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なんと万華鏡

南砺市には、いろんな花が咲き、がんばっている人がいて、面白いことが起きています。

カザフスタンから帰ってきました。

2009年05月09日
 夕べ、成田→関空経由で
 へろへろになりながら、
 無事帰国しました。
 両空港ともインフルエンザ騒動で、
 警戒は厳重でした。




 カザフスタンと言っても、
 中国国境に近く、
 天山山脈の支脈(5000m級)のふもと、
 この周辺がチューリップの
 原生地です。
 これは、いちばん有名な
 グレーギーという赤の
 チューリップの群落です。
 もっとも華麗な花です。




 もうひとつの、
 端麗な品種、カウフマニアナという、
 代表的なチューリップです。
 やや谷筋の湿り気のあるところに
 群落をつくります。




 グレーギーの、
 つぼみのアップ写真です。
 なにか艶めかしい。

 この生命感のある写真を
 狙って、がんばって、
 キャノン50Dの一眼レフを
 購入しました。
 画素数を落として載せていますが、
 実際には、細かい産毛まで
 シャープに写っています。
 技術の進歩に驚くばかりです。

 いづれ新聞、雑誌、テレビ、
 写真展などで紹介するつもりです。

 日本人で、ここまで入って
 取材している人は、
 ほとんどありません。

 チューリップのふるさとは、
 トルコかオランダのイメージですが、
 ほんとは、中央アジアが
 原生地:ふるさとです。
 カザフスタンだけで40種と最多です。





初日、到着後いきなりハードな。

2009年05月09日
 寝不足のまま、
 ウズベキスタン航空で、タシケント、
 そしてカザフスタンのアルマテイへ。
 空港には、
 あの世界のチューリップ博士、
 アンナさんに5年ぶりの再会。





 カザフ族のマルジャンちゃん。
 通訳で、21歳の
 国立民族大学日本語科の学生。
 ごらんの通りのカザフ美人。
 素直で、かわいい。
 まるちゃん、と呼んでいた。
 むかしの大和撫子のよう。
 同じモンゴル系です。
 ずっと一週間いっしょ。
 うひゃうひゃ♪




 いきなり、ハードなトレッキング。




 ランチは
 ピクニック気分で、ワインも。




 半砂漠状態のここでは、
 このチューリップの原種、
 トウリパ・ゼナイダエ。
 きれいなイエローです。










二日目のカザフスタン−?

2009年05月10日
 今夜の大河ドラマ
 天地人
 越中・魚津城の戦いが続きます。
 日本の3大攻城戦です。
 悲劇の魚津城は大町にあり、
 米騒動発祥の地です。
 棟方志功の描いた「常盤の松」が
 ありました。
 戦国時代も現代も、
 情報のわずかな差が
 運命を左右します。




 カザフスタン2日目。
 中心部のホテルの5階から、
 公園越しに見えるロシア正教教会と、
 氷河がまびしい天山山脈(5000メートル級)

 公園の中の、パンタロイ戦士の
 巨大なモニュメントと聖火。
 花束も。
 祖国をドイツから守った
 14人の戦士たちです。
 日本人墓地も3箇所あります。

 道中、ウイグル族の美人と。
 道路沿いの店の
 パン屋さんでした。
 珍しいジャパニーズということで、
 でっかいパンをプレゼント。

 天然の湖ほとりで、
 谷のチューリップ探し。

 道路沿いで、
 山菜のネギを売る
 カザフ族のお母さん。






? カザフスタンの風景

2009年05月11日


   できるだけ、
   アップでご覧ください。

   目の前の天山山脈は
   5000メートル級。
   白銀に輝きます。



   ゆるやかな丘陵。
   紫の花の群落がいっぱいに。
   新緑がまぶしい。
   いい季節です。



   原種のチューリップ
   「ゼナダイエ」
   花びらのかたち、透明で鮮やか。
   園芸種とは、まったく違います。



   これが、
   360度の地平線。
   日本の国土の7倍で、
   ほとんどが草原です。
   農業と、牧畜の国です。
   北海道を
   100倍にした感じでしょうか。



   国中、いっせいにお花畑。
   これは野生のポピー(ケシ)
   スケールの雄大さを、
   伝えられないのがもどかしい。



?カザフスタンの花園

2009年05月12日



    幻のチューリップ。
    その花園です。
    誰かが植えたものではありません。
    日本のように、
    球根で増えたのではなく、
    タネが風で飛ばされて
    群落をつくります。

    これは
    カウフマニアンナという
    原種のなかでも、
    高貴な種類です。
 
    ロシアの高名な、
    植物学者の名前とか。





    ちょっとした、
    丘のくぼみみたいな
    ゆるやかな谷筋が、
    この品種のフィールドです。
 
    接写レンズで写すと、
    この花の
    つつましい美しさが
    伝わってきます。


 

?カザフスタンの環境

2009年05月13日


 カザフスタンの
 谷間では
 原生のりんごが
 花盛りでした。


 原産地ですが、
 国際的レッドデータブック
 (絶滅危惧種)です。
 乾燥に強いので、
 世界中から、りんごの
 台木に採取されています。

 山へ入ったところに、
 旧ソ連時代の保養所が宿舎。
 外観はともかく、
 中身は、40年前の日本の施設みたい。
 まともに鍵がかからない。
 シャワーも真っ赤なさびのお湯が
 出ればラッキー!


 宿舎の前の渓流をたどります。

 こんな巨大な花も。

 ジャパグリ村へ。
 ケビンの集落の
 レストランに落ち着きました。
 おやすみなさい。


?蜜の流れる国カザフスタン。

2009年05月14日


 アクスジャパグリ村。
 国の自然保護区です。
 天山山脈のふもとです。

 国立のロッジ。
 とてもゆったりしていて、
 2人部屋が二つ。



 朝食は、この食堂で。
 ロシア料理のカーシャ。とてもおいしい。
 そばの剥き身のおかゆです。
 ロシアでは日本の10倍も
 ソバを作って食べているのです。
 (日本1万トン、ロシア10万トン)

 この村には、
 チューリップ研究のメッカで、
 博物館があります。
 シンボルはチューリップです。


 数万年前の岩絵。
 レプリカと本物が展示されています。


 熊とりんごの原種。
 もと館長の
 エフゲーニさんと。
 これまで2回、泊めていただきました。

 バラの原種です。
 ギリシャからヨーロッパへ。


 とんでもない山中で、
 蜂蜜業者の巨大なトラックが。
 広大な国じゅうが花園。
 そして天然の蜂蜜が至る所で採取。
 世界一の
 蜂蜜王国なのです。
 風格があり、人なつっこいおじさん。
 すっかり仲良しに。
 ここでひとり、
 一ヶ月、自炊だそうです。

 この国は、バター、チーズ
 ヨーグルトと、
 この蜂蜜が主食みたいな
 濃厚な食文化のくらしが
 毎日になっています。




 

?雄大なカザフスタンの風景。

2009年05月15日



 中国の、三国志。
 豪傑、呂布は養父を殺めても欲しかった、
 千里を走る赤兎馬。
 カザフスタンはその名馬のふるさとです。
 クルマ社会になっても、
 国民は馬が大好きです。
 若者の表情も屈託がない。


 雄大なジャパグリの風景。
 ここは標高1500メートルくらい。
 背後の山々は4000メートル。
 アンナ博士は、
 地元の人たちに愛されている。


 上は、グレーギー種の
 珍しいハイブリット(交雑種)
 掘り取って持ち帰りたかった。
 試験場でここまで開発するのに
 10年はかかるのだから。
 下は、原種グレーギーの
 色変わり。透明な赤がすばらしい。
 この種から200種類もの
 園芸種が生まれている。

 斜面すべてが赤く染まる。



 もうひとつの名花、
 カウフマニアンナ。
 いい写真でしょう?
 アップでご覧ください。

 大陸の天候の変化は
 ダイナミックで、大粒のヒョウが。
 向こうは太陽が照っている。
 帰途を急ぐ。


 ようやく宿舎へ。
 肉の入った濃厚スープで、
 夕餉です。
 きつい一日が終わりました。
 野菜、フルーツ、乳製品。
 もちろん有機、無農薬、無添加。
 健康ですなあ。
 まいにち快食、快便、爆眠。







?きょうは誕生日。

2009年05月16日
 深夜に帰ってきましたので、
 更新遅れてすみません。




   朝〜♪
   ロッジの向かいの山々です。
   気温は零度に近い。



   朝から、近くの山へ。
   こんな谷筋が、
   チューリップのみどころです。
   
   6日間、毎日が過激なトレッキング。
   それで、足は今でも痛い。



   ありました、
   カウフマニアナの群落。
   陽がさすと、すぐ開きます。


   グレーギーの
   華麗な開花。
   われながら、生命感のある写真。
   
   原生種は、ひと鞘に300粒ほどの、
   種で増えます。
   (球根はわずか)
   花が咲くまで9年くらい。
   咲き始めると30年は咲き続ける。
   われわれの身近なチューリップと、
   ずいぶん違います。   



   茎丈が短いけれど、
   大輪です。
   手と比較してください。
   原種の女王様でしょうか。
   年代ものの球根でしょう。



   ランチの支度のとき、
   それまでの25度の晴天から、
   急激に気温が低下。
   雷雲があっというまに、
   近づいてきました。
   稲光とゴロゴロ!山々にこだまして、
   大陸のカミナリはスケールが大きい。
   またも大粒のヒョウが降る。
   あわてて、退散




NANTO#http://archive.nanto-e.com/data/bak/blog/5698/057668l.JPG#l#center#>
   ふもとの牧場に、
   2.5メートルの巨大な花、
   エレムルス・ラクティフロルス。
   圧倒されます。



   ジャパグリ村にある、
   もと博物館長の孫。ロシア系です。
   やんちゃに飛び回っていました。




   レストランの若いコックが、
   腕によりをかけて、
   でっかいバースデーケーキを。
   きょう5月6日は、
   私の誕生日ということで、
   みんなでハッピバーズデー♪〜
   お祝いしてくれました。
   69年生きてきて、初めてです。
   ちょっぴり恥ずかしい。



   アンナ博士から、お祝いに、
   貴重な非売品の専門書を
   プレゼントされました。
   サイン入り。うれしい。
   県のチューリップ優良品種の
   認定委員会に役立つ、
   学術書でもあります。
  
   みんな、ケーキで、
   おなかがくちくなりました。
   人生最良のひとコマであります。
   このコテージでは、
   最後のお別れ会でした。
   

 









?カザフは花園の国

2009年05月18日

 

   カザフスタンを
   800キロ走破しましたが、
   地図上は、ほんの一部を這いずり回っただけ。
   とにかく広すぎる。

   チューリップのウオッチングが
   本来の目的ですが、
   そのほかにも珍しい花々が、
   至る所に華々しく咲いています。



   ケシの仲間。



   よくわからない花。



   この土地固有の
   るり色のくまんばちの仲間
 
 


   マメ科でしょうか。
   がけっぷちの花です。



   エレムルスの仲間の群落。
   きれいな風景です。



   アリウム・ヒメノリズム
   なんのことはない、
   ネギ坊主。
   園芸種になって、身近な花です。

   アリウム・カラタヴィエンセ(下)
   葱坊主のお化け。
   岩くずだらけのところにだけ
   咲くという珍しい花
   バレーボールくらいの巨大なものも
   見かけました。



   園芸品種として、
   貴重がられている。
   育てるのは環境的に大変そう。



   雪渓が消えたらすぐ、
   クロッカスや
   このアイリスが顔を出して咲きます。



   アイリス、つまり菖蒲。
   実はこの周辺が原産地です。
   学名はイリス。この近くを流れる、
   オアシスの川、イリ河の名前から。
   イリ河ほとりに咲く花。
   英語はアイリスですが、
   ヨーロッパではイリスになります。
   チューリップだけでなく、
   アイリス、クロッカス、
   リンゴの原生地がこの周辺です。
   中国を経て、
   あるいはトルコ、オランダを通して
   長い旅の末、
   はるかなる日本にやってきました。
   天山山脈と中央アジアは、
   生物たちのふるさとなのです。

   乾燥地帯ですが、高山のふもと、
   雪解け水のオアシス地帯。
   雪もしっかり降ります。
   立山連峰を抱える、
   富山の地理と同じですから、
   チューリップなど、
   球根類には根付きやすいのです。

   ただ、夏の乾燥期に
   球根を掘りあげて人工的に乾燥させ、
   チューリップは夏眠に入ります。
   雪が降るということは、
   地面が零度以下にならず、凍らない。
   富山は植物にとって、
   特に球根類にとって天国です。

   カザフスタンは動物でも、
   ハゲワシ、コンドル、熊、
   ユキヒョウ、雷鳥
   オオカミ、など
   実に多彩な地域です。
   一部自然保護区になっています。
   お金を払って入ります。









? カザフスタンの美女たち。

2009年05月19日
   ちょっと、方向を変えて。
   カザフスタンの
   美女との出会い。
   (待ってましたあ〜♪)
   こらあ!



   何といっても、
   マルちゃんさん。
   日本語通訳で、ツアーのアイドル。
   メンバーは70代。
   あら、愛っしゃ(いとっしゃ)、孫みたい!

   最初は、
   まだ陽に焼けていない、
   色白の美肌でした。
   すっかり焼けさせてごめんね。

   国立民族大学の学生さん。
   カザフ美人で、
   日本人が失った「大和なでしこ」
   えくぼと、気配りが可愛い。

   今度、大阪大学の
   国費留学生になるべく、
   手続き中です。

   メールで写真、送ったら、
   このブログ、ぜ〜んぶ読んでいました。
   危ないなあ。


   国営宿舎の
   スタッフのカザフの女性。
   カザフ族は、DNAはきわめて
   日本人に近いのだそう。

   マルちゃんは、
   カザフ語と日本語は文法が同じ。
   ただ、漢字、ひらがな、カタカナ
   おまけに漢字の音読み訓読みに
   悩まされているとのこと。
   文字は、キリル文字の親戚です。



   オリダさん。
   アンナ博士の妹さんで、
   明るいロシア美人。
   今回のアシスタントを務めました。

   人口1600万人の、
   独立して10年あまりの若い国。
   牧畜と農業のカザフ人が50%
   ロシア人が40%
   スターリンに強制移住させられた
   朝鮮人が少し。
   ウイグル族、ウズベク族など。
   
   テレビを宿舎で見ていると、
   いろんな人種の国だということが
   よくわかります。



 

?いろんな生き物たち

2009年05月20日
    この地帯は、
    中央アジアの珍しい動物も
    たくさん生息しています。



    草原に生きている、
    カメさんです。びっくりしています。



    天空にはコンドル。
    平原の動物の死骸の掃除屋です。



    トカゲもびっくり。



    至るところに、
    羊や牛が放牧されています。
    遊牧民の里です。



    日本人が珍しいらしく、
    乳房ぶらぶらと、
    牛さんが近寄ってきました。



    コガネムシさん。
    春ですねえ〜



    こちらも春。
    たくましいカザフスタンの
    お馬さん。

    香水の強い日本人が  
    そばに近寄ったら、

    あれれ、困った現象が。
    男として、あやかりたい。
    (お好きな人はアップで
     ご確認ください)
    たくっましい。












? 気まぐれカザフスタン

2009年05月21日


   上空を横切る、
   アネハズルの大群。
   でっかいツルで、ヒマラヤ越えで有名。
   アップでどうぞ。



   はらへった〜。
   遅めのランチが楽しみ。
   おいしい地ワインでいい気分。
   大陸の草原の風は、
   乾燥していて、実にさわやか。

   こんなメニューです。
   ヨーグルトは天下一品。
   ワインは700円くらい。
   (フランスワインなら3000円くらい)



   帰途は、隣のウズベキスタンへ、
   徒歩で国境を越えます。
   バザールで買い物。
   この辺は果物の宝庫。
   乾しあんずやぶどうなど
   盛りだくさんのマーケット。



   オアシス都市の首都
   タケシントのバザールは、
   本場だけあって、にぎやか。



   蜂蜜売りもずら〜ッと。
   無添加。天然100%
   空き瓶に適当に詰めて売っています。
   濃厚な味でした。
   たくましいおばさんたちと、
   カタコト、身振りで
   値段交渉が楽しい。
   コリア?ノー、ジャポン。



   雨季なのに、
   いつもいいお天気の国です。











? カザフスタンの素顔。

2009年05月22日
 こぼればなし。
 カザフスタンのくらしのカットです。


   バザールの前の道端。
   路上で、ブラジャーまで、
   そのまんま売っています。
   (カップのサイズはでっかい。)





   ヤア、ジャパニーズ!
   元気なお兄ちゃん。
   乾燥フルーツがいっぱい。
   試食を熱心に勧めます。
   つい、買ってしまう。
   太陽がびっしり詰まった味がします。
   この国では、
   食品の添加物という言葉が  
   存在していない。
   化学肥料も。
   究極のヘルシー食文化の国。



   ホテルの前は、
   とても広い公園。
   ロシア正教会「ゼンコフ」教会が
   美しい。
   カザフスタンはイスラム教。
   宗教は混在、共存しています。 




   戦勝記念公園です。
   聖火が燃え続けています。
   いまも花束が。



   28人のパンフィロ戦士公園です。
   ブロンズの巨大さに
   圧倒されます。
   ちょっとしたビルなみ。
   
   第2次世界大戦で、
   対ドイツ戦の決死隊の
   メモリアルです。



   記念公園に、チューリップが
   うえられていました。
   原産国なのに、
   古いタイプの園芸種。
   オランダから輸入?



   公園の中心の教会。
   もと、博物館。
   社会主義から脱して、
   ロシア教会に復活しています。
   70年間のブランクです。



   朝夕に、
   放牧の牛、羊、馬が
   帰路につきます。

   道路をいつも占拠して、
   立ち往生はいつものこと。










何でもない風景

2009年05月23日



    なんでもない風景です。
    ようやく、
    日常のまいにちへ。
    ひさしぶりの五月晴れ?




    早苗さんのお店へ。
    その途中、
    早苗がさわやか。




    JR福光駅前で、
    町内会総出で、
    プランターの植え込みです。


   

? なぜ、カザフスタンに?

2009年05月23日
    なぜ?いまどき
    カザフスタンなのか。





    正直、3回のツアーを通じて、
    なぜだろうかと、
    自問自答でした。

    チューリップがらみで、
    原生種に魅かれて、
    というのが第一ですが。

    やはり、
    いつもと違う非日常の
    世界に身をおく。
    外からふるさとを眺める。

    そして、かの地で
    懸命にがんばっている人との
    めぐりあいというのは、
    実に刺激的である。
    俗っぽいけど、ほんと。

    息の長いお付き合いが多い。 



    グレーギーという、大輪の原種。
    開きはじめたつぼみ。色気がある。
    これから200種もの園芸品種が
    誕生した。アップでどうぞ。


    何度も、何度も
    天山山脈の山すそや、丘を
    駆け巡ってきた。
   
    これまで、富山のチューリップの
    新品種認定を30年手伝ってきたが、
    原生種の魅力はまた、
    別の世界である。

    砺波のチューリップ・フェアは
    球根生産の畑のイメージで
    会場がデザインされている。
    自然環境との調和が乏しいと思う。

    ここ、カザフスタンは、
    むろん、野生の、自然のまま。
    人の手はまったく入っていない。

    不思議なのは、
    原種ほど、花びらや姿、
    色彩の澄んだ美しさに満ちており、
    すなおに感動する。
    自然の造形の神様は、
    なんと偉大であろうか。

    つぼみ一つでも、
    マクロレンズで撮影し、
    拡大したときに、
    ピュアな生命感が
    伝わってくる。

    われわれが日ごろ、
    花壇で見るチューリップは、
    色、かたちが派手であるが、
    どうも、プラスチックの
    造花に見えてしかたがない。

    とやまの研究者、技師、
    生産者にぜひ、その違いを
    見てほしいのだが、
    みなさん、行きたくても、
    花期が重なってそれどころではない。

    その人たちの身代わりに、
    みやらくもんが
    通っているような気分である。

    いずれ、テレビ、新聞、
    雑誌などで全国に紹介したい。

    それと、
    ソビエトが崩壊して15年くらい?
    カザフスタンは、
    資源大国で、若い国。
    経済成長も著しい。
    日本に好意を持っている。
    もっと、
    知ってほしい国なのである。  

五箇山の田植え

2009年05月24日


     雨上がりの
     南砺市の水田です。



     みんなで農作業の日
     in五箇山

     相倉での田植え。
     開会式。100人を超えました。
     合併と同じ5回目を迎えました。
     農業公社の作業説明。



     行政センター長みずから
     コロガシで、
     田植えの筋をつけます。
     なつかしい風景です。
     地元の熱意が、 
     この事業を支えます。 



     前夜、勇助に泊まった、
     東京・筑波大学の
     黒田ゼミ大学生たちです。
     もちろん、田植えは初体験。
     コーリャク隊も含めて、
     キャッキャッツ!と
     若い人たちの賑やかな、
     笑い声が響きます。
   
     明日の新聞、ケーブルテレビで
     紹介されます。

     この事業が、
     耕作放棄地の解消ということで、
     日本農業会議所会頭賞を
     受賞しました。



     




がんばる先生

2009年05月25日



     相倉の田植えの
     開会式のあと、取材で
     立ち寄った、
     平・小来栖の田植え風景。

     葬儀に参列、

     すぐ富山市の
     北日本新聞ホールへ。
     結構いそがしい日。



     安念千重子先生(砺波)の 
     声楽研究所による、
     ANの会第15回コンサート。

     福野の杉原芳枝先生が、  
     難しい、七つのスペイン民謡に
     挑戦されました。
     華やかな衣装と、歌声で
     250人の会場を魅了。
     ほんとに、何にでも前向きに
     トライされる姿に敬服。

     わが、つれあいも
     愛の賛歌シリーズで、
     目張り(古いなあ)を
     バッチリ入れて、
     がんばっておりました。




     帰宅して、お風呂へ。
     なんでも、
     厚塗りの顔が重いとか。

     そんなもんですかねえ。
     ご苦労さま。



天地人のふるさとへ

2009年05月26日



    上越市で、
    北信越博物館協議会の
    総会と記念行事。
    パネリストで、南砺市を紹介。
    各県の館長たちが、
    ぜひ南砺市へ行きたいと名刺の束。
    
    記念講演は、ゆかりの神社宮司
    花ヶ前盛明氏による、
    「天地人と御館の乱」



    春日山の模型は、
    「天地人博」の会場で。
    この春、30万人がやってきたとか。



    史実は毘沙門堂。
    ドラマでは毘沙門洞。



    NHKの大河ドラマの
    実物セットもあったりして。
    衣装を着てモデル撮影も。
    扮しているのは、
    参加の、魚津の職員。



    春日山・林泉寺の
    上杉謙信公のお墓にお参りする。
    意外と質素なつくり。



    さらに、
    岩の原ワイナリーまで。



    もちろん、
    お昼は、ここで  
    白ワインつき。

    この種の全国大会を仕事として、
    ずいぶん沢山お世話してきたが、
    お客さんの身分は、
    なんと気楽なものかと。

    ありがたかった。



 



好評・谷内正遠木版画展

2009年05月27日
  福光美術館の

  内正遠木

  たにうち・まさとさんの
  おだやかな、 
  北陸の風情を描いた、
  企画展が予想以上に好評です。




  まあ、2ヶ月半で、
  3000人というところか、と、
  予想していましたら、
  なんと一ヶ月足らずで、
  3360人に。

  あと1ヶ月、6月28日までです。

  滞在時間(鑑賞時間)が
  いつもの倍以上です。
  団体さんも毎日連続です。
  添乗・ガイドさんが、
  やきもきしています。

  あなたの
  好きな風景が必ず見つかります。

  
  きょうは何の日?
  
  1905年 日本海海戦の日です。

  旧東ドイツ、ハンガリー、
  チェコ、カザフスタンなどの人は
  文句なしに日本が好きです。

  かってのソビエト連邦の
  支配下にあった人たち。

  フィンランドやトルコは
  熱狂的日本ファンです。

  いまから104年前、
  明治38年のきょう。
  東洋の小さな弱小島国の
  日本帝国海軍が、
  世界最強のバルチック艦隊を
  完璧なまでに撃破した。

  そのことが、
  中央アジア、中東諸国、
  東欧、北欧、ラテンアメリカに
  どれだけ喜ばれたかわからない。

  100年以上の世界の歴史を、
  それらの国は
  しっかり教育している。

  ひるがえって、
  日本は高校で世界史を省略したり、
  ひどいもんだ。

  棟方志功が「疎開」して、と
  全国紙の若い記者に説明したら、
  「疎開」に意味がわからず、
  苦労したことがある。 

なんでも鑑定団です?

2009年05月28日



     なんでも鑑定団
     ではありませんが、

     年に1回の
     選定委員会です。
     北陸のトップクラスの
     専門家たち。

     いろんなルートから
     寄せられた、
     棟方志功の代表作です。 



     額をあけて、
     とことん調べます。
     棟方作品は
     3倍もの贋作が流通。
 
     将来の南砺市の
     財産が増えるのですが、
     それだけに慎重なのです。
     むずかしい手順があります。

     提供された相手は
     もっとも信用できる業者ばかり。
     10年以上も、
     狙って探し続けていた作品が
     ついに姿を現しました。

     100%ホンモノと
     確認されました。

     テレビの「なんでも鑑定団」
     似てもいるし、
     また、別の世界でもある、
     スリリングな会議です。

     名品ほど、
     多くのドラマに満ちています。
    

この虫、なんの虫?

2009年05月28日




    美術館の玄関に、
    踏みつけそうになった甲虫。
    初めて見ました。
    不思議な模様。

    ヨーロッパのナイト(騎士)のよう。
    金粉をまぶしたような、
    おしゃれな、芸術作品のような
    不思議な大型の甲虫です。

    昆虫図鑑、持っていませんので、
    どなたか
    博識のかた、
    マニアのかた、
    教えてください。

珍しい棟方志功のガーデニングです

2009年05月29日


 
      棟方志功は
    ガーデニングの
    先駆けだった?


    6月1日発売の
    北陸3県の雑誌「自然人」に
    棟方志功記念館
    愛染苑の
    小さな小さな庭の
    花々を紹介しています。

    世界のムナカタ。
    ダイナミック、豪快な大作。
   
    その一方で、
    水辺の草花や生き物が
    とても好きでした。

    繊細な、こころ豊かな
    感性の持ち主でもあります。



    写真は、
    私がいつも撮影していた、
    ストックから提供しています。
    愛染苑を訪れるお客さんは、
    この数ヶ月で倍増しました。

    ホンモノ志向と、
    志功さんが60年前につくった、
    ガーデニングに
    人気が出てきました。
 
    スタッフも
    大切に手入れしています。

    きょうの北日本新聞
    県東部版に
    わがつれあいの
    紙芝居の記事が載っています。

    2年前の
    「ちよゑちゃんとパパと
    だまし川」の
    紙芝居→絵本に
    引き続いての第2弾です。


南砺市と、男女共同参画(補足)

2009年05月30日
  わたしの
  独断と偏見です。

  南砺市と
  共同


 今朝の北日本新聞に、
 南砺市の
 男女共同参画推進の記事が
 掲載されていた。

 20歳のころ、
 日本女性史研究会に所属。
 勉強会である。
 若い男の子は私だけ。

 いらい、このテーマに過剰反応してしまう。
 べつに、フェミニストではない。

 男女共同参画のことばが
 一人歩きしているころから、
 県や自治体のプロジェクトに
 「参画」してきた。

 南砺市の場合

 私見であるが、男女共同参画とは、
 社会のしくみのあらゆる場面で、
 意思決定にせめて半数の女性を
 「参画させよう」ということと理解している。

 わかりやすく言えば、
 市議会などの議員の女性の数。
 市役所の女性幹部の比率。
 その他、地域振興の役員構成など。

 日本は世界最低。
 富山県も最低に近い。

 南砺市は、県内でおそらく最低。
 つまり、世界最低ランク?

 その要因のひとつに、
 信仰の風土がある。

 ごぼはんが偉く、女性は一歩引く。
 おだやかな「土徳」の風土には、
 プラス要因はたくさん挙げられるが、
 こと、女性の問題では、
 どうにも感心しない。

 男尊女卑とは死語であっても、
 数字は如実に物語る。

 地域固有の文化・精神社会は
 数百年かけて完成されてきたから、
 変えることは容易なことではない。

 かって、南砺に疎開してきた、
 棟方志功は、
 これには辟易した。
 女丈夫?のチヤ夫人にとっては、
 まことに憤慨すべきことであったようで、
 南砺への感情の溶解まで、
 実に60年の歳月を要した。

 数少ないお付き合いであるが、
 中国の紹興市の中学校、
 チェコ国立東洋美術館、館長
 ドイツの版画美術館の館長、市長
 みな女性であった。

 颯爽と、演壇にメモなしで
 見事なスピーチをする。
 それが当然という、圧倒的な雰囲気。
 かといって、男はウジウジしていない。
 にこやかな、信頼関係で
 ことが運んでいて、うらやましかった。
 
 男女共同参画は、
 自然体で実現してほしいものである。

いやちゃ!いやらしい!

2009年05月31日



     のろしまつりで
     (魚津・松倉)
     雨天にもかかわらず、
     地区あげての楽しみ。
     初めてのぞいてみました。

     獅子舞の道化です。
     おかめと、
     ひょっとこ。
     ひとりの人間です。



     
     もうひとりの道化も
     ちょっかいを。

     会場は爆笑でした。




     天地人のドラマに
     ひっかけた演出。

     村は、
     平和ですなあ。
作者 : 奥のほそみち

石崎光瑤に感動し、棟方志功に共鳴するお仕事です。運転しないから、人の行かない裏通りや、細い道をひたすら歩く。 そこで見つけた話を紹介したい。 雪吊を 終えたる樹々の 斜塔めく          あさぎり         

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