく似ている。

 氷見市は基幹産業が一次産業。
 衰退続く山間地の農業。
 ネームバリューのわりに
 小規模な漁業。
 二次産業は皆無に近く、
 サービス業も、派手な割りに貧弱。
 大半が、高岡の工場へ働きに。

 それに比べると、
 南砺市には職業の選択肢が多い。
 つまり、経済的に豊か。

 20年前に、
 県の特産品デザイン研究会が
 全国唯一、組織され、
 地域の特産ブランド作りに、
 支援してきた。(座長を10年)

 そのとき、氷見の
 ハト麦茶の商品化を手伝ったが、
 20年かけて、関係者が育てた。

 南砺市にも、
 いろんな可能性がある。
 なかには10年、20年という
 じっくり取り組まれてきたむプロジェクトが
 いくつもある。イベントが多い。

 スキヤキミーツ、歴史の道。
 そば祭り、椿まつり、菊まつり。
 じゃんとこい、などのがある。

 しかし、大地で育てるような
 一次産業の特産ブランドづくりは、
 氷見に負けているように思う。

 ハングリーさの差かも知れない。
 すぐお金になるほうに走る。

 NHKさんと、鶴瓶の南砺取材で、
 ちょっぴり話を。
 隠密取材に協力ありがとうと。

 10月に2回にわけて
 南砺を全国に紹介です。楽しみです。
 
 

ひとり暮らし。

2010年08月31日

       おかしな
       お天気ばかり。
       すぐ、
       冬になったりして





 男おひとりさま。

 食事の準備。
 トレーに載せたまま、食べて、
 そのまま下げて洗う。

 思いっきり、
 放屁しても、可笑しくもなし。

 うれしいな。
 歩いて5分の大型スーパーで、
 思いっきり、
 好きなものを買える快感。
 でも、ひとりぶん。

 庭の草を刈って、
 汗みどろ。
 シャワーのあと、
 冷房の効いた部屋で
 振りチンで振り振り。
 文句あっか。

 よっちさんの
 余命ゲームに挑戦したら、
 タバコ飲まない、
 運転しない(できない)
 よく歩く(しかない)

 結果あと45.6歳生きるという。
 冗談じゃない、
 まわりに、知った人誰もおらん。

砺波と南砺の観光

2010年08月31日
      城端線えっちゅうやまだ駅
      この辺からの医王山です。
      早稲が、刈られています。




 その?
 けさの北日本新聞文化欄。
 越中文学の情景。
 立野幸雄県立図書館長さんが
 執筆されています。
 吉井勇と、八尾疎開のこと、
 あわせて、
 棟方志功の吉井勇作品が
 美術館で開催中と紹介されています。

 その?
 砺波市のチューリップフェアと
 観光についての答申記事。
 来年がフェア60周年。

 泣き所は、フェア期間だけの
 一過性イベントに終わっていること。

 6月末に、砺波地区観光連盟総会で
 提案していた、
 新幹線を視野に入れて、
 3600万人という世界最大、最強の
 巨大なマーケット、
 首都圏へのアプローチの大切さ。

 中国観光客の急増、
 花の魅力による、通年観光。
 庄川水系の連携の大切さ。
 (庄川温泉郷、利賀村)
 などが、反映されていて、よかった。

 合併以後、高速道開通後に
 観光がマイナスになっているのが、
 旧の庄川と利賀村。
 そのことも、視野に入れるべきと
 お話させていただいた。
 南砺市の観光戦略には、
 中京圏の効果が一巡した現在、
 首都圏のマーケットの特性研究と
 砺波市との連携の
 コンセプトの構築
が急がれる。
 
 掛け声だけの広域連携、
 フツーのPR手段では徒労に終わる。
作者 : 奥のほそみち

石崎光瑤に感動し、棟方志功に共鳴するお仕事です。運転しないから、人の行かない裏通りや、細い道をひたすら歩く。 そこで見つけた話を紹介したい。 雪吊を 終えたる樹々の 斜塔めく          あさぎり         

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