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2012年05月17日

     ことしの大雪と冷害。
     庭の雑草は、
     いきなりの暖気と雨で、
     例年にない急成長の感じ。

     汗だくで、
     電動除草機で草刈り。
     なんとなく、
     地面取りごっこみたいで
     面白くなる。




 好きになれないもの。
 ほとんどの大河ドラマ。

 武将たちの地面取りごっこ。
 覇権をめざして戦争。
 女が巻き込まれ、必死に生きる。

 いつもの、役者が
 絶叫ばっかりする話は疲れる。

 大多数の、
 名なき民の平凡な生き方、
 ささやかな面白さ、男と女。
 どこにも出てこない。




 ベストセラー、○○賞受賞。
 これも苦手。
 めったに手にしない。
 どこか奇をてらう媚が気に入らない。

 が、これだけは
 例外である。
 「舟を編む」三浦しをん著
 光文社刊

 辞書造りの職業小説。
 直木賞受賞作家で、すでに
 10万部のベストセラー。
 ますます鼻につく。うえッ。

 ところがどっこい。
 プロの全国書店員の選ぶ本の、
 グランプリに改めて決まる。
 なんだ、いまさら、
 という声もあったそうだ。

 つづく






2012年05月16日


         我が家だけの

         一日の終わりの
         セレモニー?




 たった二人だけの、
 夕餉のあと。
 洗い場は満杯。

 昔の生家は13人家族だった。
 それと比べるとまだ、まし。

 料理に合わせて、
 ワイン、芋焼酎、紹興酒
 大吟醸、熱燗と選択肢。

 しばし陶酔

 醒め始めのころから、
 主夫の勤めが始まる。

 むかし父子家庭だったときは、
 料理をつくる楽しみがあった。
 いまは、後片付けに専念。
 ありがたいこと。

 油ものも、たいがいお湯でキレイに。
 中性洗剤はちょっぴりしか使わない。
 有機の小1本買えば2年は保つ。

 環境汚染に、洗剤の
 潜在的影響力は実に多大であるが。




 ほろ酔い加減で、
 一気にシンクを片付ける。
 ステンレスも水滴を拭い、
 ピカピカに。

 なんだか、作品を
 完成させたような達成感なのだ。

 教師をつれあいにすると、
 かくも教育が
 徹底するという見本なのです。

 あったかい布団に
 もぐり込むとき、
 きょう一日が
 平穏であったことに
 感謝。

 お宅は如何。
 




2012年05月16日


       ざいしょの会合のあと、
       川合田温泉に泊めてもらう。

       部屋には、
       白の牡丹の大輪が
       床の間にも
       光瑤さんの牡丹(複製)。 




 牡丹は、どの色も
 品格があって美しい。

 立てば芍薬、座れば牡丹と日本の
 美人のたとえがあるが、
 葉っぱとのバランスは牡丹がいい。

 あさぎりさんも
 俳句に―プロフィールに拝借

 南砺市出身の花鳥画家、
 石崎光瑤はことのほか牡丹が好き。
 京都の自邸に100株育てていた。
 牡丹を描かせたら右に出る人は
 いまだにいない。

 暗いうちから、
 花が開くのをじっと観察し続ける。
 奥さんにおにぎりを作ってもらって、
 それをかじりながら。
 花の生命に命をかけた人。

 虫を取ったり、施肥などの
 世話は本人が、みずから丹精込めて。
 亡くなって、みな枯れた。

 京都の栖鳳記念美術館の
 岡田館長さんは、生粋の
 京都美人。
 その方から「光瑤はんは、ほんとに
 上品なひとですえ」と。
 大ファンだった。

 そう言われると、悪い気はしない。
 自分がほめられた気分になる。
 南砺の人は、品がいい?
 その人が、
 いちばん愛した花だった。
  





2012年05月15日


         沖縄復帰40年。
         八重山の西表島から
         毎日更新される、
         ブログを見て一日が
         始まる。




 昨夜、NHKで
 沖縄の竹富島の上勢頭芳徳さんが、
 島への外部資本参入で
 コメントしていた。懐かしい。

 25年くらい前から親交。
 民俗・民藝資料館を運営されている。
 沖縄の文化を守るため、
 島の文化を守るため奮闘してきた。
 
 数年ごとに
 お会いするのが楽しみな人。

 南砺にも民藝関係で来訪。
「土徳土徳で参ったなあ」と、
 沖縄の現状との違和感をもらして、
 帰っていった。

 本土からのお客さんで、
 富山から、と聞くと、私の名前を告げて
 知っていますか、
 と尋ねることにしているそうで、
 あとで、よくびっくりしたと報告される。

 日本の最南端の
 真宗寺院でもある。

 沖縄戦では、戦略的価値なしと、
 侵攻は受けなかった。
 それだけ、文化財や民俗資料も残る。
 60年かけての個人による蒐集。

 びっくりしたのは、
 「方言札」の現物の展示。
 戦前、沖縄方言を使うと罰として、
 一日首に掛けさせられた。

 税金を未納の人への
 拷問道具も!
 野田首相に見せたいなあ。


 竹富島は、町役場が向かいの石垣島にある。
 でっかい西表島も竹富町。
 海の諸島のまち。
 サンゴ礁に囲まれていて、
 昔の大津波の大災害から遁れた。




 竹富島で年越しソバを食べ、
 外へ出ると草むらに光るものが。
 イリオモテボタル


 星砂のパラダイスでもある。
 観光地ではあるが住民は300人。
 しかし、過疎に悩む。




2012年05月14日

         田植え花
         いま、
         田植えのまっさかり。
         この花も
         まっさかり。




 北海道から、本州の
 日本海側、島根県あたりまで。
 目立つ、この色。

 近年、GWに田植えが集中していて、
 季節のズレがあった。

 ことしは、営農組合や
 寒さ、県の指導などが重なって、
 ちょうどいいタイミング。

 よく見ると、
 実に可憐で華やか。
 水揚げは悪いが。




2012年05月13日
 土曜日に、
 NHKさんで、朝いちばんの
 ローカルニュース。
 棟方志功展の紹介。
 好天もあって、
 日曜日は、
 館内はにぎやか。
 愛染苑も遠来のお客さんで、
 昼食も「まま」ならない。



   (志功さんが好きだった、愛染苑のハマナス
    内陸部では珍しい。青森の海岸に咲く)

        栖霞苑を開く会
        1周年の集い。
        福祉会館3階ホールで。



 「松村謙三精神と
  現代中国情勢について」
 
 東京大学 先端科学技術研究センター
 特任教授の
 林 幸秀先生(南砺市荒木出身)の
 記念講演会

 気になる現代中国の
 科学技術のレベルと将来。
 興味ふかいお話だった。

 松村謙三先生は、
 時の政権内にありながら、
 国賊扱いを受けても、
 日中国交回復に政治生命をかけた。

 当時は、いまわしい 
 毛沢東と四人組の最悪の国難の最中。
 その中にあって、
 対等の交流の橋渡しをされる。

 現在の、中国。
 日本に対しては、鬼扱い。
 反日教育は根強い。

 中国人は自国民の評価を
 「寛容な民族」と
 思っているとのこと。
 この、温度差。

 科学技術については、
 日本は優位にあるとはいえ、
 中国の人口の多さ、教育水準など、
 安閑としておれない。

 バブルもいつはじけるか。
 しかし、時間がかかれば、
 日本も影響は大きい。

 ヨーロッパのEUは、
 危機に瀕しても、崩れない。
 なぜなら、
 中国、アメリカ、日本、
 そしてインドなどに対抗するためにも。
 ドイツがかなめに。

 エネルギー問題、
 レアメタルなどの資源、
 最新の情勢と見通し。

 などなど。

 中国との対等な付き合いは必要。
 上下関係ではない。
 松村精神を見直す時期なのかも。


 それにしても、
 政局の内輪騒動で、外交は
 存在感希薄なニッポン。

 天皇陛下におまかせ?
 痛々しい。

 松村謙三さあ〜ん♪
  
 
 


2012年05月13日
        チューリップ生産
        65%減少。

        関係者の間で
        ささやかれてきた。
        後継者難。




 最大の原因は、
 ユーロ安と円高とされる。

 しかし、本音は、
 手間のかかる割にもうからない。
 現場の高齢化の影。




 私見であるが、
 消費者ニーズの開拓不足。
 マーケットは、情報産業でもある。



 生産優先の体質から、
 大胆な発想の転換が
 求められる。
 農業全般の課題。




 チューリップは
 中央アジアで生まれた花。
 その生命感と魅力は、
 日本人の感性に似合うはず。
 洋花のイメージが強いが。

 南砺市の
 立野が原は、原産地と
 地質・環境がおなじ。

 

 (自然に殖えた原野、5000万本の花園
 昔の立野が原とほとんど一緒)

 球根栽培も、
 切花生産にも、
 南砺市の風土に似あっている。

 過去12年間4回、
 カザフスタンの原野を
 実際に歩きまわってきたから。

 なお、ここは、
 リンゴの原生地のひとつ。
 そこたらじゅうに、
 野生のリンゴが林に。
 立野が原台地は
 果樹にも向いているので、
 三社柿も適地だった。




 チューリップ生産といえば、
 砺波のイメージが強いが、
 南砺、高岡、
 入善周辺の生産は盛ん。

 日本人のこころに
 さらなる、
 チューリップ本来の魅力を
 提供できる可能性は高い。

 夢のある世界は、
 結果としてもうかる。

 興味のおありのかたは、
 美術館のショップに、
 万華鏡チューリップ特集号(800円)

 中央の種苗・園芸家が
 注目されて、まとめて購入されます。
 


 奥のふかいチューリップ。
 物語が生まれそう。





2012年05月12日


        城端線の
        存続、活性化が
        注目されている。

        利用者のひとり。
        内側からの
        リポートです。




        朝、高岡からは、
        高校生で超満員に。
        新一年生は、
        まだ中学生の卵の殻を
        お尻にくっつけている。




 この季節、城端線が
 いちばん輝くとき。
 田園地帯に立地している、
 製紙会社の煙が
 まっすぐに上がる。




 高岡市戸出あたりから、
 砺波市にかけて、
 いい屋敷林が多い。

 特に、ケヤキの大木の
 新緑が、水田に映えるのが最高。




 福野から東石黒あたりが、
 南砺の田園風景として、撮影スポット。




 ふだんは、みすぼらしい屋敷跡。
 水が入ると、蘇る。

 高校生たちは、おしゃべりと、
 ケータイに夢中。
 まじめに、試験ノートを
 見せっこしているのも。

 旅行者は、カメラを向ける。
 本線とちがって、
 窓ガラスはいつもキレイではないが。




 気になる、使われないホーム。
 かっては「常花線」として、
 四季おりおりに、花が植えられていた。
 いまは、荒れたままも多い。

 地元地区の皆さんが
 年に数回、手入れされているが、
 駅によって、温度差がある。

 高校生たちの利用が80%。
 彼らの通学の環境も、
 気くばりがいるのでは。
 本人たちの参加もふくめて。

 城端線を愛するひとりとして。













        




2012年05月11日


         富山県民会館で
         現代工芸美術家協会
         富山会展




 なじみの秀作が多い。
 なんと、
 南砺、となみ野の作家が大半を占める!
 それも、この春の
 ザ・セッション!
 アートの俊英展のメンバー。
 いかに、このグループのすごさ、
 結束力があるかを
 思い知らされる。

 許可をいただいて撮影。



 会場を出たら、
 県民会館のロビーで
 ときならぬマスコミインタビューが。




 焼肉チェーン店の被害者家族の
 県への申し入れと、
 記者会見らしい。

 あるNPOの相棒が、もと保健所長。
 事故が起きれば、一週間は
 家に帰れないそうだ。

 イベントのときの飲食許可など、
 なんてうるさい、といつも
 煙たく思っていた。

 とうぜん被害者に同情。
 そして、対応している
 監督官庁の人たちにも
 陰ながら同情。






2012年05月10日
        小沢騒動や
        問責。
        いま、こんなことに
        時間とカネを
        使っている場合か。




 城端曳山の
 いちばん古いのが「諫鼓山」
 かんこやま

 中国の故事。尭王が、
 「もし、わしの政治が悪かったら、
  この太鼓を叩くがよい」
 諫めるための太鼓。

 善政を敷いたので、鳴らず、
 鶏が留まった。
 それが神さまとともに
 ギュウギュウと巡行する。



      (曳山祭りポスターから)

 この諫鼓山に、載せたい人が多い。
 いや、載せるとけがれる。

 平和の象徴として、
 よく全国の曳山に登場するが、
 諸外国の激しい紛争を
 ニュースで見るにつけ、
 まだ、日本はましな、
 平和なのかも。

 そうこうしているうち、
 政界に、別のことば、
 閑古鳥が鳴くのでは。

 じょうはなの町衆が
 政治家を
 ギュウと言わせてくれている。
 ありがたい。



2012年05月08日

       雷鳴とともに、
       ボードデッキに松ぼっくり落下。
       濡れていると閉じているが、
       陽が差すとひらく。
       自然は生きもの。




 若い時、5月1日の
 メーデーに参加したことが一回ある。

 昭和30年代前後、激しい労働争議が
 全国的に頻発した。

 それを経験した富山の企業は、現在
 ほとんど、トップ企業として大成している。
 経営責任と、
 働くものの自覚と誇りが
 緊張感を持って育まれていた。

 その経験からも、当事者は、
 労組対策に苦労した。

 たとえば3公社5現業と呼ばれた
 国鉄、日本電電公社、林野庁、
 専売公社、郵政省などの組合も
 大きな力を持っていた。
 みんな、民営化や分割されて、
 経営効率はよくなった。

 JRのように、格段に
 サービスが良くなったし、
 意思決定もスピーデイになった。

(民営化で国鉄は、
 東と西とに分割され、
 北陸新幹線開業についても、
 意思決定が複雑になってしまうし、
 並行在来線も難題が多い。
 採算が優先されてしまう。
 地元負担も大きくリスクもある。)


 いまは、民間企業でも組合員の
 組織率は低下をたどる。
 不況のときは、労働運動も下火に。
 組合員であることの
 連帯感、誇りやメリットが
 なかなか実感できない。

 労働争議の洗礼を受けていない、
 経営者は奢る。
 株主にだけ配慮していればいいのだから。
 
 数十億円を掏ってしまった王子製紙の御曹司、
 オリンパスの粉飾決算、
 2000億円もの年金基金を溶かした、
 AIS投資顧問会社。
 そして非正規雇用者の増大。
 
 労働組合との緊張関係があれば、 
 時には経営者の不祥事について、
 暴走の歯止めや、
 内部からのチェック機能を
 発揮できたかもしれない。

 グローバル化の時代。
 言ってみてもムダなんだろうか。

 



2012年05月08日

        いつになく厳しく
        長い冬でした。
        お世話になった、
        薪ストーブを掃除。
        感謝をこめて、
        丹念に。




 庭の古木の梅や、
 折れた太い枝の始末は、
 ふくれっ面のつれあいが薪小屋に
 積み上げて、今度の冬に
 備えます。
 小枝は、草刈りに邪魔。
 まめに、段ボール10箱に。
 貴重な焚きつけになる。
 ますますご機嫌が悪い。
(ぎっくり腰につき、手伝わず)




 新しい薪小屋の手前、
 野生化した大根の花園になる。




 城端の麦や祭り会場で、
 麦と菜種のタネを売っていた。
 そのナタネの花が庭で自生している。

 さらに、ラデイッシュの
 生き残りが春に咲いて、混合する。

 利賀でいただいた辛味大根も
 これに混じった。

 おまけに、上平の赤カブも
 春を迎えて、混合する。

 アブラナ科は、実に混じりやすい。




 2種混合ハイブリットはF1.
 これは、F4?

 ほったらかしガーデニングの
 結晶、結果です。
 暮れに収穫の大根は
 実にさまざま。
 葉っぱは、捨てずによごしにします。

 やれやれ。










 






2012年05月07日
 

       あさ〜♪
         これぞさつき晴れ。
         庭の雑草は
         あっという間に
         盛り上がってきます。
         もう、刈らなくっちゃあ。

         でも、森のような
         ほったらかしの庭では、
         朝陽に光る、
         雑草の風情も捨てがたい。




 新潟駅で、求めた二品。
 こんな重いもん、
 なんで、と、つれあいに
 呆れられる。

 いつもは地元の地酒。
 でも、この銘柄は、
 かって行きつけの富山市の
 居酒屋のおやじが、
 高知の司牡丹とともに、
 直接取り寄せて自慢していた。

 典型的な下戸なので、
 微妙な味の差がわからない。
 今は、奥さんが続けている。

 利賀村でいただいた、
 センナとコゴメを肴に、
 スイッ。
 極楽極楽。
 センナを
 教わったとおりに調理。
 辛くて飛びあがる。

 性悪の嫁がつくるセンナかな
 





2012年05月06日


            春の嵐、突風。
            チューリップも
            うなだれる。



         

            咲いたばかりの、
            桐の花も
            吹き飛んで地上に。





 きょうは、
 ついに原発ゼロの日に。


 むかし、2度の石油高騰による、
 オイルショックがあった。
 官民あげて、
 省エネルギーに取り組む。
 依頼をうけて作った、
 省エネルギーの大ポスター。
 北陸3県にくまなく貼られた。

 利賀村、中谷信一さんの
 からくり玩具。木挽き人形です。




 腕のいい木こりだった、
 父親の姿をかたちに。

 ムダな「力」に
 「エネルギー」とルビを振ってある。

 行政・自治体も、
 電力会社も、
 電機メーカーも
 みんな、
 ひとつになって取り組んだ。
 そして乗り切った。
 いまでも、通用するのでは。





 夕陽の庭のシャガ。
 たそがれ直前のかがやき。

 恥ずかしや、きょうは
 たそがれ寸前の 
 誕生日でもある。





2012年05月06日
           好天に恵まれ、
           という、月並みな表現。
           予報に反して、
           5日はラッキーな晴天。


           4日は、小雨。5日は傘マークなのに晴天。
           そして6日は雷鳴の荒天。ときた。


 美術館のロビーは、
 新緑がまぶしい。

 午前は、
 東京の日経カルチャー・ツアーさん。
 人数限定のスペシャル旅行団。
 午後は、
 川村文乃さんのハープ。
 緑の森のコンサートは好天すぎて、
 心配したが、予想の2倍の入場。


 棟方志功展も予想以上。
 有名館長もゆっくり鑑賞。
 油断ならないお客が、
 毎日のように続く。
 ありがたいことであるが。





 25年前、文化出版局の
 季刊「銀花」67号に、
 城端の曳山祭りを全国に紹介した。
 日本の、地方の
 優れた文化を発掘、紹介された、
 今も古書店で高価な雑誌。
 影響力は大きい。
 この号は特に好評で
 珍しく売り切れたとあとで聞いた。

 前年に五箇山へ
 新人女性編集長を案内して、帰途、
 城端の宵山を見せたら、驚愕。
 飛騨高山の祭りよりはるかに凄い。
 翌年、改めて名カメラマンと
 本格的に特集してもらった。
 私も若輩ながら執筆。

 実は夜祭は初体験。
 ご招待いただいて、ついでに
 図々しく、知り合いの山宿、庵唄所望の
 お座敷をハシゴする。
 ありがとうございました。

 当時の記事を再読。
 「変化を排除することで維持できる祭りだ」
 などと、生意気なことも。

 屏風や軸物を拝見。
 神饌も拝見。翌日町内のみなさんと。
 慰労の宴でいただくのだとか。
 
 散策中に、実にいろんな方と、
 めぐりあって、
 ホンモノの祭りにともに酔う。


 紋付袴のご当主と
 美人の奥さん、娘さんが前列に。
 燭台の灯りで、襟足がなまめかしい。
 前を通りかかる見物衆の
 注目のマトなのが、
 後ろで座っていて不思議な体験。
 庵唄は町内ごとに趣きが違う。
 居ながらにして、
 京と江戸の茶屋文化を味わう。



 クライマックスの、
 帰り山。ゆったりと時間が流れ、
 ギュウ山と愛称される、
 方向展開の見せ場とともに、
 宴は終わる。
 お客さんを送って、帰宅は
 午前さま。














 





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プロフィール
 
石崎光瑤に感動し、棟方志功に共鳴するお仕事です。運転しないから、人の行かない裏通りや、細い道をひたすら歩く。そこで見つけた話を紹介したい。 緋牡丹の ばっさり果てる 気負いかな −あさぎり−   
作者名 奥のほそみち
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